味の素、もやし、せんべい……貧乏時代の食いつなぎ方は?

公開日:2014年2月10日

貧乏だった学生時代を振り返ると、月1万5000円の食費でよくやっていけてたな……と我ながら感心することがある。若かりし頃、みんなどんな手を使って食いつないでいたの?

一ヶ月分の家計のやりくりは計画的にいきたいもの。節約のときに一番手っ取り早いのが食費だけど……。

一ヶ月分の家計のやりくりは計画的にいきたいもの。節約のときに一番手っ取り早いのが食費だけど……。

最近では、100円ショップで手に入る安くてうまい缶詰や牛丼店などがあるけれど、昔はそうもいかなかった!……ということで、周囲の人に昔、実践していた食いつなぎ術を聞いてみた。

「味の素があれば言うことありません。マジでやばいときは塩と水だけで過ごすのですが、これにダシの旨味が加わるだけで、腹が膨れる気がするんですよ。ほかにも外出先で腹がグーグー鳴らないよう、100円ショップで買った飴を持ち歩いていました」(30歳・編集ライター・男性)

「困ったらもやし生活。コレ基本です。最近はクックバッドなどで、もやしを麺に見立て『もやしラーメン』や『もやしパスタ』なるご馳走メニューが多数公開されているのでレシピの幅も広がるのでは?」(33歳・ウェブディレクター・女性)

「羞恥心を捨てて、お金がないことを素直に人に話していましたね。通っていた散髪屋さんは、チョコやクッキーをお腹いっぱい食べさせてくれました。最終的にカップ麺が出てきたときには涙が出そうになりましたよ」(38歳・会社員・男性)

「学生の頃、お徳用割れせんべいを使った雑炊をよく食べていました。お湯にせんべいを投入するだけなんですが、ごませんべいは風味豊かで超うまかったな~。ここにケチャップを入れればリゾットになります」(35歳・ライター・男性)

「一人で1,000円の食材を買うのと、お金を出し合って2人で2,000円分を買うのでは食材の幅と量がかなり充実するんです。学生時代に金欠になると、近くに住んでる友人に声をかけて協力し合いながら飢えをしのいでいましたね」(28歳・銀行員・男性)

「どうせお金がないなら……と、家庭で取り組める断食の本を古本屋で買って、2日間実践しました。意外と簡単に体重が落ちるし、内蔵を休める効果もあるらしいし、もちろん節約にもなるので一石三鳥! 興味のある人は自己責任でどうぞ(笑)」(34歳・OL・女性)

ちなみに貧乏生活のポイントは、気持ちまでプアにならないよう心掛けることだとか。「近所のパン屋さんが無料配布してるパンの耳を主食にしていた時代は、なんだか日々とても虚しかった」と筆者の友人(34歳・会社経営・女性)は語る。

この春一人暮らしをはじめるみなさんは、先輩のアドバイスを参考にしつつ、自分なりの食生活を実践してみては?

(両角はるか+ノオト)

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