日本の美を世界へ、「FANTASIA – EPISODE 1 PRINCESS KAGUYA -」レポート
2017年11月18日、幕張メッセで開催された「FANTASIA – EPISODE 1 PRINCESS KAGUYA -」。和をモチーフとは話題の新感覚フェスとは?
全面和空間でBASEMENT JAXXやNERVOがプレイ!
“日本の美”をコンセプトに、音楽、ファッション、テクノロジーを融合させたイベント「FANTASIA – EPISODE 1 PRINCESS KAGUYA -」。
会場内、入口からして鳥居が建てられ、ステージも“和”を基調とし、DJブースもまるで櫓。しかも、これがなんと可動式で演目次第では前後に動くというのもいとおかし。
そんなステージでは、かぐや姫で知られる「竹取物語」をモチーフにしたショーと豪華アーティストによるDJタイムが交互に展開していたのだが、そのショーもまたなんともいまめかしく、「竹取物語」には絶対に出てこないBMXやフリースタイルフットボール、さらにはダンサーなど多数出演し、えも言われぬパフォーマンスを披露。
古典の現代的解釈というはよくあるが、それをパフォーマンスを含めて表現するというのがまたありがたし(めったにないこと)。
DJタイムは国内からbanvoxとALISA UENO。海外からは、Bassjackers(ベース・ジャッカーズ)、DADA LIFE(ダダ・ライフ)、Thomas Jack(トーマス・ジャック)にBASEMENT JAXX(ベースメント・ジャックス)、そしてNERVO(ナーヴォ)が登場!
Bassjackersのパワフルなプレイにフロアは歓喜し、それを引き継ぐDADA LIFEはおなじみのバナナとシャンパンで会場をさらにヒートアップ。
Thomas Jackがその勢いをキープしながら、のっけから“ベースメント・ジャックスの世界へようこそ”とオーディエンスの視線を釘付けにしたBASEMENT JAXX。90年代から世界中で活躍する彼らのプレイはさすがなもので、ハウスを軸に自由奔放、痛快なセットを披露。そして、ラストはNERVOで大円団。
一方、会場には海外で注目を集めているイマーシブシアターも設置され、日本文化が没入して楽しめるのもおもしろし。その他にも様々なコンテンツがとことん和にこだわり、それがまたなんともフォトジェニック。
いやはや、今回EPISODE 1ということはまた次回も!? そのゆくすゑもまたこころもとなし(楽しみにしたい!)。
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※この記事は、2020年9月まで音楽メディア「PARTY CHANNEL」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです
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