【住む街ガイド】小説『男ともだち』の舞台・下京区河原町はディープで大人な街だった

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小説『男ともだち』の舞台・京都市下京区河原町の住みやすさを調べてみたら、ディープな京都で過ごす大人な時間が見えた

男ともだち 千早 茜・著 734円 文春文庫

男ともだち
千早 茜・著 734円 文春文庫

『男ともだち』のあらすじ

恋人より愛人より自分を理解してくれる男ともだち。仕事は順調、恋人も2番目の彼もいる神名葵。ある日、学生時代から「特別な存在」だったハセオから連絡があり7年ぶりに再会するが……。誰よりも自分を知っている、理解してくれている男ともだちとの関係に、ため息必至の直木賞候補作。

舞台装置のようにほの見える京都の街

恋人、愛人、そして腐れ縁のような「男ともだち」。三十路まぎわの主人公・神名葵が、男たちの間で足掻きつつも日々を突き進む。その舞台になっているのが京都の河原町周辺だ。物語の中で具体的な地名や店名が綴られることはわずか。だからこそ数少ない描写されたシーンの場所には重い意味がある。

男ともだち・ハセオと待ち合わせた四条河原町交差点近くのカフェ、不倫関係の真司と過ごす三条木屋町のラブホテル。どれも特定のものではないが、地名がイメージに深みを与える。時にはディープな、タウンガイドにない京都がストーリーの中で垣間見えてくる。

小説に登場するスポットを歩いてみよう!

スポット①:四条大橋

日が暮れると雰囲気がさらにいい四条大橋からの眺め

日が暮れると雰囲気がさらにいい四条大橋からの眺め

「―――鴨川沿いにびっしりと並んだ飲食店の灯が煌々と街を彩っている」
7年ぶりにハセオと会う主人公・神名が通った橋。この小説は夜の情景が多い。遊歩道に人があふれる昼間とは全く違った印象だ。

●住所:京都市下京区斎藤町 鴨川
●アクセス:京阪本線祇園四条駅から徒歩すぐ

河原町をますます好きになる イチオシスポット

アップスクラブ

木屋町の路地にあるバー、アップスクラブ

木屋町の路地にあるバー、アップスクラブ

名物バーテンダーのドリーさんが作るカクテルは見た目も味も大人の味

名物バーテンダーのドリーさんが作るカクテルは見た目も味も大人の味

木屋町の路地にある雑居ビルの4階という、一見の観光客が迷い込みようがないディープなソウルバー。地元では名物バーテンダーのドリーさんを知らない人は「モグリ」と言われる有名どころなのだ。

●住所:京都市中京区六角通河原町東入ル山崎町238-2河原町六角ビル4F
●アクセス:京阪本線三条駅から徒歩4分
●TEL:075-255-0706
●営業時間:19:30~翌5:00
●定休日:月曜

河原町周辺の暮らしやすさについて

JRの京都駅からはやや離れていて、距離は短いが電車では乗り換えが必要。市営バスが充実しているのでそちらを使う方が便利だろう。大阪方面へは始発駅である阪急河原町駅から一直線、約48分だ。京都の中心と言える繁華街で、買い物は徒歩圏で不自由しない。盛り場のため治安面で不安を感じる人もいるかもしれないが、人通りが多く明るい分、夜でも安心して歩ける、という面もある。

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文=上田泰久
写真=桂 伸也

 

※「CHINTAI2017年9月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています
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