アロマの香りで気持ちが上がる!気分をコントロールする香りの選び方と注意点
アロマの香りで気分を上げよう!
「オシャレな人の部屋って、なんだかオシャレな香りがするのよね」なんて思ったことがある人も多いはず。部屋の詳しい様子は思い出せなくても、香りだけは印象に残っている……なんてことも。
今回は、さまざまな「香り」を使い分けて、自分の気分をコントロールする方法について紹介する。
アロマの香りを嗅ぐメリットとは
アロマテラピーで使われるエッセンシャルオイルには、心と体の両方に働きかける作用をもった成分が含まれている。これにより、以下のような効果に期待できるだろう。
<アロマの香りを嗅ぐメリット・期待できる効果>
- 疲労回復
- 疲れ目
- 冷え
- 凝り
- 筋肉痛
- 気分の落ち込みからの回復
- 不眠の改善
- PMS
- 消臭
最近の研究では、「人間は1兆種類の香りを嗅ぎ分けられる」ことがわかってきた。人間の精密な嗅覚を利用することにより、香りで気分をコントロールしやすくなる。元気が出ないとき、反対に興奮が冷めないときなどは、アロマを試してみよう。
【ケース別】おすすめのアロマの香りを紹介
まずはおすすめのアロマを4種類ご紹介する。それぞれ期待できる効果が異なるため、自分の体調に合うものを選ぼう。
アロマの香り:リラックスしたいときにおすすめの4種
200~300種類あるといわれている香りの中から、まずはリラックス系のおすすめアロマを4つ紹介!
ストレスや疲れが溜まってしまったときは、リラックス作用のある香りを選ぶと良いだろう。大事な会議の前など、緊張するイベントの前夜に嗅ぐと、熟睡して心を落ち着かせることができる。
■ジャスミン
香り:フローラル系。エキゾチックで甘い香り。
期待できる効能:気持ちの高ぶりを沈める。躁うつをやわらげる。月経痛、更年期障害の緩和。
■ベルガモット
香り:柑橘系。
期待できる効能:ストレスを発散させる。感情を解き放ち、躁うつ症状を緩和させる。食欲不振、消化不良の緩和。
■ローズ
香り:フローラル系。甘く華やかな香り。
期待できる効能:心を癒やし、穏やかにする。女性ホルモンを整え、生理不順や月経痛の改善。
■シダーウッド
香り:樹木系。ウッディーでほのかに甘い香り。
期待できる効能:緊張感や不安を取り除き、心を落ち着かせる。集中力を高める。
アロマの香り:元気を出したいときにおすすめの4種
落ち込む出来事があったときや、明るい気分になりたいとき、テンションを上げたいときには爽やかなアロマがおすすめだ。思考をすっきりとさせるので、勉強や頭を使う仕事の直前に嗅いでも◎。
■ペパーミント
香り:ハーブ系。爽やかですっきりとするメントールの香り。
期待できる効能:脳を刺激して思考をクリアにする。怒りや興奮をしずめる。吐き気や乗り物酔い、頭痛をやわらげる。
■レモン
香り:柑橘系。フレッシュで爽快感のある香り。
期待できる効能:気分をリフレッシュさせ、意識を高揚させる。抗菌作用のある成分が含まれる
■ローズマリー
香り:ハーブ系。クールで清涼感のある香り。
期待できる効能:気分を高揚させ、無気力や躁うつを改善させる。頭をすっきりさせ、やる気を出させる。血行を促進し、低血圧、手足の冷え改善。
■レモングラス
香り:ハーブ系。レモンに似た甘く爽やかな香り。
期待できる効能:不安な心をやわらげ、気分を明るくさせる。鎮痛作用がある成分が含まれ、筋肉痛や肩こりに効果が期待できる。
次のページでは、エッセンシャルオイルの使い方を紹介! 香りの効能を実際に感じてみよう!