某ランドの耳、美少女フィギュア……買って後悔した雑貨は？

以前、CHINTAI情報局内で、「買って後悔した家具と家電」を紹介したが、今回は“雑貨編”。周囲の友人らに、「買って後悔した雑貨って？」を聞いてみた。

すると、前回をはるかに越える数の回答が集まった。家具や家電ほど高価でない分、財布の紐が緩んでしまうようだ。では、実際にはどんな雑貨に対して後悔しているのか？　具体的なエピソードを見ていこう。

「某テーマパークの“耳”とか名城の模型とか、旅行先でノリと勢いに任せて買った雑貨類は、すべてがタンスの肥やしになってます。年末に大掃除したとき、ハワイで買ったシャカシャカなる楽器が出てきたときは、思わず『なんだこれ！』とベッドに投げつけました」（28歳・女性・一人暮らし・サービス）

「USB扇風機は3日で使用を断念！　静音という謳い文句につられたものの、普通の扇風機よりも近い距離で使うのでやはり音が気になるんですよね。いっそのこと友人に譲ろうかとも思うのですが、使わなくなった理由を話すとみんなに『いらない』って言われます。当然かぁ」（29歳・男性・一人暮らし・メーカー）

「お気に入りの雑貨屋さんで買ったかわいいスリッパ。友だちの分もあわせて3足買ったんですけど、私の部屋狭いから、脱ぎ履きするのが面倒で履かなくなりました。それに、よく考えたら頻繁に遊びに来るような友だちなんてそうそう居ないなって……」（30歳・女性・一人暮らし・公務員）

「一人暮らしをはじめてすぐ、『一人でもクリスマスを楽しんでやる！』とミニツリーを購入。実家でやっていたように飾り付けをしてみたんですけど、虚しさが増しただけでした。今も押入れに眠っているのですが、見るたびに当時のことを思い出し胸が締め付けられます」（23歳・女性・一人暮らし・サービス）

「美少女フィギュアですね。同棲している彼女に、『飾るな』と言われてしまって、38体ものフィギュアが押入れにぎゅうぎゅう詰めになっています。飾ってやれないのがかわいそうで仕方ありません。こんなにつらい思いをするなら、いっそのこと集めなければよかった。ぶっちゃけ彼女と別れるのが最善策な気がします（笑）」（26歳・男性・二人暮らし・出版）

このほかにも、「プレイヤーとの相性が悪く、右側しか聴こえないおもちゃスピーカー」、「1カ月で挫折した10年日記帳」などさまざまな声が挙がった。

ちなみに、大半の人が「捨てるにも処分法がわからず困っている」と漏らすなか、上記エピソードの「旅行先で買った雑貨類はすべて後悔してる」と明かしてくれた女性は、すでに処分済とのこと。

ここまで苦労することになるとは、買ったときにはきっと予想していなかったことだろう。よく衝動買いをしてしまうみなさんは、ご注意を。

（松本まゆげ＋ノオト）