【防災グッズ】100均だけで「非常用持ち出し袋」の中身をどこまで揃えられる?

公開日:2019年3月7日

我が身を守る防災グッズ。『非常用持ち出し袋』の中身を100均アイテムだけで揃えられるか検証してみた!

【防災グッズ】100均だけで「非常用持ち出し袋」の中身をどこまで揃えられる? 非常用持ち出し袋のイメージ
万が一の際に役立つ防災グッズ。備えあれば憂いなし!

物理学者で俳人の寺田寅彦氏は「天災は忘れた頃にやってくる」との言葉を残したが、今の日本は忘れる間もなく次々と災害が起こっている。地震、津波、台風、ゲリラ豪雨、火山噴火……間違いなく日本は〝災害大国〟だ。

いざ災害が起きれば、避難が必要になる。その避難時に持ち出すべき必要最低限の物を入れておくのが「非常用持ち出し袋」だ。しかし、実際に自宅に非常用持ち出し袋の準備ができている人はどれくらいいるだろうか。

そこで今回は、一人暮らしや若者の強い味方〝100円ショップ(100均)〟で「非常用持ち出し袋」の中身になる防災グッズが用意できるのか検証してみた。今回利用したのは100円ショップの王様、「ダイソー」だ。

どんな防災グッズをどのようにそろえたらいいか分からずにいる人は、ぜひ最後まで読んでほしい。

このページの目次

災害に向けて準備しておきたい「非常用持ち出し袋」とは?

ひとつの非常用持ち出し袋
非常用持ち出し袋は何のために用意する?

地震や台風など、自然災害が起きたときに頼りになるのが「非常用持ち出し袋」だ。普段使用しているメガネや補聴器などはもちろん、避難生活をサポートしてくれるさまざまな防災グッズを入れておき、非常時に使ったり、避難先へ持ち出したりする。

災害が発生する前に、非常用持ち出し袋をしっかりと準備しておけば、いざというときにとても役に立つ。今では100均でさまざまなものが揃うため、非常用持ち出し袋を準備するのにそれほど大きな出費とはならないだろう。

100均で揃えられる防災グッズ!「非常用持ち出し袋」の中身

「100均アイテムで防災グッズを揃えられるか」の検証を始める前に、まずは非常用持ち出し袋に入れておくべきアイテムを知っておこう。

日本赤十字社や多くの自治体がホームページなどで『非常持ち出し品チェックリスト』を掲出している。今回は、神奈川県横浜市が推奨している1次持ち出し品(避難1日目をしのぐために必要な物品)を参考にしてみた。

【防災グッズ】100均だけで「非常用持ち出し袋」の中身をどこまで揃えられる? 非常持ち出し品チェックリスト
必要最低限の30項目。ただし、このリストには貴重品や女性用品など個々の環境で必要な物は含まれていないので注意しよう

ざっくりまとめると、必要なものは以下のとおりだ。

非常用持ち出し袋に入れたい防災グッズ①:食料

生命を維持するためには当然、食料が必要になる。
防災グッズとして揃える食料は、「エネルギーになる」「賞味期限が長い」「調理に手間がかからない(そのまま食べられる)」などの条件を満たしたものがおすすめだ。

【防災グッズ】100均だけで「非常用持ち出し袋」の中身をどこまで揃えられる? 食料
乾パンなどが代表的だが、長期保存に特化した防災グッズとしてのごはんやレトルト食品なども販売されている

非常用持ち出し袋に入れたい防災グッズ②:飲料水

飲料水も食料と同様になくてはならないもの。
水なら手や傷口を洗ったり、料理に使うなどの飲む以外の用途にも使用できる。そのためお茶やジュースなどではなく水を用意しよう。

【防災グッズ】100均だけで「非常用持ち出し袋」の中身をどこまで揃えられる? 飲料水
ペットボトルのミネラルウォーターが手軽だが、長期保存水などの防災グッズもある

