角部屋と中部屋を比較。中部屋の意外なメリットとは?

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お部屋探しの際に人気のあるマンションやアパートの「角部屋」。お部屋の何ヶ所かに窓があったり、隣人の生活音が少なかったりと、「角部屋」はメリットが多いと思われている。
では、両隣に他の部屋がある「中部屋」は、よくないものなのだろうか?

本記事では、「中部屋」の隠れたメリットをご紹介! また、角部屋と中部屋では、それぞれどんな方が住むのに向いているのかをまとめた。

▽角部屋物件ののメリット&意外なデメリットについてもっと知りたい人はこちら!

みんなお部屋の位置にこだわっているの?

全国の男女に、マンションやアパートの位置に関するアンケートを実施した。

「住むならどの位置の部屋がよい?」
「住むならどの位置の部屋がよい?」
※全国の20代~30代男女330名に調査。(2016年12月16日CHINTAI調べ)

お部屋の位置にこだわっている方が約7割と大半を占める結果に!(図1)
また、こだわる方の希望の位置の内訳としては、半数以上の方が角部屋を希望しているようだ。(図2)

角部屋は窓の数が多く、両隣にお部屋があるわけではないので気楽そうに思える。

しかし、CHINTAIでは角部屋も中部屋もどちらも納得の理由をもっておすすめできる。
それぞれのお部屋に合うのはどんな人なのか、あわせてみていこう。

中部屋がおすすめなのはこんな人

暑がり・寒がりの人

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中部屋は、左右に部屋がある分、外気温の影響を受けにくい点がよいところ!暑がりや寒がり、両方の方におすすめできる。

また、両隣にお部屋があるため、エアコンやヒーター等も効きやすい中部屋。お部屋が暖まりやすいので、光熱費の節約にも。節約しながら暮らしたい堅実派にも嬉しいメリットだ!

一方で、2面に窓や採光面があるため、外気温の影響を受けやすい角部屋。夏は暑く、冬は寒くなりやすい傾向がある。

マンションやアパートの外からの騒音が気になる人

騒音_s


中部屋は窓が角部屋に比べると少ないため、外からの音も入りにくい。反対に角部屋だと、隣人の生活音が気にならなくても、外に面している部分が多く車の音などが気になることも……。
大通り沿いに住みたいと考えている人は、中部屋なら騒音に悩まされない生活を送れそう!

多くの選択肢から物件を選びたい人

物件数


当たり前だが、角部屋は1つの階にだいたい2部屋しかないので、お部屋の数が多くない。また、角部屋は中部屋よりも人気があったり、窓の施工費が多くかかったりするため家賃が高くなることもある。

実際に、角部屋に比べ中部屋の物件数がどのくらい多いのか確認してみよう。

東京都で人気の恵比寿駅にて「角部屋の物件」と「中部屋の物件」の物件数を比較。※1

▼角部屋の物件数
364件
▼中部屋の物件数
475件

中部屋の方が100件以上も物件数が多いことがわかる。物件が100件もあれば、お部屋は中部屋であっても、その他の条件がよいところが見つかるかも!
※1 2017年2月17日時点(CHINTAI調べ)

角部屋がおすすめの人

一方で、人気の角部屋はどんな方に向いているのだろうか? 早速、確認してみよう。

眺めや日当たりにこだわる人

日当たり

角部屋の一番の特徴は、やはりお部屋の窓が比較的多いことです。窓が2面あれば、部屋からの眺めがよいことも多い。「お部屋からの眺めを楽しみたい」という方や、「お部屋の中に光がたくさん入る方がよい」方は、角部屋がおすすめだ。

隣人の生活音に敏感な人

中部屋よりも隣接する部屋数が少ないので、隣人の生活音も減るのが角部屋のよいところ。
ただし、気をつけたいのは、角部屋だからといって必ずしも静かとは限らないこと! 建物が木造なら、鉄筋の建物よりも音が響きやすい傾向にある。音がどうしても気になる、という方は建物の構造まで気をつけると、より快適なお部屋を選べるだろう。

換気を心がけたい人

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角部屋は、居室に窓が2面あるだけでなく、キッチンやお風呂に窓がある物件が多いのもメリット。中部屋の場合は、キッチンやお風呂の換気をする際に、窓と一緒に玄関も開けないと風が通らず、換気がしにくいことも。玄関を開けてしまうと防犯面が心配だし、虫が入ってくることもある。

キッチンやお風呂の臭いや湿気が気になる人、窓を開けて換気がしたいという人は、角部屋のお部屋を中心に探してみるとよいかも。

まとめ

人気の角部屋と、物件数の多い中部屋。それぞれのメリットがあり、「自分には中部屋が合ってた!」「人気だからなんとなく角部屋にしていたけど、どちらでもよいかも」と思った方もいるのではないだろうか。そんな人は、お部屋の位置にこだわらないお部屋探しをしてみてもよいかもしれない。

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