【夏の涼しげDIY】結ぶだけで簡単!「麻紐ハンモック」の編み方
トイレットペーパーや雑貨の収納に!「麻紐ハンモック」の編み方をご紹介
ラッピングやハンドメイドの材料に、インテリア雑貨作りにと様々な活用法がある「麻紐」。ナチュラルな雰囲気で、幅広いデザインや用途にマッチしてくれる。
今回は、そんな「麻紐」を使った夏のインテリアにぴったりの収納グッズ「麻紐ハンモック」の作り方をご紹介。難しい編み方は覚える必要なし。超基本の「止め結び」を繰り返すだけで簡単に作れる。便利な収納グッズとしても使えて便利なので、ぜひトライしてみて!
このページの目次
おしゃれで便利!「麻紐ハンモック」の編み方
麻紐ハンモックの材料
〈材料〉
・麻紐
・マスキングテープ(セロハンテープでもOK)
〈道具〉
・はさみ
麻紐ハンモックの編み方
ステップ①.麻紐をカットする
まずは麻紐を必要な長さにカットしよう。今回は2m×12本の麻紐を使用する。
ステップ②.ハンモックをぶら下げるための「輪っか」作り
ハンモック部分を編み始める前に、ハンモックをぶら下げるための「輪っか」を作っていく。
麻紐を束ね、端から5cmほどの場所をマスキングテープで机に貼り付けて固定し、三つ編みをしていく。
三つ編み部分が10cmほどの長さになったら二つ折りにして、編み始めと編み終わりを重ね、テープを巻き輪っかを作る。
続いて、テープの周りに麻紐を巻き付け、テープを隠す。
新しくとった麻紐を、テープを巻いた部分に沿わせるようにして持つ。
沿わせた紐の上から、テープを隠すようにしてきつく巻き付けていく。
テープが隠れるまで巻けたら、沿わせておいた紐(下に向かって出ている余った部分)と結ぶ。これで輪っかづくりは完了だ。
ステップ③.止め結びを繰り返して網目状にする
ここからは、いよいよハンモックの網目を作っていく作業。
まずは、12本の麻紐を4本ずつの3束に分けて、先ほど輪っかを固定した場所から10cmほどのところでそれぞれ「止め結び」する。
次に、隣り合う麻紐同士を止め結びしていく。両端の紐は、最初は単独で結ぼう。
5cmほどの間隔でこぶができるように結ぶのがおすすめ。
この作業を繰り返して、網を作っていこう。
ステップ④.反対側と同じになるよう仕上げる
網目を作り続けて麻紐の残りが40cmほどになったら、反対側と同じになるように仕上げていく。
4本ずつの3束にわけて結び、三つ編みをして、輪っかを固定しよう。ステップ②、③の逆を行えばOKだ。
最後に余った紐を整えて完成!
「麻紐ハンモック」のインテリア活用例
完成した麻紐ハンモックは、インテリアや収納アイテムとして様々な使い方ができる。
トイレットペーパーをぶらさげ収納
麻紐ハンモックがあれば、備え付けの棚がないトイレでもトイレットペーパーをぶらさげて収納できる。つっぱり棒やタオルハンガーにフックを掛けて吊るせばOKだ。
今回作った麻紐ハンモックは、トイレットペーパーを3つほど収納するのにちょうど良いサイズ感だ。ツタ状のフェイクグリーンを絡めてもおしゃれ。
プラントハンガー風に
カゴや植物を飾ればプラントハンガー風のインテリアも楽しめる。
万が一落下しても危なくないように、軽い素材のカゴとフェイクグリーンやドライフラワーを組み合わせるのがおすすめ。ぶら下げることで、殺風景になりがちな空間にも彩りをプラスできる。
ぬいぐるみ用ハンモックとしても
麻紐ハンモックにぬいぐるみを乗せてもかわいい。暑い季節は、涼しげなハンモックの上でぬいぐるみもリラックスさせてあげてみては?
夏のインテリアにもぴったりな「麻紐ハンモック」を編んでみよう!
基本の結び方を繰り返すだけで簡単に作れる「麻紐ハンモック」。インテリアから収納まで、幅広く活用できるのもうれしい。
見た目も涼しげなので、今年の夏は「麻紐ハンモック」を活用したインテリアで、お部屋をナチュラルに彩ってみては?
文・写真=笹沼杏佳