DIYで洋服の収納量をアップ! 一人暮らしの部屋でできる「ハンガーパイプ」の設置法
一人暮らしの部屋でもできる!DIYで洋服の収納スペースを作ろう

気に入って暮らし始めた部屋も、実際に住んでみると色々と不自由が出てくるというのはよくあること。特に一人暮らしでありがちなのが「洋服の収納スペース」の不足だ。
そこで今回は、手持ちの洋服がクローゼットに収まりきらなくなってしまった場合にDIYで解決する方法を考える。ハンガーパイプのDIY実例、上手な収納スペースの活用方法について解説していきたい。
簡単・安い!一人暮らしの部屋でもできる、ハンガーパイプ収納のDIYの事例
ここでは、クローゼットにしまいきれなくなった洋服を上手に収納するための「ハンガーパイプDIY」の実例を紹介。気軽に行えて、かつ原状回復が可能な方法をインスタグラマーに学ぼう。
一人暮らしでもできるDIY実例 ①麻紐でハンガーパイプを増設
既存のクローゼットに設置されたハンガーパイプに、突っ張り棒を麻紐でブランコのようにぶら下げてスペースを拡張した実例。子供服の収納実例だが、大人の服でも応用可能なアイデアだ。
通常の倍のハンガーを掛けることができ、大幅に収納スペースが増えてスッキリしている。また、干した洗濯物をハンガーから外さず、そのまま収納できるので家事の負担も大幅に減少しそうだ。
既存のハンガーパイプがない場合は、まず耐荷重のある突っ張り棒を設置して、そこに同じように突っ張り棒を麻紐でぶら下げると良いだろう。
増設したつっぱり棒には、冬物の重い衣類ではなく、シャツなど薄手のものを掛けるようにすると良いだろう。
一人暮らしでもできるDIY実例 ②「プチ室内物干し」をDIY
複数のパイプを組み合わせることで簡易的なハンガーパイプをDIYした事例だ。
材料は、スチールパイプにプラスチックをコーティングした「イレクターパイプ」とよばれるもの。軽くて丈夫なため、組み立てや持ち運びを比較的簡単に行うことができる。部屋の模様替えをする際の負担にもなりにくい。
また、高さにゆとりをもたせて制作すれば、掛けた洋服の下のスペースも有効に使うことができる。特別な工具もなく組み上げているとのことなのでDIY初心者にもおすすめだ。
一人暮らしの収納を改善! DIYを行うメリット
DIYのメリット① 自宅のスペースに合わせて作れる

既成品の収納家具は、部屋のスペースに対して大きすぎたり、小さすぎたりすることも。自分の部屋や置きたい場所のスペースに合わせ、ピッタリのサイズ感で制作できることができるのがDIYの醍醐味だろう。
DIYのメリット② 既製品と比べコストが安い

既製品の収納家具に比べ、DIYで作る収納家具は材料費だけで済むので、コストを安く抑えることが可能である。
100均グッズや、ホームセンターなどで手に入る安価な材料でも、工夫次第で充分に満足のいくクオリティのものを作ることができる。ぜひいろいろな素材でDIYを試してほしい。
洋服収納をDIYして、デッドスペースを最小限に

ついつい既成品に頼ってしまいがちだが、洋服収納をDIYするメリットは多い。DIYと聞くと工具を要する大掛かりなものを想像してしまうが、特別な技術や体力がなくても簡単にできるものもたくさんある。
DIYの経験値が増えると完成の仕上がりも既成品並み、場合によっては既成品よりもおしゃれなものも可能だ。まずは臆さずに試してみてほしい。
文=すぐろ
東洋史好きのアラサー男子。知的好奇心が強く常に調べ物をしており、ふざけた事を真面目に考えることで、思考の柔軟性を鍛えている。