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美容師に聞く! 自分に合ったヘアアイロンの選び方

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自分に合ったヘアアイロンの選び方をヘアサロン店長に聞いてみた!

クセ毛を伸ばしたり、ふんわりカールさせたり、ボリュームを出したり…今やほとんどの人が毎日お世話になっている「ヘアアイロン」。でもメーカーや機能がたくさんあり、どれを選んだらいいのか迷っている人は多いはず。

そこで、本記事では自分に合ったヘアアイロンの選び方を紹介。日々お客様のスタイリングでヘアアイロンを使いこなすプロフェッショナルの美容師に聞いてみた。

教えてくれたのは?

美容師・茂木貴也さん
美容師歴17年。杉並区のヘアサロン「Lanap hair&spa」店長。

ヘアアイロンは、店で使っても5年以上使える息の長い電化製品。自分に合う、納得できるものを買うのがおすすめです!

ヘアアイロンにはどんな種類があるんだろう?

クセ毛をストレートにしたり、ぺしゃんこの髪にボリュームを持たせたり、ヘアアイロンを使う目的は人それぞれ。目的が変われば、種類も変わるのは当たり前。まずはヘアアイロンの種類をおさらいしてみよう。

クセ毛さんに強い味方! ストレートアイロン

フラットな幅広のプレートで髪を挟み、クセ毛やボリュームのある髪をまっすぐにするストレート・アイロン。ブロックに分けた髪を熱したプレートで挟み、上から下に移動させることで、髪をストレートにしたり、髪にツヤを出したりする。慣れれば、軽いカールをつくることも可能。

カールやボリュームアップも自在♪ カールアイロン

パイプ状の熱いアイロンに髪を巻きつけることで、カールさせたり、ボリュームアップさせるのがカール・アイロン。パイプの太さによってうねりの大きさが変わるため、作りたいカールの雰囲気によって太さを選ぶといい。

1台2役のスグレモノ 2wayヘアアイロン

ストレートアイロンとカールアイロンの2つの機能がついている2wayヘアアイロンは、1台2役でお得感がある。その日の気分によって、ストレートにしたりカールヘアにしたり、さまざまな髪型を楽しみたい人にはぴったり。真ん中のプレートがストレート側とカール側の両方の役割を果たすため、熱い部分が露出している。使い方には充分注意したい。

ブラッシングしながらアイロンも! ブラシ型アイロン

ブラシ型をしたヘアアイロンなら、髪をとかしながらスタイリングができる。ハーフブラシタイプとロールブラシタイプがあり、ハーフブラシは伸ばすのが得意で、ロールブラシはカールさせたりボリュームアップに向いている。挟むタイプのアイロンほど矯正力がないので、自分の髪のクセや持ち味を生かしながらヘアスタイルを整えられる。

美容師が教える!ヘアアイロン選びのチェックポイント

ここからは、ヘアアイロン選びのチェックポイントを茂木店長に教えてもらう。

茂木店長がヘアアイロンを購入する際は、下記の4つをチェックするのだそう。

① 立ち上がり(スイッチを入れてから使えるようになるまでの時間)の早さ
② 手のフィット感
③ 端まで均等に抑えられるかどうか
④ プレート横部分の素材(指でおさえて熱くないか)

上記の項目を基本として、プレート素材や温度などヘアアイロンのスペック別に詳しく見ていこう。

プレートの素材でチェック!

ヘアアイロンのプレートには、素材として主に「テフロン」「セラミック」「チタン」が使われている。それぞれの長所・短所について下記のとおり表にまとめた。

長所短所
テフロン・摩擦が少なく、髪に引っかかりにくい
・髪へのダメージが低い
・耐久力が低いので長年の利用には不向き
・プレートがはがれると髪が引っかかる可能性がある
セラミック・温まりやすくいので立ち上がりが早い
・丈夫で長持ち
・チタンと比較すると、やや髪を痛めやすい
・一度温めると冷めにくいのでやけどなどに注意
チタン・髪への摩擦が少なく、スムーズにアイロンできる
・プレートの温度が均一
・耐久性が高い
・値段が高い傾向
・重量感がある

上記以外にも、アルミやシルク素材など様々な種類がある。値段や耐久性などを比較しながら、自分にぴったりのヘアアイロンを探そう。

温度でチェック!

