よれないメイクのポイントは「メイク前の化粧水」!メイク直しの方法も紹介

公開日:2018年10月24日

よれないメイクのポイントとは?化粧水の塗布方法に注目しよう

メイクする女性
「メイクよれ」問題は、女性のお悩みランキングの上位に入るはず

女性の大敵、「メイクよれ」。大事な商談やデートの前に「メイクよれしている!」と気付き、慌てて直したことがある方も多いのではないだろうか。

メイク直しには時間や手間がかかるので、できれば長時間崩れないようにしたいもの。実は、メイクがひどくよれてしまった場合でも、まるでメイクしたてのような状態に戻すことができる方法があるのだ。そこで今回は、日常でできる「メイクよれ」をテーマにしたテクニックを紹介しよう。

よれないメイクのポイントは「メイク前の化粧水」

化粧品
メイクよれ対策には基礎化粧品がとっても大事なのだ!

まずはメイク前に行う洗顔やその後に行う保湿について解説していく。正しい手順を確認し、きちんとケアしていこう。

メイク前の化粧水の使い方①まずは洗顔

メイク前には、まず汗や皮脂などの汚れを洗い落とすために洗顔を行う。メイクを行う朝の時間帯は忙しく、ついお湯だけで洗顔を済ませてしまいがち。しかし、それでは皮脂についた汚れが残ってしまう。

汚れをきれいに取り除いて化粧水の効果を高めるためには、泡立ちの良い洗顔料を使用してしっかりと洗うことが必要となる。泡立てネットを使えば短時間でモコモコとした泡を作ることができるので、ゆとりのない朝でもきちんと汚れを落とせるようになるだろう。

メイク前の化粧水の使い方②洗顔後すぐに化粧水をつける

洗顔を終えた後は、できるだけ早く化粧水をつけよう。洗顔後は油分がきれいに落ちている状態なので、水分を補給して保湿しなければならない。洗顔後5分以内を目安に、たっぷりと染み込ませることを意識しよう。

このときに重要なのは、顔をパチパチと叩くのではなく手の平を使って顔を包み込むように軽く押さえ込むことだ。優しくなじませるだけでも、肌の内側まで水分が十分に行き届く。顔を叩いて強い刺激を与えてしまうと、赤みやシミの原因になるため要注意だ。

メイク前の化粧水の使い方③乳液でふたをする

洗顔・化粧水による保湿の後は、乳液をしてふたをしよう。就寝前などはたっぷりの乳液を使うことが大切だが、メイク前はあえて少なめにすることがポイントだ。肌に油分が多いとメイクがよれる原因になる。この後に下地やファンデーション、日焼け止め等を使うため、乳液は最小限で問題ないのである。

なお、スキンケアが終わってからすぐにメイクを始めてしまうのはNG。保湿成分が肌に浸透するまで2~3分待ってからメイクを開始することで、メイクよれの防止になる。

よれないメイクをするための化粧水の選び方

肌質にあった化粧水を使う女性
肌質にあった化粧水を使おう

さまざまなタイプの化粧水が販売されているが、高い製品だから良く、安い製品だから悪いとは一概には言えない。ブランドを見て選ぶことも大事だが、それ以上に自分の肌質に合った成分のものを選ぶように心がけよう。ここからは、乾燥肌の人とオイリー・ニキビ肌の人がどんな化粧水を選ぶべきなのかを解説していく。

オイリー・ニキビ肌ならビタミンC配合のものを選ぶ

「オイリー肌」の場合、皮脂やテカリなどでメイクよれが起こりやすい。なかには「ベタつくからメイク前の化粧水はいらない」と思ってしまう人もいるかもしれない。しかし、オイリー肌の原因は実は保湿不足にあることも多い。化粧水を使用しなければ肌が乾燥し、それを補うために皮脂分泌が過剰になり、オイリー肌がさらに進行することがあるのだ。

やがて毛穴が開き、そこに皮脂が溜まっていくとニキビ肌へと悪化する可能性も高いため、毎朝のメイク前には化粧水を使おう。

オイリー・ニキビ肌の方へのおすすめは、ビタミンC配合の化粧水だ。ビタミンCには炎症を促進する活性酸素を除去する「抗酸化作用」があり、ニキビ予防に効果がある。ただし、ビタミンC配合の化粧水の中には「乾燥肌用」もあるため、オイリー肌用の化粧水であることを確認したうえで購入しよう。

乾燥肌なら保湿力の高いものを選ぶ

メイクよれの原因といえば皮脂やベタつきを思い浮かべる人も多いかもしれない。しかし実は、乾燥や肌のカサつきも、ファンデーションがひび割れたり、メイクが密着せず浮いてしまうといったメイクよれの原因になる。化粧水でしっかり対策しよう。

