雨の幕張EDC JAPAN2日目、MARTIN GARRIXやDIPLOらのプレイで大熱狂!
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雨にも負けないEDC JAPAN 2018
Photo by INSOMNIAC/GRAHAM_JOHN_BELL
初日は晴れだったものの、2日目は残念ながら雨。ただ、そんな中でも会場にはオーディエンスが続々来場。前日大きな盛り上がりをみせたkineticFIELDの初陣を飾ったのはTAKU-HERO。続くはYASUTAKA NAKATA。
マイアミ「Ultra Music Festival」でも多くのDJがかけていたGammer(ガマー)の“THE DROP”やSteve Aoki(スティーヴ・アオキ)とLooper(ルーパー)の“Pika Pika”などをプレイした後、ステージ上にはきゃりーぱみゅぱみゅがサプライズで登場し「原宿いやほい」を熱唱。
さらに、DJ SNAKE(スネイク)の“Propaganda”では、巷でトラックから聴こえてくる“バ~ニラ、バニラ高収入♪”をまさかのマッシュアップ(ヤバかった!)。こんなセットはさすがにYASUTAKA NAKATAだけ。その後もPerfumeの“If you wanna”なども盛り込み、オリジナリティという意味では抜群。
Photo by INSOMNIAC/ALIVE_COVERAGE
一方、盛り上がり方がハンパなかったのはcircuitGROUNDSのNGHTMRE & SLANDER(ナイトメア&スランダー)。アグレッシヴなサウンドに、雨のなかオーディエンスが脅威のヘッドバンギング(スゴかった!)。
さらに、circuitGROUNDS ではR3HAB(リハブ)、ALISON WONDERLAND(アリソン・ワンダーランド)と続き、雨風が吹き荒れ、足場も悪い過酷な環境にもめげないオーディエンスをトリのDIPLO(ディプロ)が盛り上げる。
どうせなら天気のいいときに……なんて思った人がいたかもしれないけど、逆にバッドコンディションだからこその盛り上がりはある種の感動さえ覚えるほど(やっぱり“Lean On”で大熱狂!)。
VINI VICI、W&Wで燃えるkineticFIELD
Photo by INSOMNIAC/ALIVE_COVERAGE
ただ、それはどのステージも同じことで、途中からはもはやみんなアドレナリンでまくりで悪天候も関係なし。kineticFIELDではVINI VICI(ビニ・ビチ)のアゲっぷりがハンパなく、サイケ〜トランスの破壊力は強烈。
しかも、途中Steve Aoki(スティーヴ・アオキ)がステージに登場し、会場はさらにヒートアップ。彼らはここ数年ホント引く手数多、この日の盛り上がりもそうだけど今後この手のサウンドの勢いが強まりそう……。
Photo by INSOMNIAC/ALIVE_COVERAGE
そして、日本でも大人気のW&Wもトバしまくり、再びSTEVE AOKIも乱入(2度目!)。別名義NWYR の楽曲やVINI VICIとの“Chakra”、Hardwell(ハードウェル)との“Live The Night”、さらにはAvicii(アヴィーチー)の“Levels”もマッシュアップしつつ、トドメはDIMITRI VEGAS & LIKE MIKE(ディミトリ・ヴェガス&ライク・マイク)とのコラボ曲“Crowd Control”。
そんなW&Wとある意味対極的な、エモーショナルで美しいサウンドでオーディエンスを魅了したのはABOVE & BEYOND(アバヴ&ビヨンド)。
Photo by INSOMNIAC/ALIVE_COVERAGE
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そして、大トリMartin Garrix(マーティン・ギャリックス)。レーザーが迸るなか、“Forever”に“Byte”に“Animals”と“Game Over”のマッシュアップと最初から怒濤のセット。その後も自身の楽曲を中心にプレイするなかで、とにかくマッシュアップがスゴイ!
次々に様々なアンセムのパンチラインが繰り出され、エンターテインメント性の高いこと。さすが世界のNO.1(“Tremor”とAlesso(アレッソ)の“Cool”のマッシュアップなどにはオーディエンスは大喜び)。
雨の中でも熱気は冷めやらぬなか、最後は“In The Name Of Love”。大輪の花火とともに「EDC JAPAN 2018」は終演。
Photo by INSOMNIAC/JAKE_WEST
会場&周辺にはズブ濡れになりながらも名残惜しそうにしているファンがあちこちに。そして、帰りの電車の中では「EDC JAPAN 2018」で苦楽をともにした仲間同士、新たな出会いが生まれる姿も。
彼らが一緒にアフターパーティーに行こうぜ! と八丁堀駅で降りていく後ろ姿はなんともハッピーそうで、終演後も幸せを運ぶ「EDC JAPAN 2018」はさすがだなと再確認。
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Top Photo by INSOMNIAC/ALIVE_COVERAGE
※この記事は、2020年9月まで音楽メディア「PARTY CHANNEL」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです。
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