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沖縄タウンに巨人伝説 謎多き街・代田橋へ行ってみた

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こんにちは。ライターの山本莉会です。

みなさん、沖縄って好きですか。筆者は大好きです。見渡す限りの青い空、白い砂浜に美しい海。そして、おいしいごはんにお酒。最高です。
ただ、遠いんですよね、沖縄って。東京からだと2時間以上かかるんですよ。もう、それ海外行けちゃうじゃないですか。

もっと手軽に、思い立ったらすぐ行ける沖縄があればと思っていた筆者が知ったのが、「代田橋」。なんでも、沖縄化した街があるんだとか。代田橋がどんな街なのか、この街に住むとどんな特典があるのか、さっそく調査に行ってみます!

新宿から2駅の沖縄へ

新宿からたった2駅で行ける、京王線・代田橋。杉並区の南東に位置している街です。

杉並区は、もともと沖縄出身の学者らが多く住んでいた街だそうです。
さびれた商店街を活性化させる際、沖縄にゆかりのある方の住居が多いことやすでに沖縄にちなんだお店が複数あったことから、ここ代田橋の商店街のテーマに「沖縄」を選んだのだとか。

これが沖縄タウンへの入り口

これが沖縄タウンへの入り口

街を歩いていると、突如出現した沖縄タウン。東京の街を歩いていたはずなのに、気づいたら沖縄。例えるなら、「会社にいたはずなのに、気づいたら実家だった」みたいな夢を見ている感じでしょうか。

沖縄タウンに入ってまず見つけたのは、『片桐酒店』。軒先には、泡盛がずらりと並んでいました。

『片桐酒店』の軒先。赤瓦が沖縄っぽい

『片桐酒店』の軒先。赤瓦が沖縄っぽい

度数の高い泡盛も、ミニ瓶になると急にかわいい

度数の高い泡盛も、ミニ瓶になると急にかわいい

ゴーヤドライ。ゴーヤをビールにする発想がすごい

ゴーヤドライ。ゴーヤをビールにする発想がすごい

次に見つけたお店『いじゅん』では、さまざまな沖縄食品を販売していました。ここでは、沖縄名物のブルーシールアイスクリームが売られています。飛行機に乗ることなくブルーシールのアイスクリームを食べることができるのって、幸せですよね。

代田橋に住めば、家から数分でブルーシールにたどり着ける

代田橋に住めば、家から数分でブルーシールにたどり着ける

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サーターアンダギーに沖縄そば。沖縄に包まれすぎて「ここ、沖縄なんじゃないの?」と脳が錯覚しそうになる

少し進むと、沖縄料理をふるまうお店がいくつかありました。食事系メニューが充実していたので、家で自炊するのが面倒な日のちょい飲みにも良さそう。

『沖縄酒場SABANI (サバニ)』と、店員のお姉さん。ぜひカウンターで飲みたいお店

『沖縄酒場SABANI (サバニ)』と、店員のお姉さん。ぜひカウンターで飲みたいお店

他に、三線の専門店もありました。お店の壁にはさまざまな形の三線が。ここでは三線を販売しているだけでなく、教室もやっているのだとか。

三線専門店『三線とぅるるんてん』。快く写真に写ってくれた先生

三線専門店『三線とぅるるんてん』。快く写真に写ってくれた先生

想像以上に沖縄だった代田橋。沖縄気分に包まれながら、ゴーヤビール片手にサーターアンダギーやゴーヤまんを食べ歩くのも楽しそうです。『いじゅん』のお母さんによると、休日は食べ歩き目的でこの街へ来る人がぐっと増えるのだとか。みんな、考えることは同じです。平日、仕事が終わってから食べ歩きできることこそが、代田橋に住む人の特権かもしれません。

ちなみに、沖縄タウンから出ると、一気に夢から覚めます。ここ、東京だったわ。

代田橋の名前の由来は「だいだらぼっち」

代田橋という名前、由来になっているのは「だいだらぼっち」です。

だいだらぼっちとは、日本各地に彼の足跡でできた沼や池が数多くあったり、富士山を一晩で作っちゃった、なんて逸話が残っていたりする伝説の巨人です。映画『もののけ姫』(宮崎駿監督)では、「シシ神様」が変異して巨大なだいだらぼっちになる……なんてシーンもありましたよね。

ここ代田橋が、だいだらぼっちにちなんだ名前なのには理由があります。昔、この地域には大きな窪地があったのだとか。民俗学者・柳田國男の著書『ダイダラ坊の足跡』(昭和2年)によると、100間もある窪で、あまりに巨大だったことから「だいだらぼっちが歩いた足跡ではないか」と言われていたそうです。100間とは、約180メートル。足裏だけで180メートルとは、どれだけ巨大なんだ、だいだらぼっち……。

この小川も、代田橋を走る甲州街道も、だいだらぼっちの足跡の中?

この小川も、代田橋を走る甲州街道も、だいだらぼっちの足跡の中?

残念ながら現在はその巨大な窪地を見ることはできませんが、駅の近くには緑道があり、ゆったりとした時間が流れます。

また、緑道には「ゆずり橋」と呼ばれる橋がかかります。昔、ここにかかっていた橋は幅が狭く、行き交う人が道を譲りながら渡ったことがいわれなのだそう。人と人がおだやかに関わりながら生活していたことが分かりますよね。

現在のゆずり橋はれんが作り。現在は譲り合わなくても大丈夫な道幅に

現在のゆずり橋はれんが作り。現在は譲り合わなくても大丈夫な道幅に

代田橋駅周辺には、昔ながらの商店街が。お惣菜店やおもちゃ店、カフェなどが立ち並びます。学校や仕事帰りに疲れて帰ってきても、ほっとできそうです。

代田橋駅は地上駅。それだけで明るい気分になるのは筆者だけでしょうか

代田橋駅は地上駅。それだけで明るい気分になるのは筆者だけでしょうか

商店街の様子。こちらは『丸安玩具店』

商店街の様子。こちらは『丸安玩具店』

昔ながらの情緒を残しつつ、沖縄を堪能できてしまう代田橋は、筆者にとって「不思議な街」という印象。東京は広いですが、この感覚を味わうことができる街はそうそうない気がします。この街に住めば、毎日をゆったり過ごせる上、決して退屈することはなさそう。ぜひあなたも、この街の不思議な魅力を味わってみてください。

山本莉会/プレスラボ

(ライタープロフィール)

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山本莉会
1986年生まれ。大阪から上京し、最初に移り住んだ街は下北沢。その後、練馬・笹塚などに住居を移しながら、東京の街を渡り歩く。趣味は、無料スポット巡りと、地図を眺めること。反抗期のころ、父親にも同じ趣味があることが分かり「遺伝だったのか」とショックを受けたことがある。



記事中に登場した店舗

<片桐酒店>
・住所:東京都杉並区和泉1丁目3-17
・アクセス:代田橋駅徒歩4分

<いじゅん>
・住所:東京都杉並区和泉1丁目3-16
・アクセス:代田橋駅徒歩4分

<沖縄酒場SABANI (サバニ)>
・住所:東京都杉並区和泉1-3-15 沖縄タウンめんそーれ大都市場
・アクセス:代田橋駅徒歩5分

<三線とぅるるんてん>
・住所:東京都杉並区和泉1-3-15 沖縄タウンめんそーれ大都市場
・アクセス:代田橋駅徒歩5分

<丸安玩具店>
・住所:東京都世田谷区大原2丁目26-8
・アクセス:代田橋駅徒歩1分

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