ガチオタに聞く! ガイドブックには載らない秋葉原の歩き方

公開日:2014年9月30日

秋葉原の歩き方をガチオタに聞いてみた!

こんにちは。ヨッピーです。

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あの二人が秋葉原を案内!

本日は秋葉原にやって来ました。

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ラジオ会館がリニューアルオープンしたり、新しいお店が次々にできたりと、都内で今一番勢いがある街と言っても過言ではないこの秋葉原。「秋葉原に住みたいよ!」という人もいるのではないでしょうか?

しかし、勢いがあるとはいえ、昔ながらの小さな商店もたくさんあるし、街の規模が大きいこともあって秋葉原に遊びに来ても「どこに行けば良いのか分からない……」という方も多いはず。

今日はそんな人々のために、秋葉原を知り尽くしたガチオタのお二人に案内していただこうと思います。
このお二人だーーー!

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じゃん!

左:ゴトウさん(43歳)。
古参テキストサイト「一流ホームページ」管理人でオタク歴30年。
秋葉原から徒歩圏内に生息。

右:pojiさん(34歳)。
オタク歴20年。ゴトウさんや著者であるヨッピーの友人。
ゴトウさんと同じく秋葉原から徒歩圏内の物件に住んでいる。

ちなみに2人は前回の「黒ギャルとオタクが宅飲みしたら意外と相性が良い事が判明」にも登場いただいたのですが、もう1人のサカイさんは旅行のため、本日は欠席となります。

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アニメ柄のTシャツを着て登場のゴトウさん。

ヨッピー「これ、なんのアニメですか?」

ゴトウ「『ハートキャッチプリキュア!』のキュアマリンちゃんです。持っているTシャツのなかで、一番オシャレなやつを着てきました

なるほど。気合いは十分なようです。

秋葉原探索スタート

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秋葉原の街を歩く3人。この日は、祝日とあってかなり多くの人でにぎわっております。

ゴトウ「ちなみにここは、ビラ配りのお姉ちゃんがたくさんいて歩きづらいことで有名な通りです。今の時間帯はそんなにいないんですけど、夕方くらいになるとたくさん出てきますね」

ヨッピー「へー。なんて名前の通りですか?」

ゴトウ「ビラビラ通り

調べてみると本当にそんな感じの名前で呼ばれているらしい。

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その矢先、さっそくメイドさんにチラシを配られるゴトウさん。

ゴトウさん「へぇ~。ショータイムがあるの? ○○ちゃんのショーもあるんだ? 参ったなぁ~

何に参るのかは知りませんが、ゴトウさんは楽しそうです。

無料でイベントが楽しめるベルサール秋葉原

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そんなわけで最初にやってきたのがこちらの「ベルサール秋葉原」。通称「べるばら」と呼ばれるスペースだ。

こちらのイベントスペースでは、無料イベントが行われることがあり、声優さんのライブがあったり、最新ゲームをお試しプレイできたりすることも多い。
この日は物産展をやっていて、無料で野菜などが振る舞われていました。

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キュウリがうまい!

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ゴトウ「この前は、KIRINが『砂漠を再現しためちゃくちゃ暑いブースに入ったあとにビールを飲む』みたいなイベントやってたよ」

そういえば僕もここの地下でやってた「Xbox One」の体験イベントでTシャツをもらった記憶がある。
秋葉原に来た時は、なにかやってないかチェックしても良いかも知れない。

アナログゲームの聖地 イエローサブマリン秋葉原RPGショップ

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続いてやってきたのがこちら。アナログゲームショップの「イエローサブマリン秋葉原RPGショップ」さんです。
アナログゲームとは、コンピューターを使わないゲームの総称です。モノポリーや人生ゲームなんかをイメージするとわかりやすいかも知れませんね。

時に嘘をついたりして駆け引きなんかも多く、「大人のゲーム」としてジワジワと人気が広がっています。

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ゲームに使うサイコロがこんなにたくさん!

