引越しのお知らせにいかが? 絵封筒を作ってみた!

公開日:2014年1月17日

十数年前に、流行した「絵手紙」。今では大人の趣味としておなじみになったが、それによく似た「絵封筒」なるものが、新たに出現しているのをご存知だろうか?

絵手紙との決定的な違いは、“切手の絵柄”を意識しながらイメージを膨らませること。

絵手紙との決定的な違いは、“切手の絵柄”を意識しながらイメージを膨らませること。

絵封筒とは、文字通り絵が描かれた封筒のこと。いまでこそ“絵封筒”とネーミングされているが、子どものころに簡単なイラストを描いて封筒に手書きして友人に宛てたことはないだろうか? ということで、筆者+友人2人の計3人で、思い思いの絵封筒をつくってみることにした。

ポイントは以下の通りだ。

1) 郵便料金は、定型郵便物であれば25g以内まで80円、50g以内だと90円となる。使用する切手の枚数は自由。10円切手×3枚+50円切手1枚でもOKだし、80円切手1枚でも問題ない。ただし、「重ねて貼らない」、「表面のみに貼る」、「切手の上に落書きをしない」などの郵便局のルールは厳守しよう。
2) 表面いっぱいにデザインできるように、差出人の住所や名前は裏面に書く。
3) 素材は、基本なんでもOKだが、クレヨンやビーズなど、他の郵便物を汚すおそれのあるものは避けること。

まずは、絵心がない筆者の作品からお披露目。所要時間は50分程度。請求書用の窓付き封筒を使用し、80円切手と10円切手を活かして作成してみた(つもり)だが、う~~ん。茶封筒に切手をベタ塗りすると色が映えなくなるため、イラストで表現する方が良かったかも。ちなみに、切手を汚さないコツは、作品を描き、最後に貼ること。

続いて、デザイナーの友人の作品。所要時間20分。野生のキリンの切手がおしゃれに活用されている! 本人いわく、無理矢理白地を埋めようとせず、ホワイトスペースを多めに設定するのがポイントとのこと。

こちらは上記友人の2作目。おおお!! なんだかクリエイティビティ!! テーマは、リオのカーニバルだそう。所要時間は30分。切手は、80円切手の中で最も王道なデザインをチョイス。「背景に困ったら、水玉を散らせばそれなりにおしゃれに見える」と、アドバイスもらった。

ラストは、3人目の友人の作品。所要時間10分。子どもの頃から少女漫画を書くのが好きだった彼女は、今も変わらず恋愛モード真っ盛り。線だけの表現に物足りなさを感じる人は、折り紙やレースの装飾を施すと、表情が出て良い感じかも。ただし、しっかりのり付けして絶対にはがれないようにするのが他の郵便物へのマナーだ。

いかがだっただろう。絵封筒はイギリスのデビッド・マッキーさん(イギリス)はじめ、海外でも盛んに行われている。専門書も色々と出版されているようなので、より斬新なアイデアにインスパイアされたい人は一度手に取ってみるといいかも。

絵封筒は、送る相手に思いを込めてデザインする、ささやかなツールなので、基本的に形式は自由だ。2月は、引越しシーズンでもあるので、友人などに転居の挨拶を出す際に、封筒に一手間加えると、喜んでもらえるかも!

(両角はるか+ノオト)

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