最近話題の「ミニマリスト」、その暮らしとは一体どんなもの?
2015年の流行語大賞にもノミネートされ、話題を呼んだ「ミニマリスト」。持ち物をできるだけ減らし、自分にとって本当に必要最小限の物だけで暮らす人のことだ。とはいえ、そこまで物を減らすミニマリストは、実際にどんな暮らしをしているのだろうか?

最低限まで物を減らすって、どんな生活なの……?
今回話を聞いたのは、2014年の秋からミニマリストを目指し始めたおふみさん。日々の暮らしをつづったブログは反響を呼び、書籍『ミニマリスト日和』(ワニブックス)も出版された。もともと「マキシマリスト」だったというおふみさんだが、どんなきっかけでミニマリストに転身したのだろうか。
「仕事でうまくいかないことが続き、運が悪いと感じることが多かったんです。ネットで『運 悪い なぜ』と検索したところ、ヒットした記事に『物にあふれて掃除が行き届かないことが運気を下げる』と書かれていて……」
夫と共働きのおふみさんは、忙しい日々に追われ掃除にかける時間がなかなか取れなかったという。もともと物をため込みやすい性格も災いして、部屋の中はほこりをかぶった大量の物であふれていた。ネットの記事を読んでハッとしたおふみさんは、さっそくトイレ掃除を始めた。
「最初は願掛けのようなつもりで、トイレ掃除を始めました。トイレがきれいになると、そのほかの部分も気になって、部屋の掃除にも手をつけてみたんです。部屋がすっきりしていくのがとても心地よくて、空間が生まれることで自分も身軽になっていくような気がしました」
掃除がしやすいようにと、物を減らしていくようになったおふみさん。すると、高い家賃を払って一軒屋に住むことに疑問が生まれたという。そのため、会社の家賃補助が切れるタイミングで、今までより狭い部屋へ引越しを決めた。家賃を5分の4、光熱費を3分の1に減らすことができ、なにより精神的にも良い効果が生まれた。
「大きかったのは、夫婦げんかが減ったことです。以前は掃除の分担が原因でしょっちゅうけんかをして、イライラしていました。今は仕事から帰宅して、穏やかな時間を過ごせるのが本当にうれしい。フットワークも軽くなって、それまで重い腰が上がらず始められなかったサーフィンやヨガなどの習い事にもチャレンジするようになりました」
そんなおふみさん流ミニマリスト生活のコツは、「部屋に収納を増やさないこと」。物を整理するためについ収納グッズを買ってしまいがちだが、収納場所があるほど物は増えていく一方。反対に収納を減らすと、自然と物も減っていく。
そしておふみさんが共感し、実践しているミニマリズムの法則が「私服の制服化」だ。
「多くの女性は、毎朝の服選びに必要以上に時間をかけているはず。私が実践しているのが、ワンシーズンに3パターンだけの着まわしを考えること。そのためには、今ある服を整理する必要があります。そこで『明日大事な人と久しぶりの約束があるとして、この服はダサいと思われず堂々と着て行ける?』と自分に問いかけるんです」
問いかけに対して、安心して着られると思った服だけを残し、それ以外を手放すと時間にもクローゼットにも余裕が生まれる。買い物に慎重になり、経済的にもミニマムになれるので一石三鳥といえるかもしれない。
最後に、ミニマリストに向いている人、いない人について聞いてみた。
「向いているのはズボラな人です。物の管理が苦手だからこそ、減らそうと思えば、とことん減らせるはずだから。反対に几帳面で整理が得意な人は、ミニマリストを目指す必要はない気がします。腹の底から身軽になりたい! という欲求が湧き上がった時にこそ、ぜひ実践してほしいと思います」
なんとなくいつもイライラがたまっているという人は、もしかして物に埋もれていないだろうか? 一度自分の部屋を見返して、プチミニマリスト生活を始めてみるといいかもしれない。
不要な物、「捨てる」のではなく「売る」のが賢い手!
いざ引越ししよう、断捨離しようとなった時にモノを捨ててしまうのはもったいない!
もしかしたら自分の要らないものが売れるものかもしれない、、、かといってフリマアプリで家電製品や家具を送るのも一苦労。
そんなときにご紹介したいのが「おいくら」!
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(波多野友子+ノオト)
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