酢豚ではパイナップルしか食べません。なんか惜しいぜ、押居A太です。
結婚生活三年目の伍代くんはいつもクールな会社の同僚。
奥さんを「音無さん」と名字で呼び合う夫婦別姓生活。
…という、なんだかちょっと“新しいタイプ”の夫婦なのであります。
二人の住まいは2LDKのメゾネットタイプ。
マンションなのに、玄関を開けると2階へ上がる階段があるこの感覚、慣れないとちょっと不思議だ。
それでいてちょっとカッコいい。
天井が高いためか、階段まわりが吹き抜けっぽくて素敵だ。おしゃれだなー、伍代くんの家。
伍代くんは家で仕事をすることが多く、夜中になることもしばしば。
そのため、仕事ルームとプライベートルームをしっかり分けたかったのだそうで、上階に伍代くんの書斎、下階には広めのLDKと寝室だ。
余計なお世話だけど、奥さん、いや音無さんは寂しくないの?すれ違いっぽいけど。
「付かず離れず…。ひとりになりたいときって、誰にだってあるわ」。なんか含みありな発言?メゾネットって、クールな関係の人向きなのかな…?
特に都会で生活している人にとって、一戸建ては夢のまた夢。
メゾネットは、そんなボクらに勇気を与えてくれる、希望でもあるはずだ。
それに子どもの頃からずっとマンション生活のボクの場合、階段がある家って憧れちゃうんです。“グ・リ・コ”とかできちゃうんですもん。
ちなみにこの後、伍代くんと音無さんはパイナップルの“ッ”は一歩に含まれるかどうかで、熱い議論をはじめてしまった…。
部屋も遊びも、どこまでもすれ違い、なのに“ッ”ごときでもめるなんて、仲がいい証拠なのだ。きっと。