【同棲経験者400人に聞いた!】同棲でストレスを少なくするために大事なこととは?仲良く二人暮らしを続けるコツや秘訣を大公開

公開日:2018年5月1日

二人で一緒に暮らすなら、どんなことに気を付けるべき? 先輩カップルの体験談

幸せな結婚生活を見据えて、結婚前の同棲生活を積極的に選ぶカップルは増えている。

大好きな人と一緒にいられる生活は夢が広がるし、特に女性は二人で暮らすことで防犯面の安心もある。さらに家賃や生活費を分けあうことで、経済的な負担を減らすことができ、家事を上手に分担すれば時間的な余裕が生まれるというメリットも!

同棲を経験することで、相手のライフスタイルや生活習慣、価値観や金銭感覚など、普段のデートや短時間のお泊りでは気付けなかったパートナーの素の部分が見えてくるなど利点はたくさんある。

ただ、もちろん見えてくるのは良いことばかりではない。「いつも一緒にいたい!」と思えた相手でも、考え方や習慣の違いから気持ちのすれ違いやケンカが起きることもある。

では、そうしたすれ違いやケンカが起こらないようにし、できるだけ円満な同棲生活を送るためにはどんな秘訣があるのだろうか? CHINTAIが同棲経験のある男女400人を対象に実施したアンケート結果を見てみよう。

いつまでも新鮮な気持ちを保ちつつ、仲良く同棲生活を続けるには?|同棲経験者400人の本音大公開!喧嘩やストレスをなくして上手く二人暮らしする秘訣
いつまでも新鮮な気持ちを保ちつつ、仲良く同棲生活を続けるには?

同棲生活円満の秘訣①:家事などの役割分担は二人に合った方法で

家事などの役割分担は、ルールをきちんと決める派と決めない派に分かれた。

まず、きちんと決める派の意見は以下の通り。役割分担をし、さらに相手への思いやりを忘れないことも大切と感じているようだ。

「家事分担はあったほうが良い。ただし、やってもらった事には文句を言わない」

(群馬県 33歳・女性)

「家事はお互いにこだわりがあるので、要望について先に意見交換をする」

(大阪府 39歳・男性)

「家事の分担を先に決めておくこと。何かやってくれたら、必ずありがとうと言うこと」

(埼玉県 27歳・女性)

一方で役割分担を決めない派の意見はこうだ。

「いい加減になること。 そもそもルールを作らなければ無駄にイライラすることもない」

(東京都 38歳・女性)

「適当に暮らす。細かいところは言わない」

(兵庫県 31歳・男性)

「“絶対”というものをなくす。そのかわり相手を気遣えるよう努力する」

(埼玉県 38歳・男性)

「お互い一人暮らしの時と変わらない生活をすれば、自然と家事の分担もできる」

(群馬県 32歳・男性)

なるべくルールに縛られず、“適当”、“いい加減”が円満の秘訣と考える人も多かった。ルールを決めること自体がお互いのストレスになることもあるので、こういった意見は参考になりそうだ。

家事の分担は、共働きならある程度必要だが、同棲生活に限らず、長年連れ添った夫婦でさえ簡単には解決できない永遠のテーマ。事前に「自分はこれが得意」「自分はこれならできる」「これは苦手だから助けてほしい」といった具合に、それぞれの得手・不得手を理解して、話し合いで折り合いをつけておくことが大切なようだ。

ルールを「作る/作らない」は、二人の性格と相性によってベターな選択が変わってきそうだが、たとえ分担のルールを決めたとしても、できる時は協力する、協力してもらったら感謝の気持ちを伝えるという柔軟な気持ちも必要ではないだろうか。

二人のライフスタイルに合わせて、上手にこなせる分担方法を考えて|同棲経験者400人の本音大公開!喧嘩やストレスをなくして上手く二人暮らしする秘訣
二人のライフスタイルに合わせて、上手にこなせる分担方法を考えて

同棲生活円満の秘訣②:プライベートな時間や空間を確保しよう

どんなに仲の良いカップルでも、顔を合わせたくない時だってある。相手のプライベートな時間や空間を尊重することが円満な同棲生活の秘訣と考える人は多かった。

「お互いプライベートを大事にすることによって、より相手への愛情が深まる」

(千葉県 32歳・女性)

また、自分の趣味や個人的なことなど、たとえ大切なパートナーであっても触れられたくないこともあると覚えておこう。昨今では、スマホの覗き見をするなどのプライバシー侵害がトラブルになるケースも増えているという。

