「ULTRA JAPAN 2017」開幕、新設されたLIVE STAGEも大熱狂! 初日レポート
ダンスミュージックファンが泣いて喜ぶ3日間。今年も「ULTRA JAPAN」が開幕した。
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大熱狂の1日目のMAIN STAGE
今回は新たにLIVE STAGEが設置され、MAIN STAGE、RESISTANCE、ULTRA PARKの4ステージに、3日間で総勢98組ものアーティストが出演。それも世界に名だたるビッグスターたちがこぞって登場するとなれば、やっぱり初日からスゴい人。オープン前にも関わらず、会場前には長蛇の列ができていた。
なかでも、やっぱり一番の盛り上がりを見せていたのはMAIN STAGE。
BANVOXにMYKRIS、RAIDENと続き、フロアの人も続々と増えるなか登場したのはMITOMI TOKOTO。ステージにはCYBERJAPAN DANCERSも登場し、会場はさらにヒートアップ!
そして、MAIN STAGE最初の海外ゲストSAM FELDT(サム・フェルト)がプレイ! 彼のトロピカリーでハウシーな楽曲そのままに心地よい時間を演出。“Show Me Love”やら“Shadows of Love”、“Fade Away”やら“Been A While”やら彼の楽曲がたくさんかかり、Avicii(アヴィーチー)“Waiting For Love”ではみんなで大合唱。
Sam Feldt – Show Me Love (ft. Kimberly Anne) [Official Music Video]
その後、DEORRO(デオロ)に続いて登場したNicky Romero(ニッキー・ロメロ)はさすがの人気。大声援に答えるNICKYもNICKYでヒット曲満載。“Champion Sound”や“Harmony”といった自身の楽曲もたっぷりだったけど、やっぱりスゴかったのはAviciiとの“I Could Be The One”にNICKYの出世作“Toulouse”。そういえば、会場にもたくさんアノニマスマスクを見かけたし。
Nicky Romero – Toulouse
さらに続くはSTEVE ANGELLO(スティーヴ・アンジェロ)。NICKYよりもハウシーに、自分の楽曲やSwedish House Mafia(スウィディッシュ・ハウス・マフィア)の曲もプレイ。彼の往年の名曲“Knas”や“SLVR”、さらに終盤にはDimitri Vangelis&Wyman X Steve Angello “Payback”。Swedish House Mafiaからは“Greyhound”や“Antidote”、そして“One (Your Name)”などなど、名曲ズラリ。しかも、そのセレクトだけでなくストーリー性豊かなプレイはさすがの一言。
Dimitri Vangelis & Wyman X Steve Angello – Payback (Original Mix)
MAIN STAGEの初日のトリはALESSO(アレッソ)。超イケメンの美メロ系貴公子を前に飛ぶわ、飛ぶわの黄色い歓声。このころはすでに雨が降りしきるなかでもフロアの気配は全く変わらず。
そんな中で“Take My Breath Away”を皮切りに、随所に自身のヒット曲、Calvin Harris (カルヴィン・ハリス)との“Under Control”や“Sweet Escape”に“Heroes”(もちろん歌ものは大合唱)、そして終盤にはビッグアンセムThe Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)とColdplay(コールドプレイ)の“Something Just Like This”をはさみつつの“I wanna know”で大盛り上がり。初日のトリという初の大役を見事に成し遂げていた。
Alesso – I Wanna Know ft. Nico & Vinz
新設されたLIVE STAGEでは
そんな大熱狂の一方で今年新設されたLIVE STAGEも初とは思えない盛り上がりが。TEDDYLOIDにDEB’S DAUGHTER VS KRYOMAN、小室哲哉と浅倉大介による話題のユニットPANDORA、さらには注目のティーンエイジ女性ラッパー、ちゃんみなも。「ULTRA JAPAN」に、まさかちゃんみなが出るとは……って感じだが、フロアは大喝采。さらには水曜日のカンパネラまで出て、MAIN STAGEではNicky Romeroがプレイしているというのにスゴい人。
もちろん日本人アーティストばかりでなく、この日は大の親日家PORTER ROBINSON(ポーター・ロビンソン)もLIVE STAGEに登場。サブカルチックなVJもステキだったが、やっぱり一番はMadeon(マデオン)とのコラボ曲“SHELTER”。
EDM〜ハウスなMAIN STAGEとはまた違った魅力を振りまいていた。しかも、その後に登場したラストのEMPIRE OF THE SUN(エンパイア・オブ・ザ・サン)もクセがスゴい、というか世界観がスゴかった。
Porter Robinson & Madeon – Shelter (Official Video) (Short Film with A-1 Pictures & Crunchyroll)
その他にもRESISTANCEには日本が誇るアーティストが続々登場するなか、飛行機の遅延のため泣く泣くキャンセルになったEATS EVERYTHING(イーツ・エブリシング)に代わって、なんとトリのSETH TROXLER(セス・トロクスラー)が獅子奮迅の超ロングプレイ!
4年目にして初、まさかの台風襲来の不安も叫ばれ、初日は悪天候だったけれどもなんとか耐え、というより、そんな天気に負けないオーディエンスたち(ホントにスゴい!)。これなら2日目以上も大丈夫!
今回は「GO ULTRA TODAYS PASS」と銘打ち、各日500枚限定で当日券も発売するとのことなので、まだ間に合うぞ「ULTRA JAPAN」。今後もThe ChainsmokersにTiësto(ティエスト)にUnderworldなどなど続々登場するし、2日目、3日目も楽しみだ!
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PHOTO @ULTRA JAPAN 2017
※この記事は、2020年9月まで音楽メディア「PARTY CHANNEL」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです
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