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ボードゲームの定番「カタンの開拓者たち」。
大人がやってもおもしろい。騙したり、取引したりと頭脳が要求されるぞ。

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こちらがpojiさんおすすめのゲーム「ラー」だ。
しかし、本来のものとは別バージョンらしい。
こういったボードゲームは元々、それほど多く作られるものではないので、人気が出るとすぐに市場から無くなってしまうそうだ。

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ゴトウさんおすすめのゲームがこちらの「Dixit(ディクシット)」。

ヨッピー「僕これは知ってますよ。連想してくゲームですよね。女性とやっても盛り上がるんじゃないですか?」

ゴトウ「どうだろう。女性とやったことないから分かんない

ヨッピー「それは悲しいですね」

ゴトウ「まぁ女性とこういうのやってもほら、すぐに『そんなゲームじゃなくて、体を使った遊びがしたい』っていう顔をされちゃうからね」

幸せな人だなぁ。

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引き続き街を歩いていたところ、ゴトウさんが何かを発見したようです。

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ゴトウ「これ、秋葉原のメイドカフェの案内とかクーポンがタッチパネルで操作できるんですよ」

ヨッピー「へー」

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ゴトウ「ほら、タッチできるんです」

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ゴトウ「どうせタッチできるなら、敏感なところにタッチして『いや~ん』とかそういう声が出ると良いのにね」

何言ってんだこいつ。

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ゴトウ「あ、これ足踏みリフレの店だ。僕、ここにこの前行ったんですよ」

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ゴトウ「それで僕が女の子に『普段どんなアニメ見るんですか?』って聞いたら『アニメ全然見ない』とか言われたあげく、『普段は渋谷にいます』とか言い出して。秋葉原の店なのに詐欺ですよ、詐欺! 許せない!」

ゴトウさんの怒るポイントがいまいち掴めない。

いろいろやってるUDXビル

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続いて向かったのが、UDXビル。
なんでもこのビルでは、土日や祝日にフリーマーケットが開催されているらしい。

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大量に陳列されたミニ四駆。

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やはり秋葉原だけあって、アニメグッズやおもちゃの類を出すお店が多いらしい。

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そのフリーマーケットの会場を抜けて、同じUDXビルの中にある東京アニメセンターに来ました。

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アニメの原画や設定資料などが大量に展示されています。
この日は、現在放送中のアニメ「グラスリップ」の展示がメイン。

ヨッピー「これはどういうアニメなんですか?」

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ゴトウ「それがね……許せないのよ!」

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ゴトウ「この主人公が、ヒロインの女の子にいきなり抱き付いてキスをするシーンがあるんだけど、僕が調べたところ、同意も無くそんな行為をしたら強制わいせつ罪で懲役1年6カ月のはず。もうすぐ最終話が放送されるんだけど、その時にこの主人公が捕まってなかったら、クレームの電話入れようと思ってる」

poji「え? アニメの話だよね?」

ゴトウ「そうだよ。この主人公、転校生のくせにいきなりグループに入り込んで女の子を奪っていくし、山の中で異常なスキンシップを取ったりするし、そんな犯罪者が主人公だなんて許せない」

poji「結局どういうアニメなんだよ」

ゴトウ「まぁグラスリップっていうぐらいだからガラス細工の話なんだけど、こう、フーッてガラスを吹いてるのとかは、“あれ”を表現してるんだと思う」

poji「絶対違う」

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アニメセンターでクリアファイルを手に悩むゴトウさん。

ヨッピー「何をそんなに悩んでるんですか?」

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ゴトウ「いや、この白いのが、スカートのフリルなのかパンツが見えてるのかどっちかなと思って」

ヨッピー「別にどっちでも良いじゃないですか」

ゴトウ「何言ってんだ! 良くないよ!」

ヨッピー「じゃあパンツだったらどうなんですか」

ゴトウ「え? 舐めるけど?

今日の人選を間違えたかも知れない。

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その後は謎解きゲームができるカフェに行ったり……、

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同人誌をたくさん取り扱っているお店に遊びに行ったりしました。

そして本日の締めくくりに訪れたのが、秋葉原ということでは外せないメイドカフェです。

メイドカフェに行こう

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じゃん!
「めいどりーみん 秋葉原 Heaven’s Gate 店」さんにお邪魔しました!

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店内にはメイドさんがいっぱい!

