一人暮らしのロフトの使い方3選!ロフトのメリット・デメリットも紹介

公開日:2018年10月15日

一人暮らしに人気のロフト付き物件。もっと有効に使いたい!

一人暮らしに人気のロフト。使い勝手を良くするレイアウトとは?
一人暮らしに人気のロフト。使い勝手を良くするレイアウトとは?

隠れ家のような魅力を持つ「ロフト」。同じ専有面積の物件でも天井が高かったり、2階建て感覚で使えたりと、何かと得した気分になれるので一人暮らしに人気だ。

しかし、一口にロフトといっても使い勝手は物件によって異なる。そこで、ここではロフト付きの物件でより快適に過ごすための、ロフトの有効な使い方を紹介する。ロフトを上手に活用し、快適な一人暮らしを実現しよう!

一人暮らしのロフトの3つのメリット

おしゃれなイメージが強いロフトだが、一人暮らしをする部屋にロフトがあるとどんなメリットを感じられるのだろうか。ここからは、特に大きな利点を3つピックアップして解説していく。ロフトに興味があるものの、何が魅力なのかわからないという人はぜひ参考にしてほしい。

一人暮らしのロフトのメリット①:床面積が広くなる

特に都心の物件は面積を広く取ることが難しく、スペースが限られてしまう。しかし頭上のスペースを活かせるロフトなら、中二階のようなフロアを設けることで床面積が広くなる。収納スペースとして利用できることはもちろん、構造によっては居住スペースとして活用できることもメリットだ。

一人暮らしのロフトのメリット②:家賃が特別高いわけではない

ロフト付きの物件だからといって家賃が一気に高くなるということは稀である。また、ロフトは建築基準法上、床面積に算入されない。そのため、たとえば同じ「専有面積25㎡」と表示の物件でも、ロフトなしの物件よりロフト付きの物件の方が使えるスペースが多くなり、むしろお得に感じられられるだろう。

一人暮らしのロフトのメリット③:開放感がある

ロフトを設置するためには、ある程度の天井高が必要になる。必然的にロフトがない部分の天井は高くなり、開放感があることもメリットだ。また、ロフトから見渡す景色も壮観で、自宅にいるとは思えないような贅沢な気分を味わうことも可能だ。

一人暮らしのロフトの3つのデメリット

前述したようなメリットがある一方で、いくつかのデメリットがあることも知っておかなければならない。この項目では、一人暮らしでロフト付きの物件に住むデメリットを3つお伝えする。欠点も把握したうえで、ロフト付きの家を探すかどうか検討しよう。

一人暮らしのロフトのデメリット①:使い方が難しい

スタイリッシュなイメージがあるロフトだが、いざ使ってみると有効な使い道がわからないという人も多いようだ。物置きとして活用した場合は煩雑な印象になる可能性もあるし、寝室として使い始めてみると、毎朝はしごを上り下りするのが億劫になる可能性もある。

また、建築基準法上はロフトは「小屋裏物置等」、つまり収納という扱いになっており居室での使用が想定されていない場合も多い。そのため、コンセントが設置されていないなど使いたいように使えない場合もある。

自分が満足できるような使い道を見つけることができなければ、せっかくのロフトが逆にデメリットになってしまうのだ。

一人暮らしのロフトのデメリット②:夏は暑く冷房が効きづらい

ロフトのスペースの分だけ天井高が上がり、冷房が効きにくくなってしまう。また、ロフト部分には熱がこもりやすいという欠点があり、これも夏場に過ごしにくくなる原因の1つだ。この問題を解消するためには、扇風機やサーキュレーターなどを使って室内の空気を循環させる必要がある。

一人暮らしのロフトのデメリット③:物の移動が大変

当たり前だが、ロフト部分に行くためには、はしごや階段を使わなければならない。寝室として使う場合、定期的な洗濯のために寝具を移動させるのが難しいし、インテリアを持ったままはしごを上り下りすることは思わぬ事故につながる恐れがある。ねんざや骨折などの原因にもなってしまうため、家具や寝具を移動させるときは十分に注意する必要がある。

一人暮らしのロフトの使い方3選

前述したように、ロフトの使い方に悩んでしまう方が多く見られる。また、ロフト付きの物件に興味があっても、具体的な使い方をイメージできない人も多いだろう。そこでこの項目では、一人暮らしのロフトの使い方を3つご紹介する。

一人暮らしのロフトの使い方①:ベッドルーム

ロフトを寝室として使えば生活にメリハリが生まれる
ロフトを寝室として使えば生活にメリハリが生まれる

一人暮らしのロフトの使い方で多いのは「ベッドルーム」としての活用方法。居室部分をリビング、寝室をロフトと階層を使い分けられるので、ワンルームや1Kでもメリハリある暮らしが可能だ。

実際、ベッドルームとして利用することを想定して作られているロフトも多い。特に天井が低いロフトなら、ベッドルームとして寝転がって使うのが一番しっくりくる場合も多いだろう。

ここからは、ロフトを寝室として使う場合のインテリアのポイントを紹介する。

おしゃれな間接照明を設置する

ムーディーなインテリアライトでロフトの雰囲気づくりを
ムーディーなインテリアライトでロフトの雰囲気づくりを

間取りにもよるが、天井が低いロフトでは照明の光が届かず、薄暗くなってしまう場合も多い。そこで、おしゃれな間接照明を設置してあえてムーディーな雰囲気を演出するのがおすすめ。気持ちをリラックスさせることで、普段よりもスムーズに眠れるようになるだろう。

寝具のカバーのデザインを統一する

狭いロフトでも居心地の良いベッドルームにするためには、寝具のカバーのデザインにもこだわりを持つべき。寝具やクッションの色を統一することで、ごちゃごちゃせず、空間を広く感じさせることができるだろう。

サーキュレーターを置いてエアコンの風を流す

ロフトへ空気を循環させることができる首振りタイプを選ぶとよい
ロフトへ空気を循環させることができる首振りタイプを選ぶとよい

ロフトがある部屋は、通常の物件より天井が高いことが多い。このため、特に夏場はエアコンの冷気が下へと溜まってしまい、風が届きにくい場所でもある。

ロフトを寝室にして長時間過ごすつもりなら、サーキュレーターを使用してロフトへ風を流すようにするといい。エアコンの冷気を循環させることで、ロフトでも十分快適に過ごすことができるだろう。一人暮らしの物件なら3,000円程度で購入できる小型のサーキュレーターでも十分だ。



次のページでは様々なロフトの活用法をご紹介!

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