【2021年最新版】Amazonプライムビデオのおすすめ映画20選!シン・エヴァ配信と一緒にチェックしたい名作は?

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この記事では、『シン・エヴァンゲリオン』の配信開始とあわせてチェックして欲しい、現在Amazonプライムビデオの動画見放題のラインアップに入っている映画からおすすめ一挙20作品を紹介。

とにかく笑いたい!抱腹絶倒のコメディ映画2選

7:『エクストリーム・ジョブ』(2019)
8:『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』(2020)

大人こそがハッと気づける?ファミリー向けアニメ映画3選

9:『ボスベイビー』(2018)
10:『トロールズ ミュージック☆パワー』(2020)
11:『ドラゴンボール超 ブロリー』(2018)

心地よい余韻が残る、新たな日本映画の名作3選

12:『蜜蜂と遠雷』(2019)
13:『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』(2019)
14:『初恋』(2020)
※視聴の年齢制限については各作品ページでご確認ください

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【2020夏】Amazonプライムビデオのおすすめ映画10選!夏休みにぴったりの作品は?

とにかく笑いたい!抱腹絶倒のコメディ映画2選

ここからは、お腹を抱えて笑いたい方におすすめのコメディ映画を紹介しよう。どちらも、あまりのくだらなさにゲラゲラと笑いながらも、とにかく面白い映画を作るという高い志も伝わってくる、実はマジメとも言える作品だ。

Amazonプライムビデオのおすすめ映画7:『エクストリーム・ジョブ』(2019)

「ダメダメな麻薬捜査班が潜入捜査のため仕方なくフライドチキン屋を始めたら大繁盛しちゃった!」という愉快なプロットの作品だ。へっぽこな麻薬捜査班それぞれのキャラが立ちまくりで、皮肉の利いたギャグにケラケラと笑えて、話運びもテンポが良くてスカッと爽やか。アクションもサスペンスもコメディも全部盛りな、お腹いっぱいになれるエンターテインメントとして万人におすすめできる内容だ。

総じて「おバカ映画」とも言える作品だが、実際はあらゆる要素が周到に計算され、クライマックスへの盛り上がりに向けて綿密に構築されている。「本当に笑える映画は頭の良い人たちが作っている」ということを実感できるのではないだろうか。『パラサイト 半地下の家族』とは別ベクトルの韓国映画のハイクオリティぶりを知りたい人にも観てほしい。

『エクストリーム・ジョブ』(2019)の情報

監督:イ・ビョンホン
出演:リュ・スンリョン, イ・ハニ, チン・ソンギュ ほか
製作:2019年
時間:1時間51分

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Amazonプライムビデオのおすすめ映画8:『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』(2020)

「失職中のダメ男と大統領候補のスーパーウーマン」という組み合わせを描いたラブコメディだ。男性は金なし、地位なし、ファッションセンスなしという3拍子。片や女性のほうは世界を股にかける国務長官で絶世の美人という高嶺の花すぎて高所恐怖症になりそうな設定だ。そしてPG12指定でもやや甘いと思われる下ネタのオンパレードの上に不謹慎なドラッグネタまであるので、子どもには全くおすすめはできない。

だが、その下ネタは短絡的なギャグに止まらず、物語上も重要な意味を持っている。詳しくはクライマックスのネタバレになるので伏せておくが、「下ネタで思いっきり笑い飛ばす」ことに痛快さがあり、それが冗談や誇張抜きで世界平和にもつながるのでないか、とまで思わせてくれる物語でもあったのだ。社会的立場の「男女逆転」も含めて、価値観の転換が行われること、それが全く嫌味でないことも素晴らしい。

『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』(2020)

監督:ジョナサン・レヴィン
出演:シャーリーズ・セロン, セス・ローゲン, オシェア・ジャクソン・Jr ほか
製作:2020年
時間:2時間4分

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Amazonプライムビデオのおすすめ映画:大人こそがハッと気づける?ファミリー向けアニメ映画3選

ここからは、子どもと一緒に観てほしい、ファミリー向けのアニメ映画3本を紹介しよう。誰でもわかりやすいスラップスティックなギャグに笑い、ハラハラドキドキの冒険や戦いに興奮し、そして大人こそがハッと気づける「視点」もある作品だ。

