☆Taku、Remo-conが魅せた! 「SUPER SKYTREE® DISCO」今年も大フィーバー
今年も絶賛開催中の「SUPER SKYTREE® DISCO」。その盛り上がりをレポート! さらには、往年のディスコアンセムもたっぷり紹介!
2年目を迎え、さらにパワーアップ!
今冬猛威を振るう寒波もなんのその。1月12日(金)に開幕して以来、毎週金曜、地上350mの天空のダンスフロアで老若男女が脅威の盛り上がりを見せている「SUPER SKYTREE® DISCO」。2年目を迎えても、その人気は健在だ。
会場となるのは東京スカイツリー®の天望デッキ フロア350。都内の見事な夜景が一望できる(東京タワーも見える!)そのフロアにDJブースにお立ち台、ミラーボールと、いつもとはひと味違った空間が設えられ、さらには窓の上部をスクリーンに仕立てたSKYTREE ROUND THEATER®にはスペシャルな映像も。なんでも、今年は江戸時代の浮世絵師・歌川国芳が描いた「東都三つ又の図」が時空を超えてディスコとコラボしているそうで、その映像がまたなんともオツ。
そんな魅惑な空間で繰り広げられる「SUPER SKYTREE® DISCO」。今回、PARTY CHANNELは2月9日(金)のパーティーに潜入!
m-flo最新曲にオーディエンスも熱狂!
クラブの最前線で活躍する一線級のDJからディスコを沸かせた名手まで、選りすぐりのラインナップを擁する「SUPER SKYTREE® DISCO」。その人選もまた、他のクラブでは絶対に味わえない貴重な体験。
この日、トップバッターとして登場したのは、昨年末にm-floのリユニオンで話題となった☆Taku Takahashi。2年連続の登場となる☆Takuは“gET oN!”〜“Lotta Love”とm-floメドレーでオーディエンスの心をグッと掴むと、そこからがっつりクラブアンセムの鬼マッシュアップ。懐かしのFatboy Slim(ファットボーイ・スリム)“Star 69”やLed Zeppelin(レッド・ ツェッペリン)“Immigrant Song”なども織り交ぜ、ディスコ気分を煽ったかと思えば、そこからドラムンベースに移行するなど、なんとも容赦ないセットでフロアを圧倒。
その後は“miss you”や“come again”のリミックスなど、再びm-flo楽曲でフィーバーし、さらには宇多田ヒカル“Distance”のm-floリミックスも。怒濤のm-flo祭でフロアは大きな盛り上がりを見せ、ラストはオリジナルメンバーLISA復帰後初の待望の新曲“No Question”。最後まで大勢のオーディエンスを沸かせ続けた。
m-flo / No Question (SOUND ONLY)
圧巻のRemo-con、爆裂ディスコ!
☆Taku Takahashiが作ったフロアの熱気をそのまま引き継いだのはRemo-con。今ではハード&トランス系のDJとしてのイメージが強いが、1990年代から活躍し、ディスコ時代も通過しているRemo-con。それだけに、この日のセットがまたスゴイこと……。
Kylie Minogue – I Should Be So Lucky (Showgirl)
のっけからKylie Minogue(カイリー・ミノーグ)の“I Should Be So Lucky”でディスコ世代を羽交い締め。その後も本人も何年ぶりにかけたかわからないというBANANARAMA“I Heard A Rumour”や“Venus”、Rick Astley(リック・アストリー)“Together Forever”などなど広瀬すずちゃんのCMばりにディスコ世代を“狙い撃ち”。とはいえ、若い世代には新鮮なようで、みんな大熱狂。
Dead Or Alive – You Spin Me Round (Like a Record)
さらには、マイクパフォーマンスも流石なRemo-con、しゃべっても舌好調。曲解説に加え、お立ち台のお姉様イジリなど実に見事。そして、その後もDead or Alive(デッド・オア・アライヴ)“You Spin Me Round”やDoobie Brothers(ドゥービー・ブラザーズ)“Long train running”といったスーパーディスコアンセムで大フィーバー。
2UNLIMITED Twilight Zone OFFICIAL VIDEO
1980年代ヒットメドレーの後には70年代に遡り、さらには90年代へ。そして、ハイライトはジュリアナ・スカイツリー(本人曰く)! 2 Unlimited(2アンリミテッド)の“Twilight Zone”からのL.A. STYLE(L.A.スタイル)“James Brown Is Dead”からのジュリアナテクノの真骨頂MAXIMIZOR(マキシマイザー)の“CAN’T UNDO THIS!!”と激アンセムてんこもり。このころにはお立ち台も大渋滞で、フロアの熱気も異様なほどに。
L.A. STYLE – James Brown Is Dead
CAN’T UNDO THIS!!-MAXIMIZOR
とはいえ、まだまだ止まらないRemo-conディスコ、お次はJポップへ。TM NETWORK“Get Wild”〜三代目 J Soul Brothers“R・Y・U・S・E・I”(ステージではランニングマンも!)〜Dimitri Vegas&Like Mike(ディミトリ・ヴェガス&ライク・マイク)“Crowd Control”と時代もジャンルもぶっちぎりの驚愕マッシュアップを披露。しかも、ここで“Crowd Control”にあわせてオーディエンスと一緒にレフト、ライトの大移動と、ディスコなんだかクラブなんだか……。
Dimitri Vegas & Like Mike vs W&W – Crowd Control (Official Music Video)
かと思えば、終盤にはSMAPの“青いイナズマ”やモーニング娘。“LOVEマシーン”のマッシュアップに、Bon Jovi(ボン・ジョビ)“Livin’ On A Prayer”からのアンルイス“あゝ無情”にキョンキョン(小泉今日子)の“学園天国”でカラオケ状態。この何でもありの仕込み……ホントスゴすぎ。
「SUPER SKYTREE® DISCO」は残りあとわずか!
今年の盛り上がりもハンパない「SUPER SKYTREE® DISCO」。そのステキな空間もさることながら、トップDJたちのいつもとは違ったプレイが楽しめるのも大きな魅力。今後も名だたるアーティストが続々登場するも、残すは2月16日(金)と23日(金)とあとわずか。ぜひ絶景を楽しみながら大フィーバーする「SUPER SKYTREE® DISCO」へ!
ちなみに、現在東京スカイツリー®は平昌オリンピック開催中とあって、期間限定で五輪カラーのライトアップを実施中。これもまた一見の価値アリ。
※この記事は、2020年9月まで音楽メディア「PARTY CHANNEL」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです
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