消費税増税前に買っておくべきものとは?

公開日:2014年3月4日

いよいよ4月の消費税増税まで一ヶ月を切った。“3%分トクをする”ならここ数週間がラストチャンスとなるが、増税前に買っておくべき物ってなに?

カラフルな卵で春を祝おう! ペイントだけではなく、レースやリボンを飾っても楽しい。

収入がアップしないかぎり、プラス3%の増税がジワジワと家計を圧迫することが予想される。

増税前にやってしまいがちなのが、食料品や日用品のまとめ買い。けれど、それって本当にお得なの? もっと買っておくべきものがあるのでは? ファイナンシャルプランナーの菱田雅生さん! 教えてくださいー!

「税込み105円のものを、増税後に買っても差額はわずか3円。これが、本体価格が10万円になれば3,000円、100万円になれば3万円の違いが出るので、高額商品であればあるほど“お得度”は増すと言っていいでしょう」(菱田雅生さん)

具体的にどんな物を買っておくべきなの?

「高額商品で言うと、車や冷蔵庫、洗濯機、TV、ベッドといったところです。見極めるポイントは先に述べたように『価格の高いもの』。2つ目は、『増税後も値下がりの可能性が低いもの』。3つ目は『増税に関係なく、もともと1年以内に買おうと思っていたもの』。この3点を念頭に置いて検討することが大切です」(菱田雅生さん)

ということは、一般的に価格が下がりにくいと言われている白物家電や、ブランドバッグは今が買いってこと?

「もちろんお手持ちの家電やバッグがまだ使えるのなら、無理して買わないほうが得です。大切なのはなにを買うかであって、どう買うかではありません。無駄な買い物をしないためにも、3つ目の『増税に関係なく1年以内に買うつもりだったか』を、購入前によく考えて欲しいです」(菱田雅生さん)

ちなみに、生活費の中で比重が大きい家賃※は非課税なので、増税後の影響は特にない。そのほか、商品券やプリペイドカード、ゴルフ会員権なども非課税だ。
一方で、見逃してもらえそうな、切符やタクシー代、ATM手数料は増税の対象となっているので注意が必要。

増税まで残すところあと数週間。ますます加熱する増税前のセールに振り回されることなく、本当に必要な物を見極めて買い物をしよう。
※住居用の家賃に限る。事務所などの業務用の家賃は課税対象。

(両角はるか+ノオト)

<関連サイト>
▼FPヒッシーのマネー診療所
http://www.hissie.com

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▼賃貸物件の「敷金・礼金」「保証金」の違いって?
https://www.chintai.net/news/201309/17-02/

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