130度〜220度くらいまでプレートの温度の幅があるヘアアイロンだが、どんな風に使い分けたらいいのだろうか。ここでは、ヘアアイロンの温度別に使い勝手やメリット・デメリットをみていこう。

低温(130〜150度くらい)

温度が低いと、クセを伸ばしたりカールを巻くのには時間がかかるが、その代わり髪へのダメージは少ないのがメリット。特にカラーしたばかりの場合は、高い温度でアイロンをすると熱で色が飛んでしまい、薄くなってしまうことも。またブリーチしたばかりの人や髪へのダメージが気になっている人は、低温でゆっくりスタイリングをするのがオススメ。

中温(160〜180度くらい)

ヘアアイロンで一番使われる温度。高温よりダメージは少ないが、同じ場所に長く当てると痛むので、1箇所3秒以内を心がけよう。

高温(180度以上)

通常は髪へのダメージを考え、あまり使わない温度。ただ中温では髪がどうしても伸びないクセ毛の人や、太い髪質の人、カラーもパーマもしていない髪のダメージが少ない人なら高温でもOKかもしれない。ただし高温使用に慣れてしまうと、時短でしっかりスタイリングができるので、日常的に高い温度を使いがち。毎日高温のアイロンを当てるのは髪に負担が大きいので、急いでいる時などに限定して使うようにしよう。

機能でチェック!

スチーム機能やマイナスイオンなど、髪のケアを考えた機能も多く搭載されているヘアアイロン。

しかし茂木店長によると、髪のダメージ軽減を考えるならヘアアイロンの機能よりも使い方が重要だという。

髪のダメージを防ぐ! ヘアアイロンの使い方
① 完全乾燥させた髪でアイロンすること
② 1箇所に3秒以上あてないこと
③ アイロン後に洗い流さないトリートメントなどのヘアケアをする

ヘアアイロンによる髪のダメージ軽減を考えるなら、この3つを守れば充分です。個人的には、ヘアケア機能よりも安全機能を重視して購入するのがオススメ!

やけどや思わぬ事故を防ぐ、ヘアアイロンの「安全機能」

ヘアアイロンの安全機能には、以下のようなものがある。洗面所は自分以外の家族が使用することも多いので、安全機能はしっかりチェックして購入したい。

  • 自動電源オフ機能:一定時間以上電源がオンの状態だと、自動的に電源オフになる機能。消し忘れた際に自動で電源を切ってくれるので安心。
  • 開閉ロック機能:アイロンを閉じたままロックできる機能。髪を挟んだ状態でロックできるため、やけどの心配が少ない。使っていない時にもアイロンが閉じておける。
  • 温度ロック機能:設定温度以上に温度が上がらない機能。

美容師がチェックするのはここだ! ヘアアイロンの種類別・見極めポイント

プロがヘアアイロンを選ぶ基準とは

自分に合うヘアアイロンの種類がわかったら、次は製品のスペックを絞り込んでいこう。購入の際に参照したい見極めポイントを紹介する。

ストレートアイロンなら「プレートの幅」を見よう!

ロングヘアでもセミロングでもショートでも、どんな長さにも合うタイプをお探しなら、20㎜〜30㎜幅のものがオススメ。この幅なら男性でも使いやすい。

ただロングヘアなら30㎜以上の幅広のアイロンの方が、時間をかけずにスタイリングができる。 またストレートアイロンは、おさえた時のプレートの密着度も重要なので、購入時はしっかりチェックを!

カールアイロンなら「パイプの太さ」が最重要!

