築年数や日当たり、駅近……「部屋選びで譲れない条件」は?

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一人暮らし経験者は、「物件を自分で探した」という人がほとんどだろう。これから生活を送る部屋、できる限り納得がいく物件を選びたいものだ。

家賃や居住エリアについては、部屋選びの大前提ともいえる部分なので、今回は焦点をあてず。それ以外のポイントを挙げてもらった

家賃や居住エリアについては、部屋選びの大前提ともいえる部分なので、今回は焦点をあてず。それ以外のポイントを挙げてもらった

では実際に、どのような条件のもと、物件を選んだのだろうか。周囲の男女に「部屋選びで絶対に譲れない条件」を聞いてみた。

「築年数5年以内のきれいな物件から選ぶようにしています。昔、広さに惹かれて築32年の木造アパートに住んでいたんですが、どんなにきれいにしていてもゴキブリや害虫がわいて、眠れない夜が続いたので……。今の部屋は狭いですけど、清潔感があって快適です」(27歳・男性・広告)

「1階の物件に住んでいた友人から『知らない男に部屋をのぞかれる』『洗濯物が満足に干せない』といった話を聞いて以来、『2階以上でオートロック』は欠かせない条件になっています。一応、女性ならなら防犯は第一にすべきかなと」(28歳・女性・美容)

「駅近かどうかですね。一度、駅から徒歩1分の物件に住んで以来、その便利さに慣れてしまって。それ以来、5分以上離れるのが怖いです。大げさな話、会社に遅刻したり、出不精になったりしそう」(30歳・男性・公務員)

「以前住んでいた部屋は横のマンションに日差しを遮られ、昼でも電気なしでは過ごせないほど暗かったんです。そのせいで精神的にもつらくなってしまい……。それからは日当たりを第一条件に選んでいます」(29歳・女性・販売)

「毎日湯船に浸かりたい私にとって、バストイレ別は絶対です。ホテルでも、あまりに狭いユニットバスにはかなりストレスを感じるので、それが毎日なんてあり得ない!」(30歳・女性・教員)

「どんなに狭くてボロボロでもいいから、エアコンだけはついていて欲しいです。東北出身なので、東京の夏は灼熱に感じるんですよ。クーラー無しで生き延びる自信ない」(31歳・男性・販売)

「映画やアニメが大好きなので、ケーブルテレビが元から付いている物件を選びます。それ以外の条件が良くても、CATV無しだと候補から弾きますね」(30歳・女性・建築)

今回の調査に限れば、「築年数」と「2階以上」がとくに多くの声を集め、ほかの意見を圧倒した。ちなみに築年数に関しては、「10年以内の物件なら、防犯や強度など、ほかの面もある程度良い条件を満たせる」と、大きな指針となる点も、支持者が多い理由のようだった。

みなさんの物件選びで譲れないポイントはなに?

(松本まゆげ+ノオト)

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