【賃貸DIY】100均の造花で手作りフラワーボックス! 作り方やアレンジも紹介
面倒な水替えの手間もなく「花のある空間」に!
空間を明るくし、心を癒してくれる「花のある部屋」。あこがれではあるものの、水替えなどの手間もかかるため、意外と敷居は高い……。
ならば、造花を使ったフラワーボックスで、花のある空間をつくってしまおう。「所詮造花でしょ」と思うなかれ! これが想像以上におしゃれに作れてしまうのだ。
今回は100均で買える造花とボックスを使ったフラワーボックスの作り方を紹介。枯れることもなく水替えの手間も不要。また、部屋だけでなく、トイレやバスルームも花のある空間にできるフラワーボックスをぜひ試してみて!

- 制作時間 15分
- 制作費 1080円
- 楽チン度 ★★☆
材料
造花|100円ショップ
価格:1本108円
クオリティがどんどん高くなっている100円ショップの造花。花を選ぶ時は、大きめ(メイン)・中サイズ(サブ)・小花(脇役)と3種類のサイズをそろえると、バランスよく作ることができる。

インテリア木製ウォールボックス|セリア
価格:108円
ユーズド感の風合いがおしゃれな木箱。背面にすでに壁掛け用フックが付いているのが便利(もちろん置いて使ってもOK)。ディスプレイだけでなく、数個組み合わせて収納に使ってもイイ感じ。


道具
グルーガン、グルースティック|100円ショップ、手芸店など
価格:各108円〜
スティック状の樹脂(グルー)をグルーガンにセットして溶かし、素材同士を接着させる道具(冷えて固まると接着する)。プラスチック・金属・木・布などの接着に使用することが多い。手芸などハンドメイドではおなじみの道具。各100円ショップで扱っている。

このページの目次
フラワーボックスを作ってみよう
造花のフラワーボックスは、まずは「仮組み」をし、レイアウトが決まったら、グルーをつけて固定する「本組み」をするのが流れ。最初からグルーをつけて組んでしまうと失敗した時に直せないので、ちょっと面倒でも「仮組み→本組み」の流れで作ろう!
①花の準備する
ほとんどの造花は、花の部分から茎からはずすことができる。使用する花の茎を全て外そう。


②レイアウトを考えて「仮組み」をする
まずは仮組みから。生花は時間をかけたりやり直していると、花が傷んでしまう。造花はその心配がないので、仮組みの時点なら何度でもやり直しができるのが利点。どんなレイアウトにするか考えて仮組みを開始!

③大きい花(メインの花)から入れていく
花は基本的に、大きめ(メイン)→中サイズ(サブ)→小花(脇役)の順に組んでいくのが、きれいに見せるコツ。まずは、大きい花(またはメインに扱いたい花)からレイアウトしていこう。なるべく同じ色が隣合わないように入れるのがポイント。

④中サイズ(サブの花)を入れていく
バランスを見ながら、③の隙間に中サイズの花(サブ的扱いの花)を入れていく。

⑤小花(脇役)を入れる
バランスを見ながら、④の隙間に小花(脇役)の花を入れていく。小花はふんわり感がポイントなので、ギュウギュウにならないよう注意。

⑥仮組みができたら必ず写真を撮る
これでフラワーボックスの仮組みが完成。この後、本組みをするために一旦全ての花をボックスから取り出すので、どんなレイアウトだったか忘れないよう、必ず写真を撮っておこう。

⑦グルーで花を固定し「本組み」をする
いよいよ本組み! 花の裏面にグルーをつけ、写真で撮っておいたレイアウトを見ながら、再び花を入れていく。再度入れる時も、大きめ(メイン)→中サイズ(サブ)→小花(脇役)の順で入れよう。


ポイント
花を大きめ(メイン)→中サイズ(サブ)→小花(脇役)の順に花を入れていのは、生花・造花問わず花を扱う時の共通のテクニック。覚えておくと、花を飾る時やブーケを作る時に美しい仕上がりに!
次のページでは、フラワーボックスの飾り方やアレンジ方法を紹介!
関連記事:100均グッズでDIY・ハンドメイドを楽しもう!
フラワーボックスの飾り方:壁に飾れば壁面がアートな空間に
今回使用したセリアの「インテリア木製ウォールボックス」は、すでに壁掛けフックが付いているので、そのまま壁面にも飾れる。フックが付いていない木箱の場合でも、ホームセンターや100円ショップで壁掛けフックを購入して取り付ければOK。壁面がアートなディスプレイ空間に。

フラワーボックスの飾り方:フタ付きボックスでこなれ感のあるフラワーボックスに
オープンタイプの木製ボックスだけでなく、ガラス(または透明アクリル)のふたがついたアクセサリー収納ボックスを使ってもステキ。また、花を入れて飾るだけでなく小物収納として使えば、ショップのディスプレイのような雰囲気に!




もっとフラワーボックスを楽しむ!
フラワーボックスは「入れ物」を変えることでも、また違った雰囲気を楽しめる。ラッピング用のおしゃれな紙箱やアルミ缶、ブリキ缶を使うのもGood。また、花だけでなくリボンや麻ひもなど異素材をプラスしても楽しい。
ぜひフラワーボックス作りにチャレンジして自分の部屋に飾ったり、友だちにプレゼントしてみよう!
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監修・写真=木村遥
文=プー・新井