【2022年最新版】Amazonプライムビデオのおすすめホラー映画15選！やばいほど怖い海外＆日本映画が勢揃い

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ヒナタカ（映画ライター）

公開日:2022年7月29日

最終更新日：2023年11月8日

映画 Amazonプライムビデオホラー

【Amazonプライムビデオのおすすめ映画】驚きのアクションも展開！エンタメ性抜群のホラー映画2選

この記事ではAmazonプライムビデオで見れる、やばいほど怖いおすすめホラー映画について解説！

次は、コメディ成分が多めなホラー2作。いずれも特殊な状況のアイデアそのものが面白く、ブラックなギャグに思いっ切り笑いたい方にこそおすすめだ。いずれもR15+指定が納得できる残酷描写もあるのでご注意を。

Amazonプライムビデオのおすすめホラー映画その３：『ザ・スイッチ』（2020）

いわゆる「入れ替わりもの」で、『転校生』（1982）や『君の名は。』（2017）的な内容だが、本作で入れ替わるのはなんと殺人鬼と女子高生。一夜にして小太りで不潔な中年男性になってしまった女子高生が「どうやってその事実を友人に知らせるか？」「警察に追われる圧倒的不利な立場からどうするか？」といったシチュエーションがまず面白く、その後もバラエティ豊かなアイデアがたくさん込められているので飽きさせない。「見た目は親父、中身は女の子」という役柄を演じたヴィンス・ヴォーンがめちゃくちゃかわいいことも大きな見どころだろう。

もちろん、敵となる「中身は殺人鬼の女子高生」に、事態に気付かずみんなが近づいていく様もハラハラさせられる。また、同性愛者やLGBTQ＋への差別や偏見の問題もつぶさに描かれており、ゲイの少年を含む友人たちが愛おしくてたまらないということも魅力的。グロ描写以外は極めて万人向け、青春劇やコメディ要素も含むエンタメを求める方に大プッシュでおすすめしたい一本だ。なお、同じくクリストファー・ランドン監督の『ハッピー・デス・デイ』と『ハッピー・デス・デイ 2U』もAmazonプライム・ビデオでの見放題配信が復活している。こちらも「タイムループもの」を殺人鬼もののホラーにうまく転換させた楽しいホラーコメディなのでおすすめだ。

『ザ・スイッチ』の情報

監督：クリストファー・ランドン、出演：ヴィンス・ヴォーン、キャスリン・ニュートン、セレスト・オコナー　ほか
2021年、1時間42分

Amazonプライムビデオで『ザ・スイッチ』を観る

Amazonプライムビデオのおすすめホラー映画その４：『ウィリーズ・ワンダーランド』（2021）

ニコラス・ケイジ主演のアクションホラーであり、その最大の特徴は「主人公が一言も喋らない」ことだろう。彼は車の修理の対価として、閉鎖された遊園地の掃除を命じられ、そこで殺人鬼と化した着ぐるみロボットたちになぜか襲われる……のだが、いとも簡単に返り討ちにして、その後も黙々と掃除をしたり、決まりきった時間に必ずエナジードリンクを飲みつつピンボールで遊んだりもしつつ、平然とロボットたちを抹殺していく。主人公のはずなのに、その行動はもはや狂気の沙汰。「殺人ロボットよりもニコラス・ケイジのほうが怖くね？」な感じになってくるだろう。

その後は地元の若者たちが遊園地にやってくるのだが、彼らがもはや「説明要員」「殺され要員」に見えてくるほど割り切った役割なのも可笑しい。若者と「共闘」をしかける場面もあるものの、やはりニコラス・ケイジが理解不能でクレイジーな行動をとるわ、人間離れした戦闘力を見せて「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」な状態になるわで爆笑してしまった。真面目な映画を求める方にはまるでおすすめできない、はっきり言って「珍作」寄りの一本ではあるが、ヤバいニコラス・ケイジから恐怖と笑いを同時に受け取りたい方は是が非にでも観ていただきたい。