カールアイロンのサイズ表記はパイプの直径を表しており、きっちりカールなら細いパイプ、ふんわりゆるやかカールなら太いパイプを選ぼう。

一番使いやすいのは22〜32mmタイプ。ショートでもロングでもカールでき、きつめに巻いたりふんわり巻くことでも違いを出せる。 セミロングやロングヘアで、ゆるふわカールにしたいなら32〜38mmがオススメ。もっと細かなカールやショートヘアの人には、18mm〜のサイズもある。

2way ヘアアイロンなら「使いやすさ」をチェック!

ストレートにもカールにも使える2wayヘアアイロンは、慣れるまでは使い方がちょっぴり難しい。真ん中のプレートが露出しているタイプは、手でおさえる時などうっかりプレートに触ってしまうことも考えられる。

できれば量販店などで実際に触ってみて、使い勝手をチェックしてから購入するのがオススメ。

コードレスヘアアイロンなら「バッテリーの持ち」を優先!

旅行や外出時など、コンパクトに持ち運びできるコードレスアイロンは、バッテリーの持ちの良さをチェックしよう。

ちなみに充電はACアダプターとUSBの両方からできるタイプが便利。 アイロンの使用時間は髪の長さや仕上がりによってさまざまなので、スタイリング最中にバッテリーがなくなってしまっては持ち運んだ意味がない。口コミなどで各社のバッテリーの持ちを参照してから購入しよう。

ヘアアイロン選びでよくある失敗はこれだ!

ヘアアイロン選びで失敗しやすいポイントとは

「これだ!」と思って購入しても、実際に使ってみると後悔することもある。そんな失敗をしないよう、茂木店長にプロ目線のチェックポイントを教えてもらった。

失敗例①:プレート横が熱くなりすぎて髪の根元からあてられない

アイロンで熱くなるのはプレートだけではない。プレートを挟んでいる部分も、素材によっては触れないほど熱くなることがある。

ストレートアイロンなど髪の根元からしっかりあてたいものは、地肌にもかなり近づくのでアイロンの素材にも注目しよう。

失敗例②:3段階しか温度設定がない

廉価な商品だと、温度設定が「低中高」の3段階しかないものも多い。自分の髪質や髪の状態に合った温度でスタイリングができるよう、温度設定ができるものを選ぼう。

失敗例③:熱の立ち上がりが遅くムラがある

熱の立ち上がりのスピードは、実はヘアスタイルの仕上がりにまで影響が出る。設定温度まで上がったプレートは、髪を挟むと10度ほど温度が下がる。その後また設定温度まで戻るのだが、このリカバリーが遅い機種だと「伸ばす・カールする」アイロン機能が充分に発揮できない。 またプレートやコテ部分の熱にムラがある場合も、仕上がりが均一にならないので注意が必要だ。

買って後悔しない!定番のヘアアイロンメーカー5選

ヘアアイロンは単純な構造のため、一度買ったら5〜10年は使える長寿の電化製品。だからこそしっかり選んで、使いやすいものを購入したい。

ここからは、ヘアアイロン・ビギナーでも使いやすくて後悔しないヘアアイロンメーカーを美容師の茂木店長に紹介してもらおう!

ストレートアイロン編

定番のヘアアイロンメーカー①アドスト

僕がお店で使っているのはコレ! どんな髪質の人でも180度以下で思いのままのスタイリングができます。特にストレートはさらさらの仕上がりになり、朝の貴重な時間が短縮できていいと思います

プレートの幅約25mm
設定温度5段階/150-160-170-180-190℃
本体重量290g
プレート素材アルミニウム
安全機能自動電源OFF機能

定番のヘアアイロンメーカー②:ルベル

プロがオススメする軽くて耐久性のよいヘアアイロン。お値段は少し高いものの、伸ばした髪が長時間キープできる品質と、軽くて使いやすい本体で美容師仲間でも使っている人は多いですよ

プレートの幅25mm
設定温度60~180℃
本体重量330g
プレート素材アルミニウム
安全機能

定番のヘアアイロンメーカー③:クレイツ

コンパクトだけどしっかり髪が伸びて、いい仕事をします。女性でも扱いやすいサイズなので、旅行などに持っていくにも楽です

プレートの幅25mm
設定温度120-140-160-180-200℃(5段階)
本体重量約280g(コード込)(本体のみ:約165g)
プレート素材クレイツイオン®セラミック加工
安全機能自動電源OFF機能

