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地震のときはトイレが安全!? その理由は?

自宅にいるときに地震が起こったらあなたはどこに身を隠す? 実はトイレが一番安全といううわさを耳にしたが……はたしてこれは本当なのか。専門家に解説してもらった。

とにかく家具を動かないようにすることが大事。「壁や柱に直接固定するのが望ましいですが、難しい場合は突っ張り棒やジェルマット、ストッパーでもOK」|地震 トイレ 避難

とにかく家具を動かないようにすることが大事。
「壁や柱に直接固定するのが望ましいですが、難しい場合は突っ張り棒やジェルマット、ストッパーでもOK」(高荷さん)

東日本大震災以降、地震に対して警戒心が強くなった人も多いだろう。学校や職場など大勢でいるときなら、周囲の人がいるので安心感もあるが、自宅で一人の場合はパニックに陥ってしまう可能性も。

災害時に一人という状況の場合、どこに身を隠せば良いか事前に把握しておきたい。実は自宅のなかでトイレが1番安心といううわさを耳にしたのだが……。これは本当なのだろうか? 備え・防災アドバイザーの高荷智也さんに話を聞いてみた。

「地震のときトイレが安全というのは、ズバリ本当です。地震の揺れで命を落とす場合、考えられる状況が『家屋の倒壊』か『家具の転倒』。トイレは基本的に転倒する家具がなく、窓も小さいですから、ガラスが割れてけがをする可能性がほかの部屋に比べて低いのです」

なるほど! 確かに、トイレにあるものといえばトイレットペーパーや掃除道具程度だし、ワンルームマンションなら窓がないトイレも少なくない。しかし、「注意しなければならない点がある」と高荷さんは話を続ける。

「トイレに逃げ込んでも良い物件は、1981年6月1日以降に建築認可を受けた建築物、つまり新耐震基準の建物であることが条件です。また、トイレは密室なので、ドアが変形して開かなくなると脱出できなくなります。トイレに入っている際に強い揺れに襲われたら、すぐにドアを開けて安全を確保してください。また天井にタンクが設置しているような古いトイレの場合は、落下してくる恐れがあるので注意が必要です」

でも、急な地震でトイレに駆け込めない場合はどうすればいいのだろう。トイレ以外にも、自宅内に安全な場所はあるのだろうか。

「新耐震基準を満たしており、転倒する家具やガラスが少ない部屋であれば、トイレと同様に安全といえます。家具が多い場合は転倒防止装置で固定したり、ガラスに飛散防止処理を施したりしましょう。反対に旧耐震基準の古い家はトイレであっても危険です。耐震補強工事を行うか、地震が来たときは屋外に飛び出した方が安全という場合もあります」(高荷さん)

賃貸物件の場合、個人的に耐震補強工事を行うのはさすがに無理なので、旧耐震基準の物件に住んでいる人は、強い揺れが来たら状況を見極めながら外に逃げた方が良いケースもありそうだ。まずは契約時に交わした契約書で築年数をあらためて確認しておこう。

(播磨谷拓巳/ノオト)

<関連リンク>
▼高荷智也 公式サイト
http://sonaeru.jp/

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