芸術の秋をiPhoneで楽しもう! 無料のお絵かきアプリ使ってみた
「芸術の秋」到来! いっちょ絵でも描いてみようかと思ったものの、画材を買って本格的にじっくり取り組むほどの金銭的余裕も時間的余裕もないのが現実……。
そんな人にぜひオススメなのが、お絵かき専用アプリだ。スマホ一つあれば、電車の中でも、入浴しながらでも、ベッドに寝そべりながらでも、自由に絵を描くことができる。でも「スマホの小さい画面で絵なんて描けるの?」「そもそもどんな機能がついてるの?」など、気になることも多々ある。そこで、無料アプリから人気の高いアプリをピックアップし試してみた。
ibisPaint(アイビスペイント)
「絵を描く楽しさを共有したい」をコンセプトにした「ibisPaint」。最大の特徴は、イラストと同時に作画工程の動画を公開できること。線画から色塗り、細かな修正まですべての過程を見ることができるので、好きなイラストがどのように描かれているのか参考にできる。
まずは線画。iPhoneの小さい画面じゃ描きづらいと心配していたが、ズーム機能を駆使すればまったく気にならない。ブラシの線もその都度使いやすい太さに調節できるので、慣れれば細かいイラストも描けそうだ。
線画をベースに色塗り用の別レイヤーを追加できる。色塗りには選択機能とバケツ機能を使用。指でタップするだけで簡単に色を塗れる。
線画も選択機能で色を変えることが可能。今回はグレーを使って、柔らかい雰囲気に。チンタイガ-の出来上がり!
LINE Brush(ラインブラシ)
LINE公式連携アプリの「LINE Brush」。絵を描いたり、撮影した写真を加工したりして、LINEで送信することができる。ブラシパターンは、鉛筆や水彩、ボールペン、フェルトペンなど27種類から選ぶことができ、アナログで描くような質感が楽しめる。
機能がシンプルでわかりやすいので、お絵かきアプリ初心者にはとてもやさしい印象。豊富なブラシパターンで文字を描いたり、写真に落書きしたりするのも楽しそうだ。今回はオイルパステルパターンを使って、子どもの落書き風チンタイガ-を描いてみた。
描いたイラストをすぐLINEで友だちに送れるのもうれしいポイント。
いつでもどこでも気軽にイラストを描くことができるのが、お絵かきアプリの魅力。秋の夜長に、イラスト制作に夢中になるのもいいかも!
(阿部綾奈/ノオト)