今すぐ引越ししたい! 最短どのくらいの期間で引越しができる?

公開日:2018年9月11日

うっかり忘れないよう注意!最短で引越しするなら直前にやるべきこと

引越し直前にやること①貴重品や下着類などの荷造り

引越しの荷造りを業者に任せる場合でも、触られたくない下着類や貴重品は自分で荷造りしておこう。また、パソコンなどの精密機器についても、万が一運搬中に故障があった場合にそなえてバックアップを取っておくことをおすすめする。

引越し直前にやること②冷蔵庫や洗濯機の事前準備

冷蔵庫や洗濯機については、自分で事前準備をしなければならないことがある。

たとえば冷蔵庫については、中身を空にし、水抜きを行っておく必要がある。水抜きを行わないと、ほかの荷物が水濡れで故障したり汚れたりする場合があるからだ。引越しの半日〜1日前には電源を抜き、蒸発皿や製氷機をきれいにして庫内を拭き取っておこう。その後、ドアを開けておくのが乾燥のポイントだ。

また、洗濯機の事前準備として水抜きを行うよう指示されることがある。槽洗浄で10秒ほど運転させ、給水ホースに残った水を抜く。バケツやぞうきんなどで水を受けられるようにして、給水ホースを下に向ける。排水ホースを排水口に差し込んだら、脱水運転をしてドラムと排水ホースの中に残った水を抜けば完了だ。機種によってやり方は異なるので取扱説明書で確認しよう。

最短で引越しするには事前準備が大切

余計なコストをかけずに最短で引っ越すためには、賃貸物件の契約書に記載されている退去予告までの期間を確認しよう。退去予告の期限が30日前の場合、最短で30日あれば引越しは可能ということになる。ただし退去予告の期限は契約内容によって異なるので、事前に確認しておこう。

最短で引越しても、間に合わないときの対処法は?

引越しの準備をする男性
どうしても間に合わないときは、2つの方法を検討!

転勤などですぐにでも引越ししなければならないのに「最短で引越しても間に合わない!」という場合は、以下に挙げた2つの対処法を実践してほしい。

  • ウィークリー・マンスリーマンションに入居する
  • ホテルに泊まる

転勤の着任日までに引越し先に入居できない場合、一旦、旧居に家財道具などを残したままウィークリー・マンスリーマンションやホテルを利用する。引越し先の入居が可能になってから引越しを行うという流れだ。

交通費や滞在費が余計にかかってしまうこととなるが、会社の都合によってやむを得ずウィークリー・マンスリーマンションやホテルに泊まることになった場合の費用は、会社に相談しておけば負担してくれることもあるので覚えておこう。

ウィークリー・マンスリーマンションに入居する

ウィークリーマンションやマンスリーマンションは、名称の通り最低7日間から1ヶ月の間で契約できる家具・家電付きの賃貸物件である。通常の賃貸物件と違い、敷金や礼金、保証人不要としている物件も多数存在する。

また、ウィークリー・マンスリーマンションは出張や仮住まいを想定とした賃貸のため、テレビや冷蔵庫、洗濯機や炊飯器など生活に必要最低の家電はすべて完備されていることも特徴だ。正式な賃貸契約が終了するまでの間、不都合なく暮らすことができるだろう。

ホテルに泊まる

ウィークリーマンションやマンスリーマンションの多くは、最低でも7日間以上住むという前提で貸し出している。2、3日のように短い期間を過ごすのであれば格安のビジネスホテルでも十分だろう。

特にビジネスホテルであれば、1泊あたり1万円以下で泊まることができる。そこまで大きな負担になることはないので、気兼ねなく利用できるだろう。

最短で引越しするには事前準備が大切

余計なコストをかけずに最短で引越すためには、賃貸物件の契約書に記載されている退去予告までの期間を確認しよう。退去予告の期限が30日前の場合、最短で30日あれば引越しは可能ということになる。ただし退去予告の期限は契約内容によって異なるので注意が必要だ。

引越しには多くの手続きが必要だ。必要なことを忘れずに進めるためにはToDoリストを作るのがおすすめ。荷造りや掃除などは空き時間に進められるので、役所の手続きなど、時間が決まっているものは先に済ませるのがポイント。スケジュールを立てて効率よく進めれば、短期間で引越しを行うことも可能だ!


文=tara

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CHINTAI編集部
CHINTAI編集部

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