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普段使いにチャレンジ! 魅惑のアンティーク食器入門

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人気の骨董市や雑貨屋などでも見かけるようになったアンティークの食器。自宅で使ってみたいけど、普通の食器と同じ扱いをしてしまって大丈夫なの?

現代食器にはない風合いやデザインもアンティーク食器の魅力

現代食器にはない風合いやデザインもアンティーク食器の魅力

およそ100年前というと明治、大正、新しくても昭和戦前頃。当時のファッションがモダンでオシャレだったように、食器の世界も今とは違うモダンなものが多く流通していたのだ。

「この時期の食器のデザインには今にはない、斬新なデザインのものが多いんです。それに、現代では見ることができないプリントのズレなどもあって楽しいんですよ」とアンティーク食器の魅力を語ってくれたのは、アンティーク和食器を取り扱う「PukuPuku」を営む古美術商の福重篤宜さん。

でも、いきなりアンティーク食器を日常の食卓に使うのは、どことなく不安だ……。家にある食器と同じように洗剤でガシガシと洗ったり、食洗機やレンジなどで使ったりしてもいいのだろうか?

「金彩等、上絵付けが入っているものでなければ、食洗機も電子レンジも問題ありませんよ。売りに出す前に、お店でもキッチンハイターですべて洗っていますし、衛生面も問題ありません。当時の一張羅の食器などは、100年前のものとはいえ、現代の安物の食器よりも丈夫なんですよ」

アンティークと聞くとちょっと高価なイメージがあるが、小皿なら1000円以下で購入することができるものもあります。100年くらい前の食器だと、骨董品の世界では中古扱いになり、安く流通しているのだとか。さらに、新品で同レベルのものを買うよりも、価格は断然お安い!

「たとえば、伊万里の食器でも、幕末に流行った山水という風景の図柄のものは、市場にたくさん出てきます。そうすると、江戸時代で無傷のなます皿が600円ほどだったり、30センチくらいのお皿でも1800円ほどだったりと安く買えるんですよ」

高級品の伊万里が、そんなお値段で買えるとは驚きだ。かなりお得感のあるアンティーク食器だが、購入する際の注意事項も教えてもらった。

「丈夫とはいえ、今のように精度は高くありません。購入前に傷やガタツキ具合はチェックした方がいいでしょう。また、買うなら専門で扱っているお店のほうが安心です」

いつもと同じ料理でも、ちょっとお皿を変えるだけでガラリと食卓は変わる。あなたも、お気に入りのアンティーク食器で食卓を彩ってみては?

(ミノシマタカコ+ノオト)

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