ブロッコリーの芯を捨てないで! ザーサイ風のお手軽一品を作ろう
サラダに、つけ合わせにと大活躍の緑黄色野菜、ブロッコリー。鮮やかな緑色のつぼみ部分をいただくのが普通だが、残された芯の部分はどうしているだろうか。
つぼみと一緒に茹でて食べてもいいのだが、大のブロッコリー好きでもなければ、ちょっと味気ないもの。だからといって捨ててしまうのも勿体ない。そこで今回は、ブロッコリーの芯の部分だけを使ったお手軽おかずを紹介する。
まずは、ブロッコリーのモコモコしたつぼみの部分を全部切り落として、芯だけにする。この丸裸になった芯を、5ミリほどの厚さにスライス。輪切りでも、斜め切りでもお好みでOK。皮が気になるなら、軽くピーラーで剥いてもいいだろう。
スライスした芯をタッパーに入れてふたをして、レンジ(600W)で約1分加熱。そこに醤油とラー油をそれぞれ小さじ1杯ずつ回しかけて和え、粗熱がとれたら完成だ。
通常のザーサイよりはちょっと塩分控えめの、ご飯にも合う中華風ピリ辛おかずができあがった! ポクポクとした歯ごたえでついつい箸が伸びてしまう一品。ゴマを振ると見た目も贅沢になる。歯ごたえを残したかったら、皮を剥かずに作るか、加熱時間を少し短くしてもいいだろう。
醤油だけではなく、餃子のタレとラー油で合えると、さらにザーサイに近い風味になる。辛味が苦手な人はゴマ油にしてもいい。
注意点がひとつ。この味付けがが気に入ったからといって、緑のつぼみの部分も一緒に和えるとどうなるかというと、実はこちらはうまくいかない。細かいつぼみの部分が調味料をたくさん吸って、味が濃くなりすぎてしまうのだ。まさしく、芯のためだけの調理法といえるだろう。
芯までおいしく食べられるブロッコリー、これからは捨てずに活用しよう。ちなみに、カリフラワーの芯も同じ調理法でおいしく食べられる。節約を心がけている人は、ぜひチャレンジしてみて。
(綾部綾+ノオト)