非常用持ち出し袋に入れたい防災グッズ③:救急用品

災害での怪我に備えて、傷の手当をするための救急用品は揃えておきたいもの。
防災グッズのセットの中に消毒液や絆創膏、包帯などが入っていると心強い。

【防災グッズ】100均だけで「非常用持ち出し袋」の中身をどこまで揃えられる? 救急用品
絆創膏、消毒液などを揃えておきたい

非常用持ち出し袋に入れたい防災グッズ④:シート類

シート類があれば、避難所でのスペース確保や濡れた地面に座る時、雨避け、保温などに役立つ。
レジャーシートやサバイバルブランケット(アルミ保温ブランケット)を防災グッズとして揃えておくと安心だ。

【防災グッズ】100均だけで「非常用持ち出し袋」の中身をどこまで揃えられる? シート
雨避けに使うことを考えて、水をはじく素材が望ましい

非常用持ち出し袋に入れたい防災グッズ⑤:衛生用品

不潔な環境は体調不良や感染症などにつながる危険性がある。トイレや入浴などが制限される場合もあるため、防災グッズとして衛生用品があると便利だろう。
タオルやポリ袋、ウェットティッシュのほか、簡易トイレなどがあると役に立つはずだ。

【防災グッズ】100均だけで「非常用持ち出し袋」の中身をどこまで揃えられる? 衛生用品
身の回りをできるだけ衛生的に保つためにも、ポリ袋などは用意しておきたい

非常用持ち出し袋に入れたい防災グッズ⑥:テープや文具

意外に思われるかもしれないが、災害時はガムテープが役立つ場面が多い。過去の震災時では、ガムテープにマジックで伝言を書いて貼り付けておいたり、私物に貼って名前を書いたり使い道は様々だ。マジックなどの文房具と合わせて防災グッズとして用意しておきたい。

また、止血などの応急処置に使う場合もあるし、ポリ袋をつなげて風よけシートにしたり、破れたものを補修したりするなど、あらゆるシーンで大活躍してくれるはずだ。

【防災グッズ】100均だけで「非常用持ち出し袋」の中身をどこまで揃えられる? ガムテープ
水に強く強度がある布テープがベスト

非常用持ち出し袋に入れたい防災グッズ⑦:停電対策アイテムなど

災害時に停電する可能性を考えると、懐中電灯などのライトや、情報収集のための携帯用ラジオが欲しいところ。
また、重い物などを運ぶ場合もあるので、軍手もぜひ防災グッズとして用意しておきたいアイテムだ。

【防災グッズ】100均だけで「非常用持ち出し袋」の中身をどこまで揃えられる? 軍手、ラジオ、ライト
軍手、ライト、ラジオなども揃えておきたい

100均の防災グッズ検証①:袋→軽くて丈夫で背負えるタイプがベスト

ここからは、実際に100均で防災グッズがどのくらい揃えられるか検証をしていこう。

まずは、『非常用持ち出し袋』なのだから〝袋〟がなくては始まらない。100円ショップにはトートバッグやショッピングバッグなどの袋物が充実しているが、避難時は両手が使えたほうがいいので〝背負えるタイプ〟を選ぶのがおすすめ。

マチ付きで収納力があり、ジッパーでガバッと開いて中身が取り出しやすく、できるだけ軽くて丈夫な大きめのリュックサックが良いだろう。しかし、残念ながら100円ラインでは満足するものがなかったので、300円のカラーリュックサックを選んだ。

本体の素材はポリエステル。ペラペラと薄くて頼りない感じだが、タグには耐荷重量約7㎏と記載されている。ファスナーがスムーズにスライドできるか、縫製がしっかりしているかも念入りにチェックした。

【防災グッズ】100均だけで「非常用持ち出し袋」の中身をどこまで揃えられる? リュック
災害時は明るい色を身につけたほうがいいので、あえてカラフルなタイプをチョイスした

100均の防災グッズ検証②:食料・水→なるべく賞味期限が長いものを選ぼう

最近の100円ショップは、食品コーナーもスーパーに匹敵するラインアップ! レトルト製品やミネラルウォーターなど備蓄向きアイテムも揃っている。

ただし、あくまで日用食料品なので賞味期限はそれほど長く設定されていない。非常食を100均で揃えるつもりなら、半年に1回は期限切れをチェックして入れ替えたほうがいいだろう。

