涙で心のデトックス! 泣いてストレス解消する「涙活」を体験

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見知らぬ人たちが集まり、泣ける映画や朗読を聞いて意識的に涙を流すイベント「涙活(るいかつ)」をご存じだろうか? 涙を流すことで心のデトックスをするのが目的らしいのだが……。

「涙活」参加者の目には涙がキラリ

「涙活」参加者の目には涙がキラリ

「一粒の涙で一週間分のストレスが解消できます。泣くことは、『笑い』や『睡眠』よりもストレス解消に効果があることが医学的にも証明されているんですよ」と話すのは、涙活を発案した離婚式プランナーの寺井広樹さん。現在、寺井さんは、泣ける映画や動画、音楽など毎回テーマを変えて月に1~2回、涙活を開催している。

というわけで、ストレスフリーを目指して涙活を体験してみることに!

この日会場に集まったのは約40名の男女。会場に一歩入るとすでに切ない曲がかかっており、もう泣いてしまいそう……。

泣くことがもたらす効果や、効果的な泣き方が書かれたプリントが配布される

泣くことがもたらす効果や、効果的な泣き方が書かれたプリントが配布される

人によって泣けるツボが違うので、いろいろなタイプの映画を紹介してくれる

人によって泣けるツボが違うので、いろいろなタイプの映画を紹介してくれる

感涙療法士の吉田英史さんによる「涙の授業」で涙について学んだ後は、涙のツボをセレクトしてくれるという涙ソムリエの嵯峨崇司さんがオススメの泣ける映画を紹介。

「涙に専門家なんているんだ~」なんて思いつつ、いよいよ本番の泣く時間がスタート。

泣語家の泣石家霊照(なかしやれいしょう)さん。終盤では泣語家自身が嗚咽して涙を誘うのが御作法

泣語家の泣石家霊照(なかしやれいしょう)さん。終盤では泣語家自身が嗚咽して涙を誘うのが御作法

いきなり不思議な服装した男性が登場。この方、なんと落語家ならぬ泣ける話をしてくれる泣語家(なくごか)! 「ロミオとジュリエット」を熱弁してくれたが、筆者は泣けず……。どうやら涙のツボが違ったらしい。

母子、父子、結婚式、動物、など、人によって違う泣くツボをおさえるため幅広いラインナップ

母子、父子、結婚式、動物、など、人によって違う泣くツボをおさえるため幅広いラインナップ

続いて、泣ける動画の上映。5~10分の泣ける動画が次々と流される。動画が始まってしばらく経つと、会場からは鼻をすする音が聞こえ、ハンカチで涙を抑える人の姿がチラホラ。そして気づいてしまったのだ……。誰よりも泣いていたのが、筆者自身であることを! 涙がとめどなく溢れ、ハンカチは涙と鼻水でグシャグシャに……。

上映後には共に涙を流した仲間として「涙友(るいとも)交流会」の時間が設けられる。名刺交換や動画について感想を言い合ったりして交流を深める。イベントが始まる前に比べ参加者の顔はスッキリしている。

参加者の中には泣けない人もいたが、その理由は「今回の話や動画がツボにあわなかった」もしくは「人前で泣くのはちょっと苦手」だという。前者はいろいろな動画や話を試して自分のツボを探し、後者は自宅でひとり涙活をしてみるといいだろう。

ちなみに、「目が腫れてしまうのが気になる」という人は心配ご無用。「目が腫れるのは、手やハンカチで目をおさえてしまうから。目の下で流れる涙をハンカチで受け止める、もしくはそのまま垂れ流してしまえば腫れませんよ」と寺井さん。

涙活を体験した当日、筆者はビックリするぐらい気持ちよく眠ることができた。週末に一気に涙を流せば、1週間分のストレスを解消できてしまう。あなたも涙活に参加して、定期的に心のデトックスをしてみては?

(田村里佳+ノオト)

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