体に良いとされるスムージーだが、冷たいまま飲むと体を冷やしてしまうことも……。そこで、冬にピッタリのおいしく体を温めてくれるホットスムージーレシピを紹介しよう。
「加熱したら野菜や果物の栄養が減ってしまうのでは?」という心配はご無用! 栄養素によっては、加熱することによって効果がUPするものもあるのだ。スムージーとの相性がいい食材では、ニンジンやカボチャに含まれる「カロテン」、リンゴに含まれる「ペクチン」などが挙げられる。ということで、実際にこれらの食材を使ってホットスムージーを作ってみることに。
【材料(2~3杯分)】
・ニンジン…1本
・バナナ…1本
・牛乳…250ml
・蜂蜜…お好み
【作り方】
1.ニンジンとバナナを一口サイズにカットする
2.ニンジンと水大さじ1杯を耐熱容器に入れて、ラップ(またはフタ)をかけて電子レンジで2分加熱する
3.牛乳は電子レンジでひと肌程度に温める(鍋で温めてもOK)
4.すべての材料をミキサーにかけ、なめらかになったらコップに移せば完成だ!
ニンジンとバナナのやさしい甘さが楽しめて、スッキリした味わいながらもかなりの満足感。朝はもちろん、おやつにも良さそう。βカロテンと食物繊維が豊富に含まれているので、整腸作用と美肌効果が期待できる一品。
【材料(1杯分)】
・カボチャ…60グラム
・蜂蜜…小さじ1.5
・すりおろしショウガ(チューブでもOK)…小さじ1
・調整豆乳…100ml
【作り方】
1.カボチャは種とワタに除き、一口サイズにカット。耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジで1分加熱する。冷凍カボチャを使うと手間が省けて◎
2.すべての材料をミキサーにかける
3.なめらかになったらコップに移し、電子レンジで50秒加熱すればできあがり!
豆乳とカボチャの相性が抜群で、まるでスープのようなクリーミーな食感。カボチャはカロテンが豊富なので免疫力がUP。さらにビタミンEも含んでいるので冷え改善にも効果的。ショウガも入っているので、飲んだ後には体がポカポカに。
【材料(2~3杯分)】
・ミカン…1個
・リンゴ…1/2個
・レモン果汁…大さじ1
・蜂蜜…お好みで
・お湯…100ml
【作り方】
1.ミカンとリンゴは皮をむき、一口サイズにカットする
2.すべての材料をミキサーにかけ、食材がなめらかになったら完成だ。作っている間に冷めてしまったら、電子レンジにかけて温めよう。
果肉たっぷりでゴクゴクと飲めるスッキリとした飲み口。フルーツの栄養分は摂りたいけれど、そのまま食べると冷えのもとになってしまう……。しかし、これだと、栄養素も摂れて、体も温まり一石二鳥。ペクチンの整腸作用も高まるので、便秘で悩んでいる人は飲むべし!
ホットスムージーは飲みごたえがあるので、忙しい朝やおやつ、夜食などに便利なレシピ。この冬は、ホットスムージーを作って、おなかも心も暖かく健康的な毎日を過ごそう!
(田村里佳+ノオト)
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