狭い部屋でも諦めないで! 工夫次第で楽しめるオーディオライフ

公開日:2014年3月6日

狭い部屋だからってオーディオを諦めるのは早い!

ワンルームでも本格的な音楽を楽しみたいけれど、「オーディオ=高い、大きい」というイメージがあるのではないか。しかし、最近では、小型でお手頃な価格のオーディオも続々登場しており、狭い部屋でもオーディオライフが実現可能なのだ。

オーディオなら、普段聞き逃していた細部のニュアンスまでクリアに聴くことができる。

オーディオなら、普段聞き逃していた細部のニュアンスまでクリアに聴くことができる。

「ワンルームや1Kの間取りでも工夫をすれば本格的なオーディオを楽しむことができます。コツは高さを最大限に活用することですね」

そう話すのは、「ザ・ステレオ屋」の黒江昌之さん。黒江さんが実際に試した方法を教えてもらった。

「通常のベッドをロフトベッドに変更すれば、ベッドの下にオーディオを置くスペースを作ることができます。ほかには、天井ギリギリの高さのメタルラックを導入して、あえて下から90cm程度まで段を設けずに、スピーカーの設置スペースを確保します。この時、大切にしてほしいことは、聴くときの耳の高さにスピーカーを置いてあげることですね。床や天井付近に設置すると、ちゃんとした音が楽しめません」(黒江さん)

とはいえ、大幅な模様替えが難しい人には、「デスクトップオーディオ」と呼ばれる机上、卓上サイズのオーディオがオススメとのこと。一般的なオーディオよりは聴き劣りするが、ミニコンポに比べたら非常に高音質な音楽環境を構築することができる。

「データ音源派の人は、パソコンをプレーヤー代わりにして、オーディオと接続します。CDプレーヤーの代わりにUSB DACというものを用いますが、安価なものであれば1~2万円、高くても5万円前後で購入できます。電源不要の小型サイズ、ミニコンポサイズと種類も豊富ですよ」(黒江さん)

これならiTunesライブラリやYoutubeなども気軽にオーディオで聞くことができる。携帯プレーヤーを直接接続することも可能だ。しかし、設置する上でどうしても気になるのが、ご近所との騒音トラブル。有効な対策はあるのだろうか。

「もっとも簡単な方法は隣のお宅に背を向けてオーディオを設置することですね。また。スピーカーと隣のお宅までの距離を充分に保つということが大事です」(黒江さん)

自宅でオーディオライフを楽しもう!

自宅でオーディオを楽しみたい人でこれから部屋探しという人は、上記のポイントを参考にすると良いだろう。引越しの予定がない人も、配置次第で楽しめるオーディオライフを実践してみては?

(ミノシマタカコ+ノオト)

<関連リンク>
▼ザ・ステレオ屋
http://www.digitalside.net/

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