極上の歌、ダンス、ラップに超満員のフロア大熱狂! Jay Park初の単独来日公演

公開日:2019年9月19日
アジアを代表するヒップホップアーティストJay Park(ジェイ・パーク)が、初の単独日本公演を開催。その模様をレポート。

世界が認めるパフォーマンスにフロア騒然!

アジアを代表するヒップホップアーティストJay Park(ジェイ・パーク)の初来日公演レポートを公開

今年は「EDC JAPAN」に出演し、会場は大盛り上がりの黄色い歓声飛びまくり。その他にも何度か来日していただけに、意外にも単独来日公演としては今回が初となるジェイ・パーク。

元2PMのリーダーにして、今やアジアを代表するヒップホップアクトであり、AOMGとH1GHR MUSICと2つの人気レーベルを主宰。まさに表裏一体、獅子奮迅の活躍を見せるわけだけど、アーティスト稼業は数年内に引退……と表明したとかしないとか。それだけに今回の公演は超貴重。脂がのったこのタイミングでの引退は潔く、かっこいいけれど非常に残念。ちなみに今回は初の世界ツアー「JAY PARK 2019 WORLD TOUR SEXY 4EVA」の一環でやってきて、世界ツアーも最初で最後になってしまうとか……。

そんな暗い話はさておき公演当日。会場となった豊洲PITには予想通り、開演前から多くのファンが。しかも、やっぱり女子多し。パンパンになったフロアは目測9割近くが女性ファン(さすがです)。

元2PMのリーダーにして今やアジアを代表するヒップホップアーティストJay Park(ジェイ・パーク)

ここでひとつビッグなニュースを……。
今回ライヴ前に、なんとジェイ・パークにインタビューを敢行! その模様は後日しっかりと公開するけれど、ちょっとだけ紹介するとすでに開始中の世界ツアーは想像以上に手応え感じまくり。「EDC JAPAN」のときのことも、多くのファンが盛り上がっていて嬉しかったとか。さらに、彼は今……続きはお楽しみに。

さて、改めてライヴに話を戻すと、誰もがジェイ・パーク登場を待ち望むなか、いきなりのサプライズ。なんと、話題沸騰中の超新星、“WAKARIMASEN”でおなじみのラッパーMIYACHIが登壇。オーディエンスは驚きながらも大歓声で迎え、いきなりの大盛り上がり(もちろん“WAKARIMASEN”披露)。

豊洲PITで開催されたJay Park(ジェイ・パーク)の初来日公演

思わぬサプライズに沸きつつ、いよいよジェイ・パークがステージへ。そのときの悲鳴……もとい大歓声たるや。“Forget About Tomorrow”に“Me Like Yuh”、さらには“Solo”、“IFFY”、“Joah”など、まずはR&B中心に歌って魅せるジェイ・パーク。これがまたセクシーで情感たっぷりで、みんなキュンキュン。1曲ごとに大歓声が沸き起こり、全曲みんな大合唱とファンのリテラシーもたかすぎくん。それだけに会場の一体感はものすごいことに。しかも、オーディエンスとコミュニケートしたり、サービス精神の満載でファン感涙。

ジェイ・パークの魅力は歌だけにあらず、ダンスもラップも一級品。“My Last”や“All I Wanna Do”などでその片鱗を随所に見せつつ、わりと新曲“Feng Shui”や“Dank”などをはさみ、中盤にはダンスブレイクでさらにフロアの熱気は上昇。

そして、“Know Your Name”で暗転、次なる演目はと思ったら……ステージにはAOMG所属の注目株Woo Won Jaeがステージに。彼のラップがまた……男気溢れ超ドープ。期待されるのも頷ける。

Jay Park(ジェイ・パーク)の初来日公演には女性ファンが多数来場

その後、お色直しをして再登場したジェイ・パーク。ここからは怒濤のヒップホップタイム。“Finish Line”に“ON IT”、さらには2 Chainz(2チェインズ)との“SOJU”やHit-Boyとの“K-TOWN”など怒濤のパフォーマンスで会場を盛り上げ、パーティアンセム“Ain’t No Party Like an AOMG Party”でハイライト……と思いきや、続くUgly Duckとのヒット曲“MOMMAE”では、まさに女子昇天……上半身おはだけして見事な肉体美が! 今日イチの大歓声が沸き起こり、熱気は最高潮に。そして、ラストはツアータイトルにもなっている“Sexy 4 Eva”で見事なフィナーレ。

当然そこで終わるはずもなく、速攻でアンコール。三度現れたジェイ・パークは、ここからさらに加速。“Count On Me”、“All Day”を歌い上げた後、ステージにMIYACHIを呼び込み、つい先日リリースされたコラボ曲“MESSIN”。しかも、ジェイ・パークが日本語ラップするサプライズもあり。そして、アンコールのラストにはWoo Won Jaeが登場し、“Who you”で大盛り上がりのまま大円団。

歌って、踊って、ラップして……米超名門レーベルRoc Nationが認めた(2017年に契約)、その実力を遺憾なく発揮したジェイ・パーク。やっぱり引退はまだ早いよ……ときっと誰もが思ったはず……そんなジェイ・パークの貴重なインタビューを後日公開。お楽しみに!

Photo:Kiku

※この記事は、2020年9月まで音楽メディア「PARTY CHANNEL」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。変更されている場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください

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