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特集記事
最終更新日:2022/06/21

二人暮らし・同棲生活での貯金やお金の使い方を節約の専門家に話を聞いてみた

目的や期間を決めて、早めに貯蓄計画を立てる

わださんアイコン

まずは、「子どもができたときに、親としてどこまで許容したいか?」を、ふたりで話し合った方がいいかもしれませんね。

ゆかさんアイコン

それは、教育面などについて?

わださんアイコン

はい。あとは、出産についても話し合った方がいいかも。子どもを産むにしても、今どき病院ってたくさんある。「一生に一度のお産だから」と言って、すごくいい病院で産みたいという方も増えています。どこで産むかによっても、かかる費用は全然違ってくるから、そのあたりの価値観のすり合わせもしておいてよさそうです。

ゆかさんアイコン

なるほど……考えたことなかったです。

わださんアイコン

あとはやっぱり、ゆかさんがおっしゃるように、教育面ですね。公立か私立かとか、大学まで負担するのかとか、習い事はさせてあげたいのか、とか。どこまで許容したいのか、許容できるのかを話し合った方がいい。もちろんその通り育ってくれるとは限らないですけどね。

たくみさんアイコン

よく、子どもの選択肢を狭めたくないねっていう話はしてるよね。

ゆかさんアイコン

うん。お金がかからない育て方もいいと思うけれど、もし必要となったときに、ある程度の選択肢はちゃんとあげたい。

わださんアイコン

私も同じように考えて子どもを育てました。子どもが「こういう仕事に就きたいからこういう大学に入りたい」と言ったときに、「お金がないから無理です」という話にはしたくなかった。

ゆかさんアイコン

和田さんは、貯蓄の計画ってどのように立てられたんですか?

わださんアイコン

子育てにかかるお金って、割と計画が立てやすいと思うんですよ。たとえば、6歳になったら小学校に入るし、12歳になったら卒業する。そういう「お金がかかりそうなタイミング」はある程度決まっているじゃないですか。

たくみさんアイコン

たしかに。

わださんアイコン

だから、18歳になると大学に入学する年齢なので、学資保険(※1)を組んでおいて満期で300万円が入ってくるようにする、とか。想定外のピンチは今の段階でそんなに考えなくてもいいと思うけれど、想定できる出費に関しては備えておいてもいいのではないかと思います。そこが抑えていられると、安心にもつながるし、毎度「よしがんばるぞ」と意気込まなくてもいいじゃないですか。

※1 子どもの教育資金を準備するための貯蓄型保険のこと。毎月決まった額の保険料を払うことで、子どもの成長に合わせた進学準備金や満期学資金を受け取れる

 

たくみさんアイコン

じゃあまずは、「どこまでやりたいのか」をふたりで話し合って、それに紐づいて計画を立てていくのがいいんですね。

ゆかさんアイコン

介護についてはどう考えていましたか?

わださんアイコン

介護についてはね、本当に予測ができないんですよね……。病気になるか、何歳まで生きるか、ボケてしまうかどうかもわからない。

介護費用は親が自己負担するのが原則ですが、年金や貯蓄で賄えない場合は子が負担することもあります。あくまで参考ですが、生命保険文化センターが出した『平成30年度生命保険に関する全国実態調査』によると、介護の平均期間は4年7カ月。平均的な費用は約500万円とされています。

親が負担できる金額や介護の種類によって必要な費用は大きく変動するので、親御さんが元気なうちに話し合っておくことをおすすめします。

 

たくみさんアイコン

たしかに、介護は早めに備えておかないと、どうしようもできないことかもしれない。

わださんアイコン

今はDINKs(※2)の状態ですよね。一番経済的にも余裕がある時期だと思うので、早めに話し合って貯蓄計画を立てた方がいいかな、と思います。まだ子育てや介護など将来の不安がない入籍前のカップルなら、「記念日に旅行に行く」「30歳までに結婚式を挙げる」などで良いので、目的や期間を決めて計画を立てると良いでしょう。

※2 Double Income No Kidsの略称。意識的に子どもを作らない共働き夫婦を指す

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