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「お帰りなさいませ、ご主人さま~!」の掛け声と共に着席するガチオタの二人。

poji「このお店はヨッピーが決めたの?」

ヨッピー「そうだよ。メイドカフェについては事前に取材許可取らなきゃいけないからゴトウさんと相談して決めた」

メイドカフェについて語るガチ勢、poji

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poji「なるほど……。メイドカフェってひとくくりにされてるけど、結構いろいろあるんだよね」

ヨッピー「つまり?」

poji「例えば、『キュアメイドカフェ』っていうメイドカフェは衣装がロングスカートで落ち着いた雰囲気なんだよね。パフォーマンスとかがあるわけじゃないから、そういう意味では本格的なメイドカフェって言えるかも知れない。『図書館』っていうコンセプトでやってるシャッツキステもわりと落ち着いた志向だね」

ヨッピー「なるほど」

poji「この『めいどりーみん』とか『@ほぉ~むカフェ』とかはライブがあったり、みんなプロとして接客してくれるから、いわゆる『ご主人様~!』みたいなのを求めている人たちには向いてるんだろうけど、落ち着いた雰囲気が好きな人には向いてなかったりもするし、自分にはどういう店が合ってるかっていうのをいろいろ見てみないと分かんないところはあるよね」

ヨッピー「ほかにはどういうのがあるんですか」

Poji「あとは『夜宴迷宮ヴァンパイア』っていう店があるんだけど、メイドカフェに来たら、とにかくメイドさんに構って欲しい、っていうタイプの人には向いてると思う。ドリンクを飲ませてあげると話し相手になってくれたりするから」

ヨッピー「詳しすぎるだろ

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ゴトウ「ちなみに、僕はこの日のために気合いを入れてきました」

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ゴトウ「爪もちゃんと深爪にしてる

poji「お前が期待してるものなんて何にも起こらねーよ」

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そんなわけで注文を取りに来てくれたメイドさんに飲み物をオーダー。
お絵描きしてくれるというカフェラテとノンアルコールカクテルを頼む二人。

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待っている間にうさ耳をつけてくれた。

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ゴトウ「メイドさんがかわいすぎてヤバい……」

ヨッピー「今のメイドさんに付き合ってって言われたらどうします?」

ゴトウ「どうしよう……。俺が彼女を幸せにできるのかな……」

poji「できねーよ

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カフェラテに、pojiさんの似顔絵を描いてくれるらしい。

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似てる……のか?

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続いてオリジナルカクテルのコールをしてくれる担当メイド「ゆも」さん。
マジでかわいい!

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ゆもさんの指示で、「萌え萌えきゅんきゅん」をやらされるゴトウさん。

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ゴトウ「おっさんの公開処刑じゃないですか!」

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「おいしくな~れ、萌え萌えきゅん」もやっていただきました!

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その後、メイドさんのライブパフォーマンスがあり、

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ガチ勢のpojiさんはうさ耳がついているとは思えない真剣な表情で見ております。

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ゴトウさんもこの表情。やはりガチ勢は違う。

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そんなわけで僕、pojiさん、ゴトウさん、編集担当の4人で一時間ほど過ごし、お会計は7,500円。

ヨッピー「結構高かった……!」

ソファ席は1人1000円だそうな。
おっさん4人で恥ずかしいからということで隅のソファ席にしたが、普通のテーブル席にすればよかったかもしれない(テーブル席は1人500円)

というわけで、ガチオタと行く秋葉原ツアー、いかがだったでしょうか?
お二人いわく、「秋葉原は本当にお店の入れ替わりが早い」ということで、しばらく行ってない間に新しいお店がボコボコできていたりするそうです。
それだけ挑戦する土壌みたいなものが秋葉原にはあるのかも知れませんね。

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よろしければみなさんも、この2人のガチオタにツアーガイドを依頼してみてはいかがでしょうか?

【おまけ】

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「ラブライブ!」に登場するアイドルユニット「μ’s(ミューズ)」の等身大パネルのスカートの中を確認しようとするゴトウさん。

【今回お邪魔したところ】

HOBBYBASE Yellow Submarine
http://www.yellowsubmarine.co.jp/

ベルサール秋葉原
http://www.bellesalle.co.jp/room/bs_akihabara/

秋葉原UDX
http://udx.jp/

カフェ・パックワークス
http://www.caf3packw0rk5.com/

コミックZIN 秋葉原店
http://www.comiczin.jp/shop/

メイドカフェ・めいどりーみん Heaven’s Gate店
http://maidreamin.com/

(ヨッピー+ノオト)

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