消臭剤やふりかけにも! 茶がら&コーヒーかすの再利用法

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お茶やコーヒーをいれた時に残る“がら”や“かす”。これらを再利用できると知っていても、具体的な方法がわからない人も多いのではないか?

がらやかすは、フライパンで煎ったり、天日で干したりして乾燥させよう。電子レンジを使用すればレンジ内の消臭もでき一石二鳥だ。

がらやかすは、フライパンで煎ったり、天日で干したりして乾燥させよう。電子レンジを使用すればレンジ内の消臭もでき一石二鳥だ。

そこで、今回は主な再利用法をまとめてみた。以下に列挙していこう。

緑茶の茶がら

消臭や肌トラブルの予防などに効果あり。どれも、乾燥させた茶がらを容器やガーゼに包むなどして使用すること。消臭剤として使う場合は、靴の中や靴箱、冷蔵庫、キッチンなど臭いが気になる場所に置いてみよう。取り替えの目安は、3~4日程度。
また、浴槽に入れると、冷え性や水虫撃退も期待できるそうだ。洗顔後、洗面器にぬるま湯と茶がらを入れ、パッティングするように洗うと、シミやニキビの予防に繋がるという。

コーヒーカス

ドリップしたあとに残るコーヒーカスは、“油分”に再利用ポイントが。乾燥させたものをガーゼなどで包んで、革製品や金属を磨くと、ワックスの働きをしてくれる。さらに、針山のなかに綿の代わりとして入れると、油分が針をコーティングし、サビを防ぐという。
消臭剤としては、とくにアンモニア臭に効果バツグン。ドリップ後、軽く水を切った程度の湿った状態で平たい容器に広げ、トイレの隅に置いてみよう。持続時間は1~2日と短いが、アンモニア吸収率に限れば活性炭以上の効果が得られるとの調査結果があるほどだ。

ちなみに、紅茶の茶がらにも消臭効果があるとのこと。また、紅茶葉と緑茶葉には、食材としての再利用法もある。どちらも細かく刻んでケーキのタネに混ぜれば香り豊かに仕上がるのだ。さらに、茶がらは、細かく刻んだものをかつお節や醤油みりんなどと炒ると、ふりかけになる。まさかこんなにも用途があるとは!

ただし、どういった用途であれ、使い終えた直後のものを使用するのが鉄則だ。また、素肌に使用する際は、自分の肌に合うか十分にテストを行ってから使用してほしい。正しく使えば、きっと節約にも繋がるであろうこれらのテクニック。みなさんも早速試してみては?

(松本まゆげ+ノオト)

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