【気になる調理器具も】数々のバズレシピが生まれたキッチンを公開!料理研究家リュウジさんのお部屋に潜入
調理器具は吊しっぱなし、調味料は出しっぱなしで爆速調理!
続いて、キッチンを見学。L字型のキッチンは作業がしやすく、料理がはかどりそう。けれど、「レシピ撮影がしやすいようにしたかった」という意図はあったものの、リュウジさんはキッチンに対して特にこだわりはないのだとか。
「僕が提供しているレシピは、一人暮らしのワンルームの小さなキッチンでも簡単に作れるものでなければならないんです。だから、僕自身がキッチンにこだわってはいけないと思ってます。撮影を考えるとちょっと広めのキッチンが必要ですけど、それ以外はなるべくシンプルにしたいなと」(リュウジさん)
キッチンに並ぶ調理器具も、数は多いものの、ごく普通のものばかり。コンロに並ぶフライパンや鍋も、一人用の小さなタイプだ。
リュウジさんといえば、爆速で簡単に作れるレシピが大人気だが、すばやく調理するためのコツはあるのだろうか?
「『調理器具は吊す』ってことくらいですかね。必要なときにすぐ手に取れるようにしています。洗ったあとも吊すだけなので、いちいち拭く必要ないですし」(リュウジさん)
キッチンの一角には、膨大な調味料がずらりと並んでいるコーナーがある。ここにも爆速調理の秘訣がありそうだが……。
「料理中に『味付けどうしようかな』と思ったときに、ぱっと見てアイデアがひらめくように、調味料は基本的に出しっぱなしにしています。目に付いたものをぱっと入れたら、感動するウマさになることも」(リュウジさん)
「使うものは、すぐ手に取れる状態にしておく」ことは、料理上達への近道かもしれない。
いい道具を使わなくても、ウマい飯は作れる
料理研究家のキッチンというと最先端の設備がずらりと並んでいるのを想像しがちだが、リュウジさんのキッチンには特別な道具は一切置かれていない。目に付く設備といったら、オーブンレンジと冷蔵庫くらいだ。
「このオーブンレンジは10年くらい使ってますね。僕、物持ちがすごくいいんです。壊れるまでこのオーブンレンジを使い続けますよ。そもそも、最新のやつなんて、みんなが持っているとは限らないですしね。こっちの冷蔵庫は必要な大きさがある中で一番安いのを買いました」(リュウジさん)
最後に、リュウジさんがいつも愛用している調理道具で、一人暮らしでも持っていると便利なものを教えてもらった。
「このマイクロプレインのグレーターは、ニンニクやチーズを少しだけおろすときにオススメです。あとは、包丁研ぎ。包丁の切れ味って大事ですからね。これはニトリの包丁研ぎですが、十分切れるようになります。それから、ぶんぶんチョッパー。引っ張るだけでみじん切りができるので便利です。少量だったらミキサーは使わず、これで済ませてますね」(リュウジさん)
なるほど。この3つがあれば、バズレシピがもっとおいしく作れるかも?
数々の人気レシピを生み出す料理研究家・リュウジさんのキッチンは、ワンルームの一人暮らしでも簡単に作れることを徹底的に考えたキッチンだった。
料理が苦手な人や、狭いキッチンの部屋に住む人をイメージし、努力し続けるリュウジさん。どうりで、彼が生み出すバズレシピが、安くて、手軽に作れて、おいしいわけだ。
文=村上佳代
写真=北原千恵美
関東の人気駅から賃貸物件を探す
下北沢駅 目黒駅 大宮駅 船橋駅 松戸駅 西船橋駅 鎌倉駅 日吉駅 登戸駅 溝の口駅
関東の人気市区町村から賃貸物件を探す
和光市 川口市 新宿区 三鷹市 厚木市 藤沢市 入間市 柏市 平塚市 旭市