新年最初の大宴、EDMの祭典「electrox 2017」をレポート!
EDMファンにとっては、 いまや年明け一発目の風物詩!
「electrox 2017」が1月7日に幕張メッセにて開催。
通算4回目となる今回は、シーンの最重要人物DIPLOが2年ぶりにヘッドライナーをつとめ、さらにはCLEAN BANDIT、DON DIABLO、KREWELLAら錚々たるアーティストたちが出演。新年早々熱狂の嵐が吹き荒れた「electrox 2017」をレポート!
序盤は日本人アーティストたちが大奮闘!
今回の「electrox」はelectrox STAGE、SUNRISE STAGE、SONIC BEATS STAGEの3つのステージが設けられ、総勢23組のアーティストが出演。序盤は各ステージ日本人アクトが登場し、なかでもメインとなるelectrox STAGEではALISA UENO〜RADIO FISH〜YAMATOとリレー。大晦日の紅白歌合戦にも出演したRADIO FISHは、今回初登場ながら笑いありのパフォーマンスで会場を魅了!
一方、SUNRISE STAGE ではDJ SHOTAやTAKU-HERO、DJ FUMI☆YEAH!、SONIC BEATS STAGEでは今後の活躍が期待されるDJ MOEらがプレイ。日本人アーティストたちが会場を盛り上げた。
MIJA、YELLOW CLAWらの登場に会場もヒートアップ!
その後もSUNRISE STAGEでは、2016年も大活躍だったSHINTAROが相変わらずの妙技で会場を沸かせ、第59回グラミー賞の最優秀リミックス・レコーディング部門にノミネートされ話題のstarRo(国内フェス初登場!)もその見事な腕前を披露。
そんななか、electrox STAGEでは海外勢が続々。新星SLUSHIIがファンキーなサウンドで会場を揺らせば、続くMIJAは男勝りのプレイでオーディエンスを圧倒。
そんな2人以上に強烈だったのがYellow Clawで、ときにアグレッシヴ、ときにキャッチーに、その振り幅のある強烈なサウンドにフロアは大興奮。
DON DIABLOが魅せ、ラストDIPLOはやっぱりスゴかった!
終始熱気が冷めやらぬなか、「electrox」も終盤戦。electrox STAGEに登場したのは、DJ MAGのランキングでも人気上昇中のDon Diablo。フューチャーハウスシーンの立役者でもある彼は、自身のアンセムを織り交ぜながらそれまでのアクトとはひと味違う美しくもドラマティックなプレイでオーディエンスを別世界に。
そして、そんな彼に引き継ぎ登場したKREWELLAはうってかわってアグレッシヴなパフォーマンスでフロアを塗り替えていた。
一方、SUNRISE STAGEではTHE KNOCKSがディスコティークな世界を作り上げたかと思えば、このステージのトリを飾ったCLEAN BANDITはバンドならではのサウンドで他DJとは違った魅力を振りまき、大いに会場を盛り上げる。
そして、electrox STAGEには大トリDIPLOがブースへ。
名義にMajor Lazer、Jack Üと自身が関わった楽曲も続々投下。しかも、その合間にPPAPやスターウォーズなどの大ネタ、小ネタも随所に散りばめ、様々パフォーマンスで盛り上げる。常にオーディエンスを楽しませるそのエンターテインメント性はさすが!
その他にもZombie Nation“Kernkraft 400”やZomboy“Like A Bitch”などアンセムをちょいちょい盛り込み、シーンの頂点に立つのも頷ける圧巻のプレイを披露していたが、最大の見せ場はやはりMajor Lazer & DJ Snakeft. MØの“Lean On”。シーン屈指のビッグアンセムがかかるとオーディエンスは狂喜乱舞。その後も終始フロアを盛り上ながら駆け抜けた
DIPLO、そのラストはMØ“Final Song”で大円団。
今年も大きな盛り上がりをみせた「electrox」。
会場が一体となった極上の宴に誰もが大満足だったはず。
2018年の開催もまた楽しみだ!
今回のレポートの他に、次回オーディエンスたちのスナップショットも紹介するので、そちらもお楽しみに!
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※この記事は、2020年9月まで音楽メディア「PARTY CHANNEL」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです
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