・限られた間取りの中で、プライベートな空間や時間をどう確保するか
・近隣に、一人でボーっと過ごせる公園やお店・施設などがあるかどうか

なども、部屋探しの際にはぜひ確認したいところだ。

ストレスなく同棲生活を送るために、時にはお互い一人で過ごす時間も大切かもしれない|同棲経験者400人の本音大公開!喧嘩やストレスをなくして上手く二人暮らしする秘訣
ストレスなく同棲生活を送るために、時にはお互い一人で過ごす時間も大切かもしれない

同棲生活円満の秘訣③:金銭面は納得がいくまで話し合う

「お金の話はシビアすぎてあんまりしたくないなぁ」と思うかもしれないが、お互いの金銭感覚を把握することは円満な同棲生活における大きなテーマ。

同棲生活を始めて最初に向き合うお金の話は、避けて通るとあとからトラブルになりかねない。結婚を見据えているなら尚更きちんと話し合っておこう。

アンケートでは、下記のように「お金についてはしっかり話し合う」声が多く聞かれた。人によってお金の使い道はそれぞれなので、それを把握した上で家賃や生活費の分担ルールを決めたい。

「お互いがストレスをためないように、金銭感覚のすれ違いは納得出来るまですり合わせる」

(37歳女性・東京都)

「お金関係は最初にキッチリ決めておく。結婚しているわけではないので甘え過ぎない」

(35歳女性・大阪府)

「家事をやらないなら代わりに金銭面で負担するなど、お互いWin-Winの関係でいること」

(31歳女性・東京都)

なお、負担し合う際は「男性だから多めに……」などではなく、互いの収入に応じて現実的になることが大切。見栄や恥は捨てること! そして、実際に生活していく中で「思っていたより○○費がかかっちゃう!」といった想定外の事態が起きた時にはその都度ざっくばらんに話し合い、負担の割合を変えるなどの柔軟性も持っていたい。

後から言い出しにくいお金の話。最初に話し合っておくことが大切!|同棲経験者400人の本音大公開!喧嘩やストレスをなくして上手く二人暮らしする秘訣
後から言い出しにくいお金の話。最初に話し合っておくことが大切!

同棲生活円満の秘訣④:何よりも大切なのは「コミュニケーション」!

「家事の分担」、「プライベートの確保」、「金銭の負担」の全てに通じることだが、言いたいことは我慢したり溜め込んだりせずに、率直に話し合える二人でいることはとても大切だ。

「してほしいことはちゃんと言う。思っているだけでは絶対伝わらないから」

(福岡県 30歳・女性)

「少しでも不満があればすれ違いが大きくなる前に伝える」

(神奈川県 28歳・女性)

どんなに好きな相手でも“以心伝心”だけでは難しいので、日頃からコミュニケーションを取るように心がけよう。「お互いを尊重し、自分の意見を押し付けない」(神奈川 36歳・女性)といった相手への思いやりも、もちろん忘れずにいたい。

また、相手が面と向かっては声にせず「ボソッ」と言ったひとことに本音が語られていることもあるから、聞き逃すのはもったいない! 多少耳に痛いダメ出しであっても、互いに素直に受け取れるように心がけたいものだ。

円満な同棲生活を送るために、事前にしっかり話し合っておこう|同棲経験者400人の本音大公開!喧嘩やストレスをなくして上手く二人暮らしする秘訣
円満な同棲生活を送るために、事前にしっかり話し合っておこう

お互いを気遣う努力を忘れずに

同棲生活は、相手を深く知ることができ、結婚までの準備を整える上でのメリットは大きい。一方で「関係がマンネリ化する」「相手のイヤな部分が見える」というデメリットも。こうしたデメリットも理解しつつ、お互いを気遣う努力が必要だ。

「同棲しても恥じらいを忘れない」

(長崎県 28歳・女性)

「相手の考えを受け入れ、時には自分の中のルールを変える」

(東京都 32歳・男性)

「多少相手に至らぬ点があっても、自分もそう思われているとガマンして許す度量」

(岐阜県 30歳・男性)

「何かやってくれたら必ず『ありがとう』と言う」

(埼玉県 27歳・女性)

「ケンカすることがあっても次の日には持ち越さない」

(福岡県 31歳・男性)

お互いを気遣う意識を持つこと、馴れ合いにならず適度な距離感を保つことでマンネリを防ぎ、新鮮な気持ちを持ち続けよう! そうすればきっと、円満で実りの多い同棲生活を送れるだろう。

※アンケート調査について
調査方法:インターネット調査
調査時期:2018年3月
調査対象:恋人との同居経験がある全国の男女・20歳~39歳
調査人数:400人(男200人/女200人)

文=cozyco.i(アンズコミュニケーションズ)

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