乾燥肌の人はできるだけ保湿力の高い化粧水を選ぼう。チェックポイントとしては、複数の保湿成分が含まれた商品であるかどうかだ。保湿力の高い成分がいくつか組み合わさっている化粧品なら、長時間にわたって保湿効果を持続させることができる。

特に効果的な成分としては「セラミド」「ワセリン」「レシチン」、それに次いで「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などがあり、できればこういった成分がいくつか配合されている商品を選ぼう。使用感としては、さっぱりしたタイプよりも肌になじみやすい「しっとりタイプ」を購入することをおすすめする。

よれないメイクなら「潜水法」が最適!

潜水法に使うファンデーション
潜水法って知ってる?

たっぷり塗布したファンデーション。その上からさらにたっぷり叩いたフェイスパウダー。仕上げに水スプレーやミスト化粧水を振りかければ、長時間崩れないメイクができあがる。

このメイク方法を「潜水法(せんすいほう)」と呼ぶ。本来の潜水法は、仕上げに水を貼った洗面器に顔をつけるのが正しい方法だが、実践しやすくするために、水スプレーorミスト化粧水に代用もできる。

では、この潜水法のやり方を詳しく説明しよう。

潜水法の手順

  • STEP1. 手持ちのリキッドorクリームファンデーションをいつもより厚めに塗る
  • STEP2. 無色のフェイスパウダーを顔全体にたっぷり叩く
  • STEP3. 水スプレーorミスト化粧水を顔全体にかける
  • STEP4. 最後にティッシュで余分な水分を拭き取る

これで、汗をたくさんかいても崩れない仮面のようなベースメイクの完成。

パウダー+水分を塗布することで、ファンデーションとパウダーが密着し、メイクよれしにくくなる。どのくらいメイクよれしにくくなるかは、試してみてからのお楽しみ!

メイクがよれてしまった場合の対処法は?

メイク道具
必要なメイク道具は持ち歩こう

いくらメイクよれしない方法を試しても、メイク仕立ての状態を100%キープできるわけではない。もしメイクよれしてしまったら……!?

答えは簡単。メイクを直せばいいのだ。ただし、キレイな状態に戻すにもちょっとしたコツがあるのでご紹介しよう。

一般的なメイク直しは、ティッシュオフしてその上から粉で直すという方法だが、これでは余分な皮脂や浮いてきたファンデーションが混じってしまい、フラットな状態にはならない。また、粉っぽくなるだけのこともある。

ここで用意してほしいのが、以下の4つのアイテム。手順も一緒に紹介しよう。

メイクよれを直すための必要アイテム

1.乳液または美容液
2.スポンジ
3.手持ちのリキッドorクリームファンデーション
4.フェイスパウダー

メイクよれを直す手順

  • STEP1. 乳液、または美容液をメイクよれしたところに塗る
  • STEP2. クルクルと馴染ませ、一度ベースメイクを落とす
  • STEP3. スポンジでポンポンと取り除く
  • STEP4. 少し放置して乾かし、その上からリキッドorクリームファンデを少量塗る
  • STEP5. 余分なファンデーションをスポンジでとる
  • STEP6. 最後にフェイスパウダーで仕上げれば完成

このように、最初からベースメイクをやり直す感覚に近い。乳液や美容液は荷物になるため、旅行用の小さなボトルに入れて持ち運ぶか、サンプル品をポーチに忍ばせておくのがおすすめ。

メイクよれを直すのには少々手間がかかるが、デートや「ここぞ!」というシーンに使える。ぜひ一度試してみていただきたい。

よれないメイクをするなら、メイク前の化粧水を丁寧に!

よれないメイク方法を考える際、メイクそのものの手順やコスメ選びにばかり気を取られてしまうかもしれない。しかし、大事なのはメイク前の化粧水を正しく使うことだ。洗顔、化粧水、乳液という手順を守り、メイク前のスキンケアを丁寧に行おう。

化粧水は、肌のタイプに合わせて選ぶことが大切である。乾燥肌の人は保湿成分が複数含まれた化粧水を、オイリー・ニキビ肌の人はビタミンC配合の化粧水を選ぶことがおすすめだ。「潜水法」も試しながら、メイクよれでテンションが下がらないように対策してみてはいかがだろうか。

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文=seina (せいな)

Webライター·ブロガー。ベーシックアロマセラピスト/ダイエット検定1級・2級をもち、運営ブログ「美しくなければ生きていけない」では、「美しくなること」をメインテーマに、美容整形、筋トレネタを中心に執筆している

2021年7月加筆=CHINTAI情報局編集部

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