【賃貸DIY】簡単オシャレなすのこ風シェルフを作ろう
自分好みの家具を板や端材で簡単に作成しよう!
板や端材などを使って、手軽に自分の好みに合った大きさの家具を作ることができる。今回作るものは軽めの杉材を使用した、壁に掛けやすいタイプのすのこ風シェルフ。幅広いテイストのインテリアに合うほか、簡単なのにオシャレに見えるのもうれしい!
用意するもの
・杉材(11×89×1820mm)×7枚
・端材(スペーサー用、12×60×563mm)×3枚
※厚みが12mmであれば何でもOK
・スリムネジ(30mm)×68本
・好みのフック×お好みの本数
・壁美人12kg用1セット(本体と受け金具2個ずつ)
・ホチキス
・ドリル(電動ドリル)
・ドリルの先(ネジ締め用)
・ドリルの先(直径10mmの穴開け用)
・メジャー
・定規
・マイターボックス
・のこぎり

すのこ風シェルフ作成に使用した道具
作り方
1.すのこの枠部分の組み立て・板留め
杉材を寸法(800mm×4本、690mm×9本)にカットし、完成形に木材を仮置きする。天板・棚板・底板となる板を両端の側板で留める。

まずは置いてイメージを掴もう

仮留めも慎重に
2.すのこの枠部分を裏返す
①で作ったすのこの枠部分を裏返し、すのこの背面用の板を留める準備をする。

1つの工程を丁寧に行う
3.すのこの背面の板を留める
背面の板をすのこ状になるように等間隔に置く。定規などで測ると良い。等間隔に置いた背面用の板を、ネジで天板・底板それぞれにつき2ヵ所ずつ、真ん中の棚板は両端のみ留める。すのこ部分の完成。

定規で計りながら進める

すのこ部分の完成
4.端材カット&フック掛け部分を板留めする
③で作ったすのこ部分をやすりがけして木肌を整えた後、余った杉材を三角にカットする。この時「マイターボックス」というアイテムを使うと便利。カットした杉材を底板にネジ留めし、棚の前面にフックを掛ける用の板を留める。

マイターボックスを使って斜めにカット

このように取り付ける
5.フックを掛ける穴を開ける
④で取り付けた板にドリルで直径10mmの穴を開ける。穴の数は好みで調整する。

ドリルでハンガーを掛ける穴を開ける
6.スペーサーを留める
壁に取り付けるための金具部分の幅を確保するため、背面にスペーサーとなる端材を留める。今回は横長の板を3枚使用。
7.棚に壁に掛ける用の金具を取り付ける
ホチキスで棚を付ける金具『壁美人』の受け金具を、シンメトリーになるようにネジで留める。

位置は水平になるように
8.壁に金具を取り付ける
『壁美人』本体を受け金具を取り付けた位置と合うよう注意して、壁にホチキスで取り付ける。留具は壁にホチキスで穴をあけて取り付けるので、ネジ穴や虫ピンに比べると、小さな穴が空くだけで安心。壁に対して芯が垂直になるようにだけ気を付ければ、力を入れずに取り付けることができる。

壁に留め具をホッチキスで取り付ける。作業は気をつけて行おう
9.完成
壁に掛ければ完成。好みのフックやハンガーなどを掛けて使おう。

今回は80分で完成した!
文・写真=江原みなみ
※「CHINTAI2017年12月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています
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