伸縮自在のバスタオル用ハンガーが便利すぎる!
朝、寝癖を直すために軽くシャワーを浴びる。帰宅後、風呂に入ってサッパリしたのに、朝使ったバスタオルがまだ乾いていない……なんて経験はないだろうか。
半乾きのバスタオルは肌触りが悪く、何となく臭いも気になる。風呂上りの爽快な気分が一気に萎えてしまうのは最悪だ。やはり、一日の疲れを風呂で取った後は、しっかり乾いたバスタオルで体をしっかり拭きたい!
とはいえ、毎日バスタオルを洗うのは極めて非効率。朝風呂に入った日なら、慌ただしい時間の中で干すこともままならないだろう。そこでまず、一度使ったタオルをどのように干して乾かしているのか、そのパターンを考えてみた。
まず、あなたが普段バスタオルを干すときに利用しているハンガーはどのようなものだろうか? 通常サイズのハンガーの場合、バスタオルを縦半分に畳んで干さざるを得ない。しかし、この状態では濡れたタオル面が折り重なってしまっており、短時間では十分に乾かないのだ。
一方、ちょっと特別なハンガーを使うと、そんな悩みは一気に解消できる。今回使用したのは、「大判バスタオルハンガー」(レック)。一見普通のハンガーに見えるが、下のアーム部分が伸縮するのだ。通常時は幅約45センチだが、最大に伸ばすと幅約70センチになる。これなら、バスタオルを折り曲げなくても写真のようにしっかりと干すことができる。
このバスタオル用ハンガーは、肩幅を調整することも可能だ。通常のハンガーでは肩が崩れてしまうジャケットやトレーナーなども、洋服の形状を保ったまま干すことができる。太竿に固定できるクリップ式ハンガーになっているので、風で吹き飛ばされる心配もない。
価格は2本組で630円前後。ホームセンターなどで購入できるほか、amazon.co.jpでも発売されている。3本組で500円台のバスタオルハンガーもあるが、こちらは伸縮の最大幅が65センチと少しだけ小さい。使用しているバスタオルが小さめなら問題ないが、大きめのバスタオルを干すと端っこが妙にダブついてしまう。使っているバスタオルの大きさに合わせてチョイスしよう。
このほか、より多くのバスタオルを干せる大型の吊り下げ型ハンガーや、旅館などに備え付けられている床置き型のハンガーなど、思いのほかさまざまな種類があるバスタオルハンガー。いままでバスタオルの乾きに不満を感じていた人は、部屋の物干しスペースに合ったタイプの購入を検討してみてはいかがだろうか。
(播磨谷拓巳/ノオト)