公務員が同棲を始める際のポイントを解説!住宅手当の条件や家賃相場など
目次
公務員になりたての人が同棲生活を開始から生活費までシミュレーションしてみよう
前述の通り、公務員になりたての人の手取り額は一般企業の新卒社員と変わりありません。
ここでは同棲生活の費用を具体的にイメージするため、若手公務員の給料額をベースに同棲カップルの合計手取り額を30万円と仮定してシミュレーションしてみます。
公務員が同棲する場合の部屋の家賃相場
まず、同棲をする場合に気になる家賃の相場について。
家賃の目安は、手取り額の25〜33%が理想と言われています。これよりも家賃の割合が多いと、光熱費や食費、娯楽費などが圧迫されてしまうため、せっかくの同棲生活がゆとりのないものになってしまいます。
手取り合計額を30万円とした場合、家賃の相場は7.5万円から9.9万円が目安となります。もちろん、多少生活費を下げてでも理想的な部屋は譲れないというような場合も含めて、ふたりで理想のライフスタイルを話し合っておくことが大切です。
同棲を始める際の初期費用
次に、同棲を始める際まとまった金額が必要になる、初期費用についてです。
初期費用には敷金、礼金、前家賃、仲介手数料、火災保険料などが含まれます。一般的に家賃の3〜5ヶ月分が相場とされており、家賃9万円の場合は27万円〜45万円ほどかかります。
またこれ以外にも、引越し費用や新居に合わせて新調する家具・家電など、事前の想定よりも高額になってしまいがちです。同棲のための初期費用は、できるだけ余裕を持っておくことをおすすめします。
可能な限り初期費用を抑えたいという場合には、敷金や礼金がかからない物件を探してみてはいかがでしょうか。同棲するために必要な貯金額や家賃の相場についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
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同棲生活の生活費
続いて、2人暮らしにおける生活費の中でも、代表的な食費と水道光熱費について詳しく見ていきます。
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同棲のときにかかっていた毎月のふたりの生活費アンケートで、食費と水道光熱費をあわせた額は「3万円台〜5万円台」という回答が最も多く、36.9%の割合となっています。自分自身の想定と比べてみて低いと感じる場合は、出費の見直しが必要かもしれません。
同棲期間にかかっていた毎月の食費について、最も多い回答は「3万円台」が19%を占めました。次いで「3万円未満」が17.6%、「4万円台」が15.3%と続きます。食費に関してのポイントは、やはり外食を控えることです。自炊や自分で作ったお弁当に切り替えて節約を目指しましょう。
水道光熱費については、合計「3万円未満」という回答が62.6%と過半数を占める結果になりました。自分たちの支払っている金額が高いと感じたら、こまめな節電や節水を心がけましょう。
例えば、カップルそれぞれの生活リズムはバラバラになっていないでしょうか。活動する時間帯を合わせることで、照明やエアコンの稼働時間が減り節約へと繋がります。
公務員の同棲生活は、公務員というお仕事の特徴をしっかり理解した上で始めよう
公務員ならではの事情を踏まえ、同棲生活で気になる費用について紹介しました。住宅手当や給料の事情、それに加えて異動など、「安定した仕事」とは言っても公務員には公務員なりの悩みもあるのではないでしょうか。
今回紹介した、公務員という仕事上の特徴や同棲にかかる費用をしっかりと踏まえふたりでよく話し合い、同棲に向けた準備を進めましょう♪
現状を正確に把握することで支出の管理や貯蓄も容易になり、ゆくゆくは結婚式や新婚旅行の資金も備えられます!
せっかく同棲が叶えられるのであれば今後つまずくことの無いように、公務員の特徴を理解したうえで部屋探しを初めてみてはいかがでしょうか?