100均の防災グッズ:非常食

お湯をかけると炊きたてになる白米、カレーをはじめとしたレトルト食品は、よりどりみどり。とはいえ、専用防災グッズの食品と比べると賞味期限は短いので、期限が迫ったものは日常の食事にするなどして入れ替えるのがおすすめ。
また、今回は選ばなかったが、缶詰なども賞味期限が長いため防災グッズの非常食としても◎だ。

ちなみにお菓子でもっとも賞味期限が長かったのは、やはり「乾パン」だった。

100均の防災グッズ:ペットボトル飲料水

人間が必要とする水分は1日3ℓ。しかし、荷物が重いと避難しにくくなるので一時避難用には1.5~2ℓ程度が妥当とされている。
今回利用した店舗で販売していたミネラルウォーターは700mlタイプのみだった。店舗によってラインアップは変わるので、いくつかお店をハシゴしてみても良いだろう。

【防災グッズ】100均だけで「非常用持ち出し袋」の中身をどこまで揃えられる? レトルトカレー、レトルトごはん、ミネラルウォーター、カンパン
種類は豊富なものの、防災備蓄食として販売されているものに比べると賞味期限が短いことは否めない

100均の防災グッズ検証③:救急用品→サイズも種類も選び放題!

100円ショップの救急用品コーナーはドラッグストア並みの品ぞろえ! アイテムによってはそれ以上の充実度でびっくりするほどだ。
「非常用持ち出し袋」のみならず、普段使いの救急箱(医薬品は除く)も100均で揃えられることが分かった。

100均の防災グッズ:毛抜き

ガーゼや脱脂綿を衛生的に扱えるピンセットの代用として、毛抜きは重宝する。ガレキで刺さったトゲだって抜ける。
防災グッズ用なので、サビにくいステンレス製で、細かい物をつかみやすい斜めカットのタイプを選んでみた。

100均の防災グッズ:消毒液

正直なところ、100円でオキシドールが入手できるとは知らなかった! 災害時はガレキなどですり傷などを負う可能性が高い。防災グッズの中に消毒液があれば安心だ。

100均の防災グッズ:脱脂綿

カット綿はケガの消毒時などに活用できる。100円ショップではサイズ展開も豊富だった。毛羽立ちにくく、肌にやさしい、天然コットン100%の物をチョイスしてみた。

100均の防災グッズ:ガーゼ

ガーゼもさまざまなサイズが用意されていた。「大は小を兼ねる」ということで、大判タイプにしてみた。

100均の防災グッズ:絆創膏

絆創膏も種類豊富だった。ちょっと欲張って、角型(正方形)・Lサイズ・Mサイズ・SSサイズが計60枚も入っているタイプを選んでみたが、応急処置や短時間の使用には問題なさそうなクオリティ。

100均の防災グッズ:包帯

包帯もかなり充実している。こちらも「大は小を兼ねる」で、売り場でもっとも大きい3Lを購入した。伸縮する素材のほうが避難時の行動を妨げないだろう。

100均の防災グッズ:三角巾

骨折や負傷時に腕を固定するための三角巾は、大きなバンダナや手ぬぐいで代用OKとのことなので、今回は手ぬぐいを選択。35㎝×95㎝でサイズ的にも十分使える。

100均の防災グッズ:マスク

今回利用した店舗ではお得な箱売りから個別包装タイプまで豊富にそろっていた。避難1日目をしのぐための備蓄なので、量より質で〝銀イオン配合〟をチョイス。
感染症が気になる人や、ホコリが気になる人は箱タイプだと心強いかもしれない。

【防災グッズ】100均だけで「非常用持ち出し袋」の中身をどこまで揃えられる? 毛抜き、消毒液、脱脂綿、ガーゼ、絆創膏、包帯、三角巾、マスク
リュックサックの中で行方不明にならないように、これら救急用品は一つの袋にまとめておこう

