便座カバーやシートのメリットとデメリットを比較!トイレを清潔に保つ秘訣とは?
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便座カバーって必要?

トイレの便座カバーは使う人と使わない人できっぱり分かれる。もちろん好みの問題でもあるが、トイレに求めるものは「清潔感」。そう考えている人が多いのでは? 便座カバーを使っている人は「使う方が清潔」だと思っているだろうし、使わない人は「使わない方が清潔」だと思っているのではないだろうか。
今回は、便座カバーの必要性、それぞれのメリットとデメリットを比較していこう。
便座カバーをつけるメリット

まず便座カバーをつけるメリットをあげてみよう。
便座カバーをつけるメリット1.温かい
暖房便座でない場合、便座カバーがないと座ったときにひんやりとくる。便座カバーがあれば温かいしふんわりしているので肌ざわりが優しい。
便座カバーをつけるメリット2.見栄えが良い
便座カバー、マット、トイレットペーパーホルダーカバーと全部お揃いだと、見栄えが良くおしゃれな雰囲気を演出できる。
便座カバーをつけるメリット3.便座を保護し、劣化を防ぐ
スマホカバーを使う人が多いように、本体の保護、劣化を防ぐ為に便座カバーをつけるという人もいる。
便座カバーをつけるデメリット
便座カバーをつけるデメリットは下記のとおり。
便座カバーをつけるデメリット1.掃除がしにくくなる
便座カバーをつけていると、掃除のときに取り外しが面倒になる。また便座カバーと便座の境目などを掃除しにくいので、掃除が適当になりがちにもなる。
便座カバーをつけるデメリット2.便座カバーを洗う手間がかかる
便座カバーは汚れれば当然洗わなくてはならない。家族構成にもよるが、小さい子供や高齢者がいる家庭では汚れることが多い為、洗う手間が増える傾向にある。
便座カバーをつけるデメリット3.お金がかかる
便座カバーは消耗品の為、古くなれば買い直しが必要となる。また洗い替えとして何枚か常備しておく必要もある為、お金がかかる。
便座カバー有り・無し、どちらが清潔なのか?

便座カバーを付ける場合と、便座カバーを付けずそのまま使用する場合。どちらがトイレを清潔に保ちやすいのだろうか?
答えは単刀直入に言えば、「自分が掃除しやすい方」だ。
便座には使用した際の跳ね返りなどによって汚れが付きやすい。便座カバーを付けていれば、こうした汚れがこびりつくのを未然に防ぐことができる。
便座カバーをこまめに洗濯することが苦でなければ、便座カバーをつけた方がトイレ掃除は楽ともいえる。特にトイレトレーニング中のお子さんがいる家庭などでは便座カバーは重宝するだろう。
一方、便座カバーを使用していると、トイレ掃除の際にはいちいち取り外さなければならないことになる。結果、トイレ掃除自体が面倒になり、掃除の頻度が減ってしまっては清潔に保つことはできない。
自分が掃除・お手入れをしやすい方法を選択しよう。
「便座シート」は便座カバーつけない派の人にもおすすめ
自分一人ならば、カバーがなくても問題ない人も、来客があるときは便座カバーを用意するという人もいるだろう。便座カバーや便座マットはインテリアとして常識と思っている人もいるし、あまりにも殺風景なトイレでは恥ずかしいという気持ちもある。
そのような普段は便座カバーを使わないけれど……という人にもおすすめなのが、貼り付けるタイプの便座シートだ。
もちろん、便座カバーをつける派の人にもおすすめである。
おすすめの理由は以下のとおり。
便座シートのメリット1:カットしてサイズの調整ができる

布製の便座カバーにはできないが、便座シートならできること。それはカットして自由にサイズを調整できることだ。
またU型、O型など色々な型の便座に対応するので便利。引越し先のトイレの型が変わったのでストックしてあったものが無駄になったということもない。
便座シートのメリット2:使い捨てタイプもある
便座シートは100円ショップをはじめ、量販店などで安価で販売されている。洗濯して何度も使わず1回で使い捨てにしたとしても惜しくない値段なのが嬉しい。
便座シートのメリット3:色や柄が豊富、新商品のチェックも楽しい

便座シートは色柄が豊富である。シンプルなものもあるが、あえて派手な柄、イラストのものを選んで殺風景になりがちなトイレにアクセントとして使うのもいい。
また新商品が次々に入ってくるので、お店でチェックするのも楽しい。ついつい買い集めてしまうことも。
便座カバー・シートを選ぶ際の3つのポイント
便座カバー・シートは、雑貨店やインターネットショッピングなどでさまざまな種類のものを購入できる。
失敗せずに購入するためには、これから紹介する3つのポイントを意識して選ぶことが重要だ。
便座カバー・シートを選ぶ際のポイント1:便座の形に合わせる
便座の形は「O型」と「U型」の2種類に分かれる。O型は便座が繋がったドーナツ状のタイプで、U型は先端部分がカットされたタイプだ。
前述したように、便座シートの場合は便座の形とは関係なく取り付けることができる。便器の形やサイズが特殊な場合も、便座シートを選ぶと良いだろう。
便座カバー・シートを選ぶ際のポイント2:機能性

便座カバーには、菌が残りにくいタイプや臭いがつきにくいタイプ、すぐに乾くタイプなどさまざまな機能を持つ商品が販売されている。機能性に富んだ商品の場合、価格は高めの場合もあるが、トイレ用品だからこそ衛生面の機能性にはこだわりたいところだ。
便座カバー・シートを選ぶ際のポイント3:色やデザイン
便座の形や機能性から便座カバー・シートを絞り込んだら、気に入った色やデザインの商品を選ぼう。トイレットペーパーカバーやトイレマットなど、他のトイレインテリアと合わせて選ぶのも良い。トイレの雰囲気にマッチする色やデザインの商品を見つけて、トイレに入るのが楽しくなるような空間に仕上げよう。
毎日何度も使うトイレだからこそ、清潔に使おう!
トイレは毎日、何度も使う場所。だからこそ、一番清潔に保っておきたいし、自分らしく落ち着ける空間でありたい。便座カバーをつけるにしても、つけないにしても毎日掃除は必要だろう。
便座カバーを洗わずにずっとつけっぱなしというのは清潔とは言い難い。掃除が面倒だなと思う、なおかつ便座カバーはいるという人は便座シートをおすすめしたい。
2021年6月加筆=CHINTAI情報局編集部