ストレス解消、むくみとり、美肌etc.……目的別・全身浴の方法

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以前、「CHINTAI情報局」で紹介した「正しい半身浴の方法」。記事内ではお湯の量やどのくらい浸かればいいのかを伝授したほか、ダイエットなどの効果にも触れた。では、対する“全身浴”にも正しい入浴方法はあるのだろうか?

想像以上に体内の水分が奪われてしまう入浴。半身浴同様、全身浴でも水分補給は忘れずに!

想像以上に体内の水分が奪われてしまう入浴。半身浴同様、全身浴でも水分補給は忘れずに!

「そもそも全身浴とは、一般的には胸部から脇下あたりまで浸かる入浴法です。一番いいのは、40℃前後のお湯に“2回にわけて”浸かること。1度目は5分程度であがって髪を洗うなどして身体を休め、その後再び入浴(10分以上)してください」

と話すのは、「バブ」などの入浴剤で知られる大手メーカー「花王」のパーソナルヘルスケア研究所室長・工藤道誠さん。なんでも、この方法だと体温の急激な上昇をおさえられ、心臓への負担が少ないそうだ。また、上記以外にも「“目的”にあった入浴法がある」と工藤さん。以下に紹介していこう。

●ストレスを解消したい
40℃くらいのお湯に10分程度ゆっくり浸かること。「心臓の活発な動きを抑える」といった働きを持つ“副交感神経”が優位な状態になり、心身の鎮静が期待できる。

●安眠したい
比較的ぬるめな38〜40℃のお湯に10分以上浸かる。上記「ストレスを解消したい」以上に副交感神経に働きかけることができ、高いリラックス効果を得られる。

●脚のむくみをとって疲れを解消したい
40℃前後のお湯に10分以上浸かる。自分が浸かった時、浴槽が満タンになるくらい湯をためるのがポイント。浴槽底部の水圧が高まるため脚に効果的に圧を与えられ、むくみがとれやすくなる。

●筋肉の疲れをとりたい
42~43℃のお湯に5分程度浸かる。血圧や心臓に自信のある人は一度湯船からあがって、水もしくは浴槽の湯よりも少し熱めのシャワーを身体にかけてから再び浸かるのも◎。

●入浴後もひと仕事したい
42~43℃の熱めのお湯に5分程度浸かる。長湯はしないこと。心身の緊張を高める交感神経を刺激し、集中力をキープできる。

●美肌になりたい
肌が乾燥しにくいぬるめのお湯(40℃前後)に10分以上浸かる。肌がふやけるほど長時間はNG。また、“一番風呂”は塩素が多く肌への刺激が強いため避けるべし。

ちなみに、「美肌になりたい」の項目に記載した“一番風呂”。一人暮らしにはどうしても避けられないが……入浴剤を入れることで回避できるという。

「一般的な入浴剤には、塩素の刺激を軽減できる成分が入っているんです。美肌を目指す人に限らず、肌が弱い人は常に使用するといいでしょう。また、炭酸入浴剤は血管拡張作用があるので、血行を促進したいときに併用するのがオススメです」

普段は、最初に紹介した「2回に分けて入浴する方法」を取り入れて欲しいが、「一日中身体を動かして疲れた」「イライラして仕方がない!」といったときなどに、とっておきの方法として試すといいだろう。今日の夜からさっそく実践♪

(松本まゆげ+ノオト)

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