100均の防災グッズ検証④:シート類→レジャーシートはばっちり。保温ブランケットは取り扱い無しの場合も

避難先でのパーソナルスペースの確保や防寒などに、シートやブランケットは欠かせないアイテム。小さくたためてリュックサックの中でかさばらないタイプがベストだ。
サバイバルブランケットは店舗によって取り扱いのない場合があるため、いくつか店舗を回ってみるか、似た機能を持つ商品で代用を。

100均の防災グッズ:レジャーシート

100均のレジャーシートは、面積の大きさと素材の厚さが反比例する。面積を取るか、厚さを取るか。悩ましいところだが、今回はできるだけ厚いタイプ(60㎝×90㎝)を選んでみた。
ちなみに避難所では1人1畳(約91㎝×182㎝)がスペースの目安になるようだ。

100均の防災グッズ:サバイバルブランケット

残念ながら、今回利用した店舗ではサバイバルブランケット(アルミ保温ブランケット)がちょうど在庫切れだった。店員さんに確認すると数日中には補充されるとのこと。
代用できそうな物として、床の底冷え対策などに使うアルミニウムシートをみつけた。こちらのサイズは90㎝×160㎝なので、1枚だけだと大柄な人が使うには物足りないかもしれない。

【防災グッズ】100均だけで「非常用持ち出し袋」の中身をどこまで揃えられる? レジャーシート、サバイバルブランケット
本来の使用目的にこだわらなければ、シートやブランケットに活用できそうな物は結構ありそう

100均の防災グッズ検証⑤:衛生用品→救急用品同様、充実の品揃え

不潔な環境による体調不良など、災害関連死には衛生状態が大きく関わっている。
着のみ着のままで避難して不安なところに、トイレや入浴がままならない事態は想像しただけで気が滅入るもの。当面の衛生用品は各人でまかなえるようにしておこう。

100均には衛生用品も充実!救急用品と比べると売り場が複数の場所に分かれがちなので注意しよう。

100均の防災グッズ:簡易トイレ

災害発生から6時間後には誰でも必ずトイレに行きたくなるとの統計がある。避難先のトイレが使えないことを想定し、簡易トイレは必ず用意したい。100円ショップではトラベル用品として陳列されていた。

100均の防災グッズ:タオル

汗や汚れを拭いたり、帽子代わりに頭に巻いたり、ケガの手当てに使ったりと、タオルはさまざまな場面で活用できる。吸水性バツグン、乾いている時は保温性も高い〝無撚糸タオル〟が100円で売られていたので、即買い!

100均の防災グッズ:ポリ袋

物を運んだり、シート代わりに敷いたり、簡易カッパを作ったり、トイレに設置したり…ポリ袋は汎用性が高いので、大小さまざまな物を用意しておきたい。プライベートが確保しにくい避難先では、中身が見えにくいタイプのほうが重宝するはず。

100均の防災グッズ:トイレットペーパー

東日本大震災においては、被災地のみならず全国的にトイレットペーパー不足が発生した。最低限1ロールは各人で用意したい。トイレ用はもちろん、ティッシュペーパー代わりにもなる他、下着が取り替えられない時のサニタリーパッド代わりにも使える。

100均の防災グッズ:ウェットティッシュ

断水などで水が出ない時はウェットティッシュが活躍する。体の汚れを拭き取るだけではなく、暑い時は肌の火照りを緩和するためにも使える。これも「大は小を兼ねる」ということで、大判タイプ&厚手を選んでみた。

【防災グッズ】100均だけで「非常用持ち出し袋」の中身をどこまで揃えられる? 簡易トイレ、タオル、ポリ袋、トイレットペーパー、ウェットティッシュ
ポリ袋は大小5枚程度、タオルは2本、トイレットペーパーは1ロールくらいが、避難1日目をしのぐための適量とされている

100均の防災グッズ検証⑥:文具・ガムテープ→100円ショップで十分手に入る!