Amazonプライムビデオのおすすめ映画9:『ボスベイビー』(2018)

7歳の少年の元に弟となる赤ちゃんがやってきたが、その正体は黒いスーツに黒いネクタイを締めた「ボス・ベイビー」だった。本来は庇護の対象であるはずのかわいい赤ちゃんが、偉そうにふんぞりかえって、なおかつ会社の重役として仕事やマネージメントをしている「おっさん」になるギャップが面白い。後半には意外なアクションとスペクタクルが待っており、お子さんは大満足できるだろう。

生まれてくる赤ちゃんに兄が嫉妬してしまうというのは、日本のアニメ映画『未来のミライ』(こちらもAmazonプライムビデオで配信中)にも近い。そちらは賛否両論が激しかったが、こちらは万人向けのエンターテインメント要素が揃っているのでより万人が楽しめるだろう。大人にとっても「仕事に追われて家族との時間をないがしろにしていないだろうか?」と危機感を覚えられる内容でもある。なお、続編の『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』が2021年冬に劇場公開予定である。

『ボスベイビー』(2018)の情報

監督:トム・マクグラス
出演:アレック・ボールドウィン, スティーヴ・ブシェミ, ジミー・キンメル ほか
製作:2018年
時間:1時間37分

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Amazonプライムビデオのおすすめ映画10:『トロールズ ミュージック☆パワー』(2020)

「音楽のジャンルごとに6つに分かれた世界で、ロックの女王が他の村を乗っ取ろうとしていた…!」という危機を救うため、トロールの男女のコンビが世界中を冒険するという内容だ。日本人でも知っている有名楽曲がたくさん登場し、きらびやかな装飾で彩る、見た目にも目にも楽しいミュージカル作品となっている。前作の『トロールズ』もAmazonプライムビデオで見放題であり、こちらを観ておくとより嬉しいサービスもあったりする。

吹き替え版のクオリティも最高峰で、主演の上白石萌音とウエンツ瑛士が超良いのはもちろん、仲里依紗がいわゆる「ゴス」で「バッドアス」な女の子にどハマりしている。世界の分断と文化の破壊の危機を通じて、「多様性」という現代的テーマをストレートに訴えた内容にもなっている。2020年は他にも多くの多様性をテーマとした映画が世に送り出されていたので、ぜひ以下の記事も合わせて読んでみてほしい。

【2020年版】多様性を描く映画10選。同じで、違う。すべての人が”当たり前”でいられる世界へ | CHINTAI情報局

『トロールズ ミュージック☆パワー』(2020)の情報

監督:ウォルト・ドーン
出演:アナ・ケンドリック, ジャスティン・ティンバーレイク, レイチェル・ブルーム ほか
製作:2020年
時間:1時間30分

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Amazonプライムビデオのおすすめ映画11:『ドラゴンボール超 ブロリー』(2018)

ご存知『ドラゴンボール』の劇場アニメであり、その最高傑作の呼び声も高い作品だ。遥か彼方にぶっ飛ばされるハイスピードアクションが「これでもか」とぶっ続くため頭がクラクラするほどに凄まじい。キャラも魅力的で、圧倒的なパワーを持つ敵の「ブロリー」はもちろん、彼のことを心配するイケイケお姉さんと、面倒見の良さそうなおじいさんというコンビがかわいらしいのも見所だ

序盤は原作を知っていることが前提の展開が続くため、『ドラゴンボール』の門外漢には少し入り込みにくいところもあるだろう。だが、何も知らなくても尋常ではない「孤独」を抱えたブロリーに大いに感情移入できる方は多いはずだ。なお、劇場アニメ版最新作であるタイトルが『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』に決定しており、2022年公開予定となっている。

『ドラゴンボール超 ブロリー』(2018)の情報

監督:長峯達也
出演:山寺宏一, 宝亀克寿, 杉田智和 ほか
製作:2018年
時間:1時間39分

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Amazonプライムビデオでおすすめ:心地よい余韻が残る、新たな日本映画の名作3選

ここからは日本映画の底力を知れる3本を紹介しよう。いずれも俳優の熱演、練りに練られた脚本、言葉に頼りすぎない演出など、全方位的に完成度の高い作品だ。

Amazonプライムビデオのおすすめ映画12:『蜜蜂と遠雷』(2019)

