一人暮らしの狭いキッチンにはメリットがたくさん!ミニキッチンに置くべき家電とは?
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一人暮らしなら、狭いキッチンは魅力の一つに!
収納がたっぷりの広々としたキッチン。料理好きなら、誰もが一度は憧れたことがあるだろう。しかし、キッチンの広い物件は、魅力的な反面、家賃が高くなりやすい。
狭くて収納が少ないキッチンは不便だと思われがちだが、少し視点を変えればその狭さがメリットになることも。この記事では、狭いキッチンだからこそ実感できるメリットや、狭いキッチンにオススメのアイテムなどをご紹介しよう。

視点を変えれば、狭いキッチンにもメリットが見えてくる
狭いキッチンは不便で使いづらいイメージがあるかもしれないが、視点を変えればさまざまなメリットが見えてくる。
狭いキッチンのメリット①効率よく調理ができる
効率良く調理ができる点は最大のメリットだろう。全てがコンパクトに収まっているため、下準備から調理、盛り付けまでをその場で行うことができるのだ。
狭いキッチンのメリット②必要な物にすぐ手に届く
すぐ手が届く範囲に必要な物がそろっているのも、狭いキッチンならではのメリットである。
狭いキッチンのメリット③掃除や片付けがラク
選りすぐりの調理器具や食器だけをそろえ、必要以上に物を持たないことで、調理後の片付けもスムーズに行えるだろう。さらに、広いキッチンに比べると掃除も楽に済ませられるため、掃除が苦手な人にもオススメだ。

狭いキッチンには、選りすぐりのアイテムが少しあれば十分
一人暮らしでは、すてきな調理器具や食器を数多くそろえておきたくなるが、限られたスペースに多くの物を買いそろえるのは難しい。そこで、まずはそろえておきたい必要最小限のアイテムをご紹介しよう。
狭いキッチンに置くべき家電3選
狭いキッチンには、冷蔵庫と電子レンジ、ガスコンロの3つがあれば十分だろう。
狭いキッチンに置くべき家電①冷蔵庫
一人暮らしに適した冷蔵庫のサイズは80~200リットルが目安とされているが、自炊が中心の場合は、常備菜や冷凍食品など冷蔵庫に保存する量が多くなるため、150リットル以上の冷蔵庫がオススメだ。
狭いキッチンに置くべき家電②電子レンジ
電子レンジは、今や食品を加熱するだけではなく、蒸し料理や煮込み料理、解凍とさまざまな調理に活用できる優れもの。
自炊を行うならオーブン付きのタイプが便利だが、オーブン機能が付いた物はサイズも大きく置き場所も限られるため、物件のスペースに合わせて選ぼう。
狭いキッチンに置くべき家電③ガスコンロ
ガスコンロは物件に備え付けられていることもあるが、新たに購入する場合はガスの種類に注意が必要。
ガスには、プロパンガスと都市ガスの2種類があり、ガスコンロもそれぞれのガスに適応した専用の物が販売されている。種類が異なる場合には使用できないため、物件のガスの種類やガスコンロのタイプはしっかりと確認するのがポイントだ。
キッチンスペースに余裕があれば炊飯器も
その他、炊飯器もあると便利なキッチン家電の一つだが、鍋や電子レンジを使って炊飯することも可能なため、置き場所に余裕が無ければ購入しなくても問題はないだろう。
炊飯器を購入する場合は、一人暮らしでは3合炊きが目安である。ただし、まとめて炊いて冷凍保存をしておきたい人は、余裕を持って5合炊きを選ぶのがオススメ。
狭いキッチンに置くべき調理器具5選
便利な調理器具が数多く販売されている現代。いろいろな調理器具を手元に置きたいところだが、収納スペースに限りがあるからこそ、選りすぐりの物だけをそろえておくと良いだろう。
そこでオススメなのが、包丁、まな板、深めのフライパン、おたま、フライ返しの5種類。

狭いキッチンに置くべき調理器具①包丁
楽に手入れができるステンレス製の物を選ぼう。長く使い続けるためにも切れ味は重要。店頭でサイズや使い心地を相談しながら選ぶのもオススメだ。
狭いキッチンに置くべき調理器具②まな板
使い心地を重視したい人には木製の物が適しているが、手入れに手間がかかるため、管理がしやすいプラスチック製が便利。空になった牛乳パックを開いて、使い捨てのまな板として再利用することもできる。
狭いキッチンに置くべき調理器具③深めのフライパン
深さのあるフライパンがあれば、鍋がなくても食材の下茹でや煮込み料理に使うことも可能だ。また、手入れが楽なフッ素樹脂加工のフライパンを選ぶとよい。
狭いキッチンに置くべき調理器具④おたま・フライ返し
フッ素樹脂加工のフライパンを選ぶなら、おたまやフライ返しはフライパンを傷付けにくいシリコン素材や、ナイロン素材の物が相性抜群。
狭いキッチンに置くべき食器6選
狭いキッチンでは、どんな料理にも使える汎用性の高い食器を選ぶことが大切。茶碗、皿、コップ、箸、スプーン、フォークの6つがあれば生活には困らないだろう。
茶碗は、自分の食事量に合わせたサイズのものがオススメ。直径10~12cm、深さが5~6cmあると使いやすいだろう。食器類は同じシリーズの物でそろえると統一感が出るだけでなく、重ねて収納できるため収納にも便利だ。
枚数をそろえる必要がなければ、直径25センチ程度の大きな平皿をワンプレートのように使用するのも良いだろう。電子レンジやオーブンに対応している物なら、調理時にも重宝するはずである。
安価で手に入るアイテムを使って、狭いキッチンのデッドスペースを有効に使おう
狭いキッチンでは、収納場所が少ないことが悩みのタネだ。そこで、100円均一ショップなどで簡単に手に入るアイテムを使って、空間を有効に活用しよう。
例えば、シンク下の収納スペースでは、プラスチック製の書類ケースを利用してみてはいかがだろうか。調味料のボトルや水筒、平皿などを立てて収納すれば、奥行きを最大限に利用できる。また、自由に長さを調整できる突っ張り棒も、狭いキッチンには欠かすことのできない万能なアイテムだ。引き出しの中に設置すれば仕切りの役目を果たし、レンジフードに設置すれば、おたまやフライ返しなどを吊って収納することも可能。
収納ケースを購入する際は、色や素材、大きさをそろえて統一感を出すと、狭いキッチンでもすっきりとした印象を与えることができる。
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工夫次第で狭いキッチンも過ごしやすい空間になる
一見すると不便なように感じる狭いキッチンだが、厳選したアイテムだけをそろえることで、あなたにとって便利な空間になるはずだ。スペースを最大限に活用するためには、物件の下見の際にキッチン家電の配置をイメージし、サイズを測っておくことがポイント。
今回ご紹介した内容を参考に、狭さを感じさせない便利なキッチン作りを楽しんでみては?
文=みつまめ(株式会社YOSCA)