おうち時間がもっと好きになる。あなたらしいアロマスプレーの作り方

公開日:2020年1月27日

あなたらしさが感じられるアロマスプレーを楽しもう

寒い外の空気を避けて空気がこもってしまう冬のお部屋。そんな時こそ「香り」のパワーを活用しよう。自分らしい香り、癒される香り、安心する香り、そんな香りで空間づくりをすれば、おうち時間がもっと好きになるはずだ。

ラベンダー

あなどれない!「香り」の効果効能

ドリップされるコーヒーの香り、お菓子が焼ける時の甘い香り、さっぱりした洗濯の香りなど、日常生活の中で「はっ」とする香りは誰にでもあるはず。気分が一瞬で変わり、ほっとしたり、リラックスしたり、思わず深呼吸したくなったり。

「香り」は本能に働きかける作用があるため、気分転換や癒しの効果が高いといわれている。そんな香りの効果がすぐに体感できるのが、自分で作る「アロマスプレー」。市販品も多く売られているが、簡単なのでぜひ手作りにトライしてほしい。

アロマオイル

アロマオイル選びは、どんな部屋にしたいかをイメージしよう

はじめてアロマスプレーを手作りする場合に一番悩んでしまうのが「精油(エッセンシャルオイル、またはアロマオイル)」選び。「香り」にはいくつかの種類がある。初心者が押さえておきたい香りの種類は大きく5つ。それぞれの特徴を確認しておこう。

ここで紹介する5つの香りから自分がどんな香りが好きなのか、どんな部屋にしたいのかをイメージすると、精油選びやスプレー作りがスムーズになる。

一人暮らしの部屋

①.女性らしさや幸福感がアップするお部屋にしたい

フローラル系…女性が大好きな花の香り。華やかさや幸福感を演出したい時に。
オススメの精油:ローズ、ゼラニウム、ジャスミン、ラベンダー

②.元気が出る、前向きな気分になれるお部屋にしたい

柑橘系…リフレッシュ効果が高く、男女共に人気のある香り。元気がほしい時に。
オススメの精油:オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ベルガモット

③.清潔感のある清々しいお部屋にしたい

ハーブ系…清涼感のあるすっきりとした香り。気分転換したい時、集中したい時に。
オススメの精油:ミント、ローズマリー、ユーカリ、バジル

④.よく眠れる部屋、瞑想やヨガなど癒しの似合うお部屋にしたい

樹木系…落ち着きや森林浴を感じる香り。深く眠りたい時や癒しを求めている時に。
オススメの精油:ヒノキ、ヒバ、白檀、ティーツリー

⑤.異国を旅するような非日常的な気分を味わえるお部屋にしたい

エキゾチック系…ホームシアターを楽しむときなど、家と外の時間をはっきり分けたい時に。
オススメの精油:イランイラン、サンダルウッド、パチュリ

ちなみに「①と②」「②と③」「③と④」「④と⑤」のように隣接する種類同士をブレンドするのもおすすめ。
※「①と③」「②と④」といった感じで、香りの種類が遠くなるほど組み合わせた時の相性は悪くなるので注意。

手作りアロマスプレーの作り方

アロマスプレー

自分がどんな部屋にしたいかイメージができたら、必要な精油を購入し、道具を用意してスプレーを作るだけ。

アロマスプレー作りに用意するもの

・抗菌作用のあるお好みの精油
・精製水、無水エタノール
・計量カップ
・スプレーボトル

アロマスプレーの作り方(100mlのルームスプレーの場合)

①.スプレーボトルに10mlの無水エタノールと精油を40滴程度入れる。
②. ①を振ってよく混ぜ合わせることで、精油成分を無水エタノールに溶かす。
③. ②に精製水90mlを加え、さらによく振って蓋をする。

手作りアロマスプレーの効果は模様替えの効果に匹敵?!

部屋の様子

まずは一本作ってみて、その効果を体感してほしい。お部屋の中にランダムにシュッとスプレーする他、クッションや絨毯などのファブリック製品にスプレーするのも良いだろう。

慣れてきたら朝は「元気の出る柑橘系」、帰宅後は「気持ちを変えるためにエキゾチック系」と時間によって使い分けたり、バスルームは「ハーブ系」、寝室は「樹木系」と部屋ごとに使い分けるのもオススメだ。まるでお部屋を模様替えしたかのように、気分を一瞬で変えてくれるはず。あなたらしい香りのある空間をぜひ楽しんでほしい。

文=aya
ライター、ヨガインストラクター。書籍や雑誌の編集、ライターを手がける傍、ヨガインストラクターとしても活動している。アロマ関係の書籍を多数編集・執筆。

※記事内で紹介する内容は効果を保証するものではありません
※状況に応じて医師の診断を受けてください

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