TJO×KSUKE@ウルトラ・マイアミ・インタビュー!
今年も大盛況に終わった「ULTRA MUSIC FESTIVAL(UMF)」。
そこに出演したふたりの日本人DJ、TJOとKSUKEにプレイ直後にインタビュー。
世界中からトップアーティスト&オーディエンスが集まる「UMF」でふたりが感じたこととは? さらには、マイアミだからこその魅力を聞いてみたのだが、そこでは意外すぎる発言も……。
▽あわせて読みたい!“白熱のマイアミ、「ULTRA MUSIC FESTIVAL」レポート第二弾!”の記事はコチラ!
ふたりが語る「ULTRA MUSIC FESTIVAL」の魅力
――早速ですが、プレイを終えての今の心境は?
KSUKE:とにかく楽しかったですね。でも、やはり何度プレイしても緊張します(笑)。東京とは全然違うので。
TJO:世界中から多くの人たちが集まる大舞台でプレイできるのは、本当に嬉しい限りですね。
――「UMF」の魅力って何でしょう?
TJO:やっぱり、本場のフェスってことですよね。世界中で活躍するトップアーティストが一堂に会し、それぞれが最新のパフォーマンスを見せてくる。いわば、ここで1年間のシーンの動向やトレンドがわかる。それを生で体験できることが最大の魅力だと思います。
KSUKE:DJもそうですけど、お客さんも世界中から集まってきますからね。その全世界感はここでしか味わえないと思います。あとは、いろいろな部分で新しさを感じさせてくれる。今年は“LIVE STAGE”にヒップホップ系のアーティストが出演したり。それも「UMF」の大きな魅力ですね。
TJO:そう。EDMでおなじみのアーティストに加えて、アイス・キューブやサイプレス・ヒル、エイサップ・ファーグがいて、さらにはプロディジーやアンダーワールド、ジャスティスといったレジェンドもいる。今回は「UMF」自体が特にダンスミュージックの今後の方向性を提示している感じがしましたね。
TJO&KSUKEが現地で感じた最新トレンドとは?
――今回気になったアーティストはいました?
KSUKE:僕はジョーズでしたね。初日のULTRA WORLWIDEのラストにサプライズで登場した。もともと大好きなんですけど、相変わらず誰もが踊りやすいサウンドで。わかりやすさという意味でもスゴいなって思いました。
TJO:初日見たなかでは、LIVE STAGEでやっていたヤンガー。全くもって目をつけてなくて、初めて見たんですけどすごく面白くて。本当はチャミが見たかったのに、釘付けになってしまい見れませんでした。でも、そういう新しい発見があるのも「UMF」の魅力ですよね。
KSUKE:魅力的なアーティストしかいませんからね。
TJO:ULTRA MAINSTAGEでの大トリの豪華さも醍醐味ですが、サブのステージのオルタナティブなアーティストたちも見逃せない。その配分には常に困りますね(笑)。
――サウンド的な部分で感じたことは?
TJO:去年に引き続きベースミュージックやベースハウスの波がありつつも、そこにロービートやフューチャーベースよりの聴いていて気持ちのいい音が増えた気がしますね。あとは、メインのULTRA MAINSTAGEではドン・ディアブロ、ロビン・シュルツといったハウス系のアーティストが早い時間を飾っていたことも興味深いですね。
KSUKE:全部が全部激しいわけではなくなりましたよね。EDMの中の流行りが変わってきたというか、各々のアーティストがみんな好きなことをやりだしたというか。より個性が出てきた感じがしましたね。
日本でもブーム到来!? マイアミで見かけたスクール○○
――今回マイアミの「UMF」を体験して、これは日本で見たいと思ったことはありました?
KSUKE:それはたくさんありますけど……しいて言うなら……スクール水着ですかね(笑)。
TJO:それはあるね(笑)! マイアミは本当に驚くくらいスクール水着のコスプレが多くて。もしこれが日本に上陸したら、違ったムーヴメントになっちゃいそうですけど(笑)。
KSUKE:でも、それがマイアミの最先端っていう(笑)。
TJO:ただ、海外の人は着方が違いますからね。僕ら日本人にはなかなかできないことですけど、それにしてもスクール水着の多さにはビックリしました(笑)。
▽あわせて読みたい!“白熱のマイアミ、「ULTRA MUSIC FESTIVAL」レポート第二弾!”の記事はコチラ!]
※この記事は、2020年9月まで音楽メディア「PARTY CHANNEL」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。変更されている場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください