CHINTAI街歩き特集~池袋編~

公開日:2015年6月26日

都内の人気エリアから、ちょっとディープなスポットを実際に歩いて魅力を伝える同連載。
第1回目は池袋周辺を探索してみよう。

ikebukuro001

今回は池袋周辺を探索してみよう!

池袋駅は新宿駅、渋谷駅に並ぶ東京の3大ターミナルのひとつ。百貨店やファッションビルが駅から直結しており、周囲には多くの商業施設や家電量販店が立ち並んでいる。

交通の便だが、JR各線や東京メトロ丸ノ内線、有楽町線、副都心線、東武東上線、西武池袋線など多くの路線が行き交い、都心へのアクセスも抜群だ。

ikebukuro002

今回は池袋周辺を探索してみよう!

同駅東口には西武池袋本店やサンシャインシティ、パルコや東急ハンズなどの多くの商業施設が立ち並んでいるが、巨大水族館「サンシャイン水族館」や、街の喧騒から離れられる「コニカミノルタプラネタリウム満天」などちょっとした休憩もできる施設も充実している。

ikebukuro003

「ニコニコ動画」で有名なニコニコ本社も池袋にある

一方の西口であるが、人気ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」の舞台にもなった池袋西口公園をはじめ、池袋演芸場や立教大学などがあり、こちらも多くの人で賑わいをみせている。

ikebukuro004

ikebukuro005

休日は落語を楽しむのも良いかもしれない

池袋で食事を楽しむならラーメンがオススメだ。いわずと知れた「元祖つけ麺 東池袋大勝軒」はもちろんのこと、駅周辺にはおよそ100軒ものラーメン店が集まっており、さまざまな味を堪能することができる。休日には「ラーメン食べ歩き」なんてこともできそうだ。

駅前から少しばかり歩けば、賑やかな雰囲気から一転、静かな住宅街が見えてくる。池袋のような大きな繁華街の近くというと、どうしても騒がしいイメージだが、周辺にはゆっくりと時間が流れる落ち着いた雰囲気の街並みが広がっているのだ。

ikebukuro006

駅を出て住宅街に向かう間にはいくつかの商店街がある。上京したての人にとっては、下町の雰囲気が残る活気づいた商店街を通るだけで、緊張と不安が入り混じる引越し後の心を落ち着かせくれそうだ。

ikebukuro007

もちろんスーパーやレンタルビデオショップだってある

ikebukuro008

また、区役所や病院などの施設が駅から徒歩圏内にあるのも魅力的。豊島区役所は池袋駅から徒歩10分ほどの東口明治通り沿いにあり、豊島区の中心エリアならではの利便性を実感できる。

ikebukuro009

また、この地域の基幹病院「池袋病院」も駅からほど近い場所にある。街なかにこのような緊急指定病院があれば、もしもの時にも安心だ。

ikebukuro010

さて、最近の池袋は“家電”の街としても有名である。東口を出ると多くの家電量販店が立ち並んでいる。池袋を本拠地として構える「ビックカメラ」や、約7,000坪の大型店「ヤマダ電機」、百貨店内に出店している「ラオックス」など数多くの店舗が一人でも多くのお客を店内に入れようと競い合っているのだ。

なかでも、ワケあり品を扱う「ビックカメラアウトレット池袋東口店」は良心的な価格で家電が購入できることで若者からお年寄りまで人気があるようだ。初めての一人暮らし、なるべく出費は抑えたいところだろう。近所で家電が安く購入できるのはうれしいポイントだ。

ikebukuro011

地下1階から地上5階の全館でアウトレット商品を取り扱っている

ikebukuro012

実際に訪れてみると、池袋の街には保育園や学校、公園、図書館などの文化施設が多いことがわかる。立教大学を中心に古くから大学や教育施設が豊富な池袋は、子育てに適した生活が手に入れられるだろう。

ikebukuro013

東京都の音楽・舞台芸術を代表する「東京芸術劇場」もほど近い

ファッションビルや百貨店、デパ地下、家電量販店、娯楽スポットなどいくつもの商業施設が集い、平日休日ともに一日中楽しめる街、池袋。2008年には渋谷と池袋をつなぐ地下鉄副都心線の開業もあり、池袋のターミナルとしての意味はより大きくなっている。とはいえ、そんな大都会のイメージの池袋であるは、実はよくみると庶民的な街であった。周辺の住宅街には子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿があり、街の二つの顔を垣間見ることができた。この街に住むことになれば、心持ちによって街の使い方を分けてみるのも楽しそうである。

また、一本路地を入れば下町ならではのお店があったりもするので、自分だけの隠れた名店を探してみるのも良いかもしれない。

(長橋諒+ノオト)

リンクをコピー
関連記事関連記事