同名の人気小説の映画化作品だ。かつて天才少女と謳われた女性、楽器店で働くコンクール年齢制限ギリギリの青年、完璧な演奏技術と感性を併せ持つ青年、そしてオーディションに突如現れた謎の少年という、4人のピアニストたちがしのぎを削る様が描かれていく。彼らは「天才」と周りから言われる存在であるが、決してその評価だけでは推し量れない、複雑な人間模様が描かれることが見所となっている。

彼らの生活描写や説明はごく最小限、ほとんどをコンサート会場の中だけで描くという超ストイックな作風であり、娯楽というよりもアート志向の印象が強い。音楽と画の力でこそ語る、まさに「映画」の魅力を再発見できる一本と言えるだろう。言うまでもなく、じっくりと演奏や演技を堪能するため、集中できる環境で観てほしい。

『蜜蜂と遠雷』(2019)の情報

監督:石川慶
出演:松岡茉優, 松坂桃李, 森崎ウィン ほか
製作:2018年
時間:1時間59分

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Amazonプライムビデオのおすすめ映画13:『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』(2019)

ドラマ化もされた、人気ブログを原作とした映画だ。青年が仕事一筋だった父のことを知るため、オンラインゲーム『ファイナルファンタジーXIV』に誘うことから始まる物語なのだが、このゲームで遊んだことがなくても、予備知識ゼロでも全く問題なく楽しめる。親子の不和や青年の社会における葛藤など、親しみやすい悩みをメインに据えて、「決断」や「本当に大切ことを問い直す」物語に大きな感動がある。それでいて、お涙頂戴にしない「毒っ気」も効いている、バランスの良い作劇がされている。

そして、主人公親子を演じた吉田鋼太郎と坂口健太郎が、それぞれものすごくかわいい。特に吉田鋼太郎の「本音で息子と話せない(だがゲーム内ではノリノリ)」な様はもはやツンデレの領域に達しており、ギャップ萌えが半端ないことになっている。ゲーム内キャラの声も南條愛乃と寿美菜子と悠木碧という大人気声優が担当しているのも嬉しいところだ。

本作の脚本を書いた吹原幸太は2020年5月に脳幹出血のために亡くなられ、原作者のマイディーも癌のため2020年12月に死去が報告された。素晴らしい作品をこの世に送り届けてくれたことに感謝し、ご冥福をお祈りする。

『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』(2019)の情報

監督:野口照夫
出演:坂口健太郎, 吉田鋼太郎, 佐久間由衣 ほか
製作:2019年
時間:1時間54分

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Amazonプライムビデオのおすすめ映画14:『初恋』(2020)

余命わずかであると知らされた天涯孤独のボクサーが、なぜか男に追われていた少女を守るために戦う、濃密な一夜を描いた作品だ。ドラマ、アクション、バイオレンス(PG12指定)、コメディなど、ありとあらゆるジャンルが詰め込まれており、とにかく全編が面白い。豪華キャスト全員がハマり役で、特に過去最高にカッコいい窪田正孝、全身全霊のブチギレ演技をかますベッキーには誰もが感動するのではないか。

三池崇史監督は年に2、3本は映画作品を世に送り出す多忙な作家であるが、その出来にはファンからも「当たり外れがある」と言われがちだった。だが、今回は三池崇史が得意とする「ヤクザもの」が中心に絡んでおり、そのギャグセンスやバイオレンスといった作風が最大限に生かされ、しかもタイトル通りの見事なラブストーリーにもなっている、最高傑作と断言できる。「誰一人欠けても、この恋は生まれなかった」というキャッチコピーが示している通り、登場人物全員が物語に寄与している「群像劇」の魅力も爆発していた。拍手喝采の見事なラストシーンまで、しっかりと見届けてほしい。

『初恋』(2020)の情報

監督:三池崇史
出演:窪田正孝, 大森南朋, 染谷将太 ほか
製作:2020年
時間:1時間55分

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次のページでは、Amazonプライムビデオのおすすめ映画20選の中から「女性が自分の道を選び戦うドラマ映画」、「哲学的な思考を巡らせてくれるSF映画」をご紹介する。

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