北海道大学の博物館をもっと明るく!北大生がデザインする照明で市民の憩いの空間を【PR】

公開日:2018年9月12日

すべての人に開かれた博物館を目指して

五感を使って楽しむ体感型展示や、12学部それぞれの展示室を設けるなど、工夫を凝らした展示を展開している北海道大学総合博物館。

築90年の建物を大切に使い、入館料無料の維持やナイトミュージアムの実施など、誰でも気軽に行ける博物館“ユニバーシティミュージアム”を目指して積極的な取り組みを行っている。

ナイトミュージアムでは、夜の博物館でセミナーやコンサートに参加できる企画など市民に開かれた活動を行っているのだが、街灯がない暗い夜道なため「開館しているかどうかわからない」という声も。

このような状況を「なんとかしたい」と考えた北海道大学の学生たちが、博物館に人々がより集う場所にするため2017年の春にプロジェクトをスタートさせた。

北海道大学の博物館

現在の博物館への暗いアプローチ

デザインの力でキャンパスをより良く

立ち上がったのは、工学部建築デザイン学研究室の学生。「デザインの力でキャンパスをより良くしたい」と〝照明付き家具″の設置を企画。総合博物館前を照らすだけでなく、日中の屋外空間も彩らせるアイデアだ。

工学部建築デザイン学研究室の学生11人がチームとなり、試行錯誤の末に3種類の照明を設計

製作が決まった「照明付き家具」の模型

北海道産の木材による挑戦

「照明付き家具」の木材には北海道大学の「中川研究林」で択伐された針葉樹トドマツを使用。

積雪寒冷特別地域においては、年間を通じて屋外に設置する木の照明の敷設は例がなく、北海道産木材の可能性への挑戦でもあるこのプロジェクト。

札幌の家具製作所である株式会社札幌杢幸舎様が術協力をして「照明付き家具」の制作がスタートした。

制作の様子

学術と市民をつなぐ博物館を盛り上げたい クラウドファンディングでカタチに

完成イメージCG

現在、本プロジェクトチームでは照明を設置し、北大総合博物館をもっと成長させるためのクラウドファンディングを実施している。

実行者代表のごあいさつ

北大総合博物館は、大学関係者のみならず市民や観光客にとって、身近な学術の場であり、いまよりも多くの方に気軽に来ていただける、にぎわいのある野外空間にしたいと思っています。
開かれた博物館として、車椅子やベビーカーを利用する方も含めて、安全に導きたいとの思いから、今回の挑戦に至りました。私どもの思いをご理解いただき、ご支援いただきますようお願い申しあげます。
実行者代表 北海道大学総合博物館 館長/理学研究院 教授 中川 光弘

クラウドファンディングの期間は2018年10月30日まで。ぜひ応援して、市民の憩いの場をつくる一員になってみては?

https://www.makuake.com/project/hokudai/

CHINTAI編集部
CHINTAI編集部

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