室内を360°撮影できる全天球カメラはこんなにすごい!
不動産サイトで物件を探していると360°見渡せる写真をたまに見かける。実際に内覧を行っているかのように、室内を上下左右自由に見渡すことのできる写真は、いったいどのように撮影しているのだろうか。
実はこのような写真は、「全天球カメラ」を使うことで簡単に撮影できるのだ。一般向けにリコーの「THETA S」が2015年秋に発売されたが、発売直後から売り切れ店が続出。賃貸物件にうってつけのガジェットとして大きな注目を浴びている。
はたしてどうやってパノラマ画像を撮影しているのだろう? 実際に全天球カメラを使ってみた。
カメラを直接手で持って写真を撮影することも可能だが、不動産サイトのように人が映り込まない写真を撮るには、三脚を用いれば良い。「THETA S」の場合、一般的なカメラの三脚が使用できる。
今回のように遠隔で撮影する場合、専用アプリをインストールしたスマートフォンでシャッターを切ることができる。
シャッターボタンを押すと、10秒もかからず撮影が完了。
このままではただの静止画だが、専用のアプリに写真を取り込むと、不動産サイトに掲載されているような360度見渡せる画像が完成する。作成した画像はパソコンなどに保存できるほか、SNSで友人と共有することも可能だ。
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
画像をドラックすると、ぐるぐると見渡せる
想像していたよりもとても気軽に撮影できる全天球カメラ。あなたの家でも撮影してみてはいかがだろうか。
(松尾奈々絵/ノオト)