カールアイロン編

定番のヘアアイロンメーカー①:クレイツ

立ち上がりが早いことと、カールの巻き付けやすさが特徴です。髪が太くてなかなかクセがつかないお客様でも、これだときれいにカールが巻けます。お値段もそんなに高くないので、コスパはかなりいいと思います

パイプサイズ32mm
設定温度150~190℃(5段階)
本体重量約370g(コード込)
プレート&パイプ素材クレイツイオン®セラミック加工
安全機能オートパワーオフ機能

定番のヘアアイロンメーカー②:サロニア

若い人を中心に、一番使われているブランドではないでしょうか。お値段以上の品質で、とりあえず試したいという人にもオススメです

パイプサイズ32mm
設定温度100~210℃(5度単位)
本体重量486g
パイプ素材セラミックコーティング
安全機能オートパワーオフ機能

最近話題のシルクプレート®ヘアアイロン「絹女〜KINUJO〜」を美容師が使ってみた

絹女 ~KINUJO~ ストレートアイロン

さまざまなメーカーや製品があるヘアアイロン。その中から理想の1台を見つけるのは大変だろう。

そこで今回は「水蒸気爆発が起きにくい」「髪にやさしい」「ハンドリングしやすく使いやすい」と巷の女性たちに評判の高い絹女のヘアアイロンを、実際に茂木店長に使ってもらった。プロの美容師の目線で使い勝手について詳しく解説してもらったので、購入の参考にしてほしい。

シルクプレート®ヘアアイロン「絹女」の特徴①:プレート

絹女独自のクッション性のあるシルクプレート®

クッション性のある動くプレートは、折れがつきにくく美しく仕上がります。水分が残った髪をアイロンしても、シルクプレート®のお陰かジュっという音がせず、水蒸気爆発が起こりにくいので、髪へのダメージも少ないと思います。髪を挟んで動かしたときの滑りも滑らかですし、とても使いやすいです。
また、プレートの外側も熱くなりづらいのもポイント!

シルクプレート®ヘアアイロン「絹女」の特徴②:ハンドル部分

滑り止めのついた握りやすいハンドル部分

滑り止めもついて、指をかける部分もわかりやすいです。女性でもキュッとおさえられる力学的なデザインになっているので、長時間使っても疲れないでしょうね

シルクプレート®ヘアアイロン「絹女」の特徴③:立ち上がり

約17.8秒で160℃まで上がった

電源を入れてから設定温度に達するまでの時間は、かなり早いです。つまり髪を挟んだときに一度下がる温度から、回復するのも早いということ。朝の忙しい時間にスピーディにスタイリングできるのは、本当に助かると思います

シルクプレート®ヘアアイロン「絹女」の情報

プレートの幅約28mm
設定温度約130℃~220℃(10℃単位)
本体重量約390g
プレート素材シルクプレート®
安全機能自動電源オフ
KINUJO

あなたにピッタリのヘアアイロンを選ぼう!

さまざまな種類があるヘアアイロンは選ぶだけでも一苦労。
ヘアアイロン選びに迷ったときには、今回紹介したヘアアイロンの選び方やおすすめの商品を参考にしてほしい。

Lanap hair&spa(ラナップヘアーアンドスパ)
東京都杉並区成田東5丁目39-10 南阿佐ヶ谷駅から徒歩2分
火曜定休
ご予約はこちら

「Lanap hair&spaはヘアサロンですが、ヘッドスパにも力を入れています。整体師と美容のプロが編み出した独自のヘッドスパ・メソッドを、当店のスタッフが研修を重ねて習得しました。さらに杉並区内では当店だけというシャンプー「pittoretiqua」を使って、シャンプーやスパも行っています。ノンシリコン&天然由来のやさしいシャンプーによる極上の施術で、癒しの時間を提供しています。ぜひご来店ください!」(茂木店長)

取材・文=元井朋子

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