家族や知人との安否確認や避難場所の連絡は災害用伝言ダイヤル(171)を利用するのが望ましいが、公衆電話も見当たらず、スマホの充電も切れてしまったら……。万が一のため、筆記用具などで伝言を残す手段も確保しておきたい。

これらも100均でバッチリ取り扱っているので、ぜひゲットしておきたい。

100均の防災グッズ:ガムテープ

ガムテープをメモ紙代わりに使えば、玄関ドアに避難先を書いて貼っておけるし、避難所で自分のスペースや持ち物に名前を記せる。雨風に強い布製ガムテープのほうが便利。リュックサックに入れる際は、芯を抜いてかさばらない工夫を。

100均の防災グッズ:油性マジック

災害時は水性ペンでは役に立たない。しっかり書き残せて、しばらく消えることのない油性マジックを用意しよう。文字を大きく見せたい場面が多いので〝太字〟が書けるものが◎。

100均の防災グッズ:筆記用具

家族や知人に伝言を残したい時、避難先で得た情報をメモする時など、筆記用具が必要な場面は多々ある。ペン類は油性インクが原則。
今回利用した店舗にはウォータープルーフ仕様のメモ帳が売っていた。ハードな使用環境に耐えうるアイテムが100円で買えるなんて、ちょっと感激!

【防災グッズ】100均だけで「非常用持ち出し袋」の中身をどこまで揃えられる? ガムテープ、油性マジック、筆記用具
布製ガムテープは15m分しか売っていなかったが、一時避難用ならば足りるかも知れない

100均の防災グッズ検証⑦:ラジオ、ライト、軍手など→ベストなものを100円ショップで見つけるのは至難の業!?

災害時は停電することも少なくなく、夜間に屋外で孤立してしまった時などは明かりを灯して救助を待つ必要も出てくる。避難情報を得るためにはラジオも不可欠だ。防寒やケガ防止に軍手もあったほうがいい。段ボールやワイヤーを切ることができるはさみ、救助やはしごに使える丈夫なロープも装備したい。

残念ながら、今回利用したダイソー(大型店舗タイプ)にラジオ類は売ってなかった。店員さんにも確認してみたが、取り扱っていないとのこと。

100均の防災グッズ:懐中電灯

懐中電灯は大小さまざま充実していたが、手回し充電機能付きはなかった。コンパクトで明るく、連続点灯時間が長めのLEDランチャーライトを選んでみた。あわせてアルカリ乾電池(使用推奨期限6年)も購入した。

100均の防災グッズ:ろうそく

屋外避難での明かりや暖を取る手段として、長時間使用できるろうそくは用意しておきたい。仏壇などに供えるスティックタイプより、ボトルキャンドルのほうが安全に使えそうだと感じた。

100均の防災グッズ:ライター

ろうそくや暖房器具への点火、野営での煮炊きなどにライターは必須。扱いやすいロングタイプ、なおかつ誤作動防止にロック機能が付いているものを選んだ。

100均の防災グッズ:万能はさみ

工具や文具のコーナーを隅々までチェックしたが、いずれも「段ボールは切れません」との注意書きが。最終的にガーデニングコーナーの多機能はさみを選んだ。ワイヤーが切れる凹み付き、滑りにくいラバーグリップだったのが購入ポイント。

100均の防災グッズ:軍手

ガレキの片付けなどには革製グローブがベストだが、今回利用した店舗では見当たらなかった。軍手はできるだけ厚手で滑り止め付きのものを選んだ。

100均の防災グッズ:ロープ

ガーデニングコーナーで太さ5㎜×長さ7mの綿ロープを発見。命綱は太さ12㎜以上が基本らしいので、はしごや避難ロープに使うことはできない。物を運んだり固定したりする際に活用したい。

【防災グッズ】100均だけで「非常用持ち出し袋」の中身をどこまで揃えられる? ろうそく、ライター、はさみ、軍手、ロープ
取り扱いのなかった携帯ラジオをはじめ、万能はさみ、ロープは100円ショップ以外でそろえたほうがよさそうだ

次のページでは、100均で揃えられる防災グッズ!「非常用持ち出し袋」を準備する際のポイントのご紹介。

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CHINTAI編集部ライフスタイル担当
CHINTAI編集部ライフスタイル担当

1992年創業、お部屋探しや生活の情報を発信してきた株式会社CHINTAIが運営するWebメディア。引越しに関する情報はもちろん、家事や家計、季節の楽しみなど日々を豊かにする知識